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国務大臣(
片山虎之助君) 中部のこの会社は普通の株式会社ですよね。指定
法人になるのかどうか、指定
法人なんですけれども株式会社でしょう。関空の方は特殊会社ですね。
それで、これはPFIでやるということで中部国際空港の方の会社はできたわけですね。
政府がなるほど四〇%ですけれども、民間が五〇%。こういうことをやっていまして、
政府が出したものについては
政府に私は
説明責任があると思いますよ、
政府が支援している出資その他については。しかし、その残りは民間でやってもらうということで、これは株主のチェックを受けたらいいんです。あるいは商法の手続で
情報公開したらいいんで、そこのところは、紛らわしいものを全部抱え込めというのもどうかなと思いますが、指定
法人については、先ほども言いましたように全般の今研究をしていますから、そういう中で指定
法人については結論を出していきたいと。
関空は、
委員、空港建設は公的なんですよ。だから、空港建設だけは
情報公開の
対象にせにゃいかぬと。残りについては民間的なんで、今もしょっちゅう言うでしょう、空港建設は上と下を分けろとか。下は公で、建設は。上の
運営は民間と一緒と、こういうことなものですから、関空についても、公のものはこれは
情報公開の
対象に特に特殊会社であるにかかわらずしたわけで、それで、
運営についてはあれしてもらったらいいと思いますよ、これは民間と同じように。
そこで、今のホテルや駐車場ですか、その損益がはっきりしていないというのはこれはいけません。これは
会計検査院が恐らく
指摘するので直すと思いますけれども、ただ、
会計検査院がやっているものを、おまえ何で
情報公開しないんだと言われても、国はいろんな民間に対しても補助や出資や融資をしているんで、それは
会計検査院の仕事でやってもらうんですよ。出したからといって全部
情報公開じゃないんです。そこは一定の
情報公開としては基準を持ってやっていくと、こういうことでございまして、大分答弁いろいろ言いましたけれども、そういうことでございますので、御理解を賜りたいと思います。