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西村分科員 お時間をいただいてありがとうございます。
さて次に、文部
大臣に。
中国の教科書は
日本のことをめちゃくちゃ教えておる。こんな残酷なことをしたんだ、そしてそれを血をかぶりながら打ち負かした中国共産党政権はまさに輝ける政権なんだということを六歳の子供から教え続けておるんですね。これは質問じゃないです、通告していませんから。こういうふうなことを六歳のときから教えられた人間が、
日本に大量に来ている。
日本人に対しては、こういう残酷なことを自国の中国にした人民に対しては、何をしてもいいんだ、これが案外、不法入国者を含めて、
日本で中国人犯罪の増加を来している精神的前提にあるのではないかなというふうに私は思っております。
したがって、
我が国の治安維持の問題に関してもゆゆしき問題である。隣国は
我が国の歴史教科書に対してとやかく言っております。しかし、その隣国は
我が国のことを、みずからの歴史教科書によって、残虐非道な民族であるということをいまだに教え続けておる。
我が国の治安維持の観点からも重大な関心を持っていただきたいと存じます。
さて、先日の
法務委員会で行いましたJR東
日本に対する過激派の浸透の問題を、もう少し発展せしめて質問させていただきます。
警備局長の答弁では、JR総連、JR東労組における革マル派組織の実態について解明を進めてきたところである、これまでのこうした警察活動を通じて、警察としては、JR総連、JR東労組に対し革マル派が相当浸透しているというふうに見ているところである、そして、これからも極左暴力集団の調査監視を、アジトの摘発を進めるのだというふうに答弁されております。
この事実を受けて御質問させていただきます。
革マル派は非常に盗聴技術にたけた集団でございまして、練馬アジトの捜索では、警視庁、警視総監及び警察庁長官宅の盗聴も可能であったことがわかっております。
革マルが怖いというふうに言われております。みんな口に出しませんが、運輸行政に携わった人、JR東
日本の
会社幹部等々は、革マルが怖いんだと思っておる。事実、だれもが、完全民営化に向けた過程の中で、この質問をしない。この質問をするという私のところにも、家族及び事務所は、革マルがそういう集団だから気をつけるように指示された方がいいという、本当にその筋からのアドバイスがある。こういう中で
会社側に何が起こっておるか。こういうことが起こっておるのです。
JR東
日本の
会社幹部は、官僚主義と身の保身から、JR東労組をよい組合だと言って褒め上げ、東労組もストやスキャンダルをちらつかせながら恫喝するという、いびつな労使
関係になってきております。そして、この東労組の革マル派が浸透しているということに危機感を感じたJRの勤労者が別の組合をつくろうとする、当然それは正常な感覚で正常な動きですが、それを
会社が妨害しておるんですね。
一九九三年十二月十二日、これは、その東労組の組織運営に反発して新しい組合を、東新労組を結成しようとした。このときに、結成の前後に本部役員候補者等を
中心として、突然転勤や出向命令を発しておるわけです。そして、結成大会はJRと
関係ない公共施設で行ったにもかかわらず、勤務中の
会社社員四、五十名を動員して結成大会参加者をチェックしている。そして結成大会の直前に、本部三役に予定されていた四人のうち三人を突然遠隔地へ転勤または出向させたわけですね。
また、JRグリーンユニオンというのが結成されていますけれ
ども、一九九五年夏以降の問題ですが、現場管理者を総動員して
徹底的な新組合結成妨害工作を行っている。そして、人事部長名で、「当社は健全かつ安定した労使
関係を確立するため真剣な
努力を重ねてきただけに、今回の事態は極めて遺憾である」、こういう談話を発表している。明らかに労働組合の結成、そして労使
関係を正常化しようという社員の動き、これは
会社が関与すべきことではない。そして、その役員を出向、転向せしめて、
会社は組合組織結成をつぶそうというふうなことは不当労働行為なんだ。
副
大臣の地元の新潟なんかでJRグリーンユニオンが起こっていますけれ
ども。それでこのJRグリーンユニオン、新組合新潟地本の組織人員は、結成時八百二十七名、
会社ぐるみのすさまじい脱退勧告によって二百九名まで激減させられておる。しかし、彼らは労使
関係の正常化のために頑張っております。
法務大臣に、限られた時間ですから、所感をお聞きするわけでございますが、公共輸送機関の中に警備局長が確認されたような過激派が浸透して、それが怖い、
会社幹部も身の保身から、正常化しようとする動きを過激派とともにとめるような動きをしておる。しかし、JRの良識ある諸君らは、それをはねのけて、正常な組合活動をしようと
努力している。
この
会社の動き、そして東労組の動き、これを治安維持の観点から、放置しておれば将来に重大な禍根を残すという
意味で私はお聞きするのですが、前の御質問といささか違いますのは、治安維持の観点から、JR東
日本の
会社というもの、どういう行動をしておるのかということについてしっかり確認しなければ私は将来に禍根を残すと思いますが、
大臣の御所見をお
伺いしたいと思います。