○
塩崎議員 ホームページを見ていただいてありがとうございます。
まず、今回のこの
法律改正について、なぜ
議員立法なんだ、こういうお尋ねでございますが、もともとこれは
再生法そのものが
議員立法でございました。そして今回、
緊急経済対策等々で
議員が
中心になって
提案をした
買い取りの
延長ということでございましたので、これを
議員立法で改正をする、こういうことだと思っております。
それから、二番目でありますが、三月三十一日で切れちゃったじゃないか、おっしゃるとおりであります。
再生法自体は何も切れているわけではございませんが、では、なぜそのまますぐに日切れ
処理で
延長しなかったのかということでございます。正直言って、私は、
個人的にはそのまま延ばしてもらいたいなというふうに思っておりましたが、
緊急経済対策は、
議論がずっと続いていく中で、四月になってから決まったものでございました。
そういうことで、この
処理については一たん切れてしまったわけでありますけれ
ども、改めてこれを通していただければ、公布即施行ということで、そこから
平成十六年の三月三十一日までこの
買い取りの申し込みをできるようにするということにさせていただいたということでございます。
ただ一方で、どうも半期に一遍銀行が申し出てきて買ってきたというのがあるらしいんですね。だからゆっくりしていていいんだという話も伝わってくるんですが、私はそれはちょっとおかしいな、
不良債権は本来できたらすぐに売っ払うというのがサウンドバンキングの原点だろうと思っております。
それから、この
緊急経済対策についての
考え方でありますが、私は
政府の立場ではございませんが、基本的に、
小泉総理もおっしゃったように、いいものはとる、そして必要なものは足していくんだ、こういうお話がありました。私は、いささか哲学の面においてパワー不足であったなということを
個人的に思ったからこそホームページにいろいろ書いたわけでございますし、物によっては非常に批判的なものもございます。ですから、私が批判的なものはなるべくやめていただいて、そして新たに加えるべきものを加えていって、ワンパッケージでやはり
日本の経済を元気にしていくという政策にしていかなければならないのかなというふうに思っております。
それから、四点目は
買い取りのあり方でありますけれ
ども、先ほど申し上げましたように、私
ども自民党の中でも、RCCの位置づけというものをどうするんだということが大変今
議論になっております。そして、RCCの中でも、今までのようなやり方でいいのかということもこれあり、非常にクローズドな、何をやっているかよくわからないところがたくさんあって、
金融機関、銀行としての資格がありながら、例えばDIPファイナンスみたいなものもやっているふうもないということであって、やはり今後、買い取る
債権の対象も含めて、大きな役割を考えていかなければいけないんじゃないだろうか。当時、九八年、我々が
議論したときに、
平成復興銀行にしようという案も実はありました。
そのぐらい私
ども、考えてみれば、これは一〇〇%預保がお金を出している、出資している会社でありますから、言ってみれば一〇〇%
国民が株主の、言ってみれば政策の手段だ。それをどう有効に使いながら
日本経済を元気にしていくのかということを考えていくべき。その中に、どういう
債権をどういう買い方をし、そしてどういう回収並びに処分の仕方をするのかということを
議論していかなければいけないんじゃないかな、こう思っております。