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松崎委員 どうも通告がうまくいっていなかったようでございまして、これ以上やってもしようがないと思います。
ただ、その辺の、
組合に入っていないところ、
組合員であってもこれだけまだまだ野放しのままですから、
法律を厳しくしたところで、なかなか
チェックできないですね、
自動販売機では。
チェックする機構も入った新しい機械も出てきたそうでありますけれ
ども、その辺の
指導も含めて、特に
組合に入っていない
自販機、これはしっかりと
チェックをしていただきたい、そのように思います。
さて、少し厳しい
発言になるかもしれませんけれ
ども、今回なぜこんなに急に出てきたのかな、それから
罰金が急に金額が多くなったなということで、ちょっとある意味では
唐突感というか、
少年法じゃありませんけれ
ども、罰さえ重くすればいいということでもないとは思っておりますが、どうも
科料から
罰金にした
理由が、いろいろ調べてみますと、
規制緩和の最近の動き、お酒の
組合の皆さんが自民党さんに対して、
与党に対して、本来は
許可基準の
距離制限ですね、お酒屋さんの
距離制限。これが十二年の三月の
閣議決定では、二回目の
規制緩和の
推進三カ年計画ですか、その中にはっきり入っているんですね、十二年の九月一日をもって廃止すると。これが
衆議院選挙に負けた
理由かどうかわかりませんけれ
ども、八月の
政府・
与党と
販売業者さんのいろいろな話し合いの中で、それを延ばしてくれということになって、八月の三十日の
閣議決定で、九月一日から来年の一月一日まで延ばしてきた。
こういう
背景もありまして、これが実は、
規制を強めよという、
規制緩和に伴って
条件がつけられたのかなというふうに私
どもは思っておりまして、それが
罰則にしないといけないということで、こちらの、我々今
審議している
法律まで
罰則に変えた。これは、
規制緩和という視点からかなり厳しい見方でしてみますと、そういう側面も出てきたということで、お酒のあるいは
たばこの
子供たちに対する
罰則を強めるということは
社会的にも当然必要だということはわかっておりますけれ
ども、どうもその出てきた
部分がかなり不純な
部分もあるように私には感じられてしようがないのですね。
ですから、この辺がどうも、本来
橋本内閣のときに始まった
規制緩和の
取り組みが、こうやってもし骨抜きになるような結果に、
子供たちの安全というか、
子供たちを守るためにという名目でうまく——これを考えた人、大変な能力のある
方々だなということをつくづく感じるわけでありますけれ
ども、そういう
背景があるということを私は非常に重要にしなければならないと思います。
質問というのは、今私言ってしまいましたけれ
ども、
総務庁、お見えになってございますけれ
ども、今言ったようなことで、私の推測、これは本当に、一月一日まで
距離制限を延ばしたというのはそういう
理由もあるのではないかというふうに、
組合の力ですね、そんなことがあるんじゃないか。それに対する
答弁。
と同時に、これまた続さんは、もう
規制緩和は延ばさない、これ以上
規制緩和推進を
一つも後退させませんと言っておりますけれ
ども、来年の一月一日から
実施をするというのもどうも危ないといううわさを聞いております。
参議院選挙があるからかどうかはわかりません。その辺、
総務庁の
規制緩和の、今後、きっかりとうたわれている
規制緩和を一歩たりとも後退させないのかどうか、その二つ、ちょっとお答えをお願いしておきます。