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2000-11-30 第150回国会 衆議院 議院運営委員会図書館運営小委員会 第1号 公式Web版

  1. 会議録情報

    本小委員会平成十二年九月二十一日(木曜日)委員会において、設置することに決した。 九月二十一日  本小委員委員長指名で、次のとおり選任された。       小此木八郎君    小渕 優子君       林  幹雄君    茂木 敏充君       伊藤 忠治君    手塚 仁雄君       山花 郁夫君    高木 陽介君       工藤堅太郎君 九月二十一日  伊藤忠治君が委員長指名で、小委員長に選任された。 平成十二年十一月三十日(木曜日)     午前十時三十分開議  出席小委員    小委員長 伊藤 忠治君       小此木八郎君    小渕 優子君       林  幹雄君    森  英介君       手塚 仁雄君    山花 郁夫君       高木 陽介君    工藤堅太郎君     …………………………………    議院運営委員       児玉 健次君    議院運営委員       宇田川芳雄君    国立国会図書館長     戸張 正雄君     ————————————— 十一月三十日  小委員手塚仁雄君十月十日委員辞任につき、その補欠として手塚仁雄君が委員長指名で小委員に選任された。 同日  小委員山花郁夫君十月十二日委員辞任につき、その補欠として山花郁夫君が委員長指名で小委員に選任された。 同日  小委員工藤堅太郎君十月十三日委員辞任につき、その補欠として工藤堅太郎君が委員長指名で小委員に選任された。 同日  小委員高木陽介君十月二十日委員辞任につき、その補欠として高木陽介君が委員長指名で小委員に選任された。 同日  小委員林幹雄君十月二十五日委員辞任につき、その補欠として林幹雄君が委員長指名で小委員に選任された。 同日  小委員小此木八郎君同月二十一日委員辞任につき、その補欠として小此木八郎君が委員長指名で小委員に選任された。 同日  小委員茂木敏充君同日小委員辞任につき、その補欠として森英介君が委員長指名で小委員に選任された。 同日  小委員森英介君同日小委員辞任につき、その補欠として茂木敏充君が委員長指名で小委員に選任された。     ————————————— 本日の会議に付した案件  国立国会図書館職員倫理規程制定の件  国立国会図書館関西館(仮称)開館後の国立国会図書館の全体像に関する件     午前十時三十分開議      ————◇—————
  2. 伊藤忠治

    伊藤委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。  本日は、国立国会図書館職員倫理規程制定の件について御協議をお願いしたいと存じます。  まず、戸張図書館長の説明を求めます。
  3. 戸張正雄

    戸張国立国会図書館長 国立国会図書館職員倫理規程案について御説明いたします。  これは、国立国会図書館職員職務の公正さに対する国民の疑惑や不信を招くような行為の防止を図るため、職員が遵守すべき職務上の倫理原則及び事業者等からの贈与等報告義務その他の報告義務を規定するとともに、職務上の倫理の保持に関する事項についての調査審議等を行うための職員倫理審査会国立国会図書館に置こうとするものであります。  なお、この規程は、平成十三年一月一日から施行することといたしております。  以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。     —————————————  国立国会図書館職員倫理規程案     〔本号末尾掲載〕     —————————————
  4. 伊藤忠治

    伊藤委員長 これより懇談に入ります。     〔午前十時三十一分懇談に入る〕     〔午前十時三十二分懇談を終わる〕
  5. 伊藤忠治

    伊藤委員長 これにて懇談を閉じます。  それでは、国立国会図書館職員倫理規程制定の件につきましては、お手元に配付の案を小委員会の案と決定するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  6. 伊藤忠治

    伊藤委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。  なお、本日の議院運営委員会において、以上の審査の経過並びに結果を私から御報告いたしますので、御了承願います。     —————————————
  7. 伊藤忠治

    伊藤委員長 次に、国立国会図書館関西館開館後の国立国会図書館の全体像について戸張図書館長より発言を求められておりますので、これを許します。戸張図書館長
  8. 戸張正雄

    戸張国立国会図書館長 この機会に報告をさせていただきます。  現在建設中の関西館は再来年十月に開館予定であり、再来年五月には国際子ども図書館全面開館する予定でありますので、再来年の秋以降、国立国会図書館は、東京本館とこれら二館をあわせて、三館で構成されることになります。  以下、この新しい国立国会図書館利用する方から見た全体像をお示しいたしたいと存じます。  まず、図書館資料の配置について御説明いたします。  関西館の完成に伴い、東京本館から相当量図書館資料を移転させますが、国会対応能力及び利用頻度利用形態を考慮して、お手元資料の表のとおりにいたしました。  なお、国際子ども図書館には児童書及び児童書関連資料を配置いたします。  東京本館について現状と大きく変わる点は、関西館の欄の米印のついている四種類の約三百万冊を東京本館から関西館に移し、これを補うために、新たに科学技術系電子出版物を購入して配置する点であります。これ以外は現状どおりであります。  関西館には、米印のもののほか、既に当館が二部所有するもののうち一部を移転させるか、新たに購入することによって表のとおり配置いたします。アジア諸言語資料は、関西館のためにそろえるものであります。  なお、必要に応じて、東京本館関西館の間で書物の内容の送信あるいは書物そのものの送付という方法も考えております。  次に、図書館資料利用方法について御説明いたします。  最初に、インターネットによる利用ですが、三ページの「国会」のところをごらんください。現在、議員会館では「調査の窓」と「国立国会図書館ホームページ」の両方が見られますが、主なものをお示しいたしました。  この中で特に重要なものは、国会会議録国立国会図書館蔵書目録でありますが、今後、これらの拡充を図るとともに雑誌記事索引を加え、これら目録ないし索引から複写の申し込みができるようにいたします。加うるに、明治期に刊行された図書約十七万冊の原文を提供することといたします。  次に、各図書館における利用です。  東京本館の場合、国会議員及び国会関係者については従来どおりであり、一般利用者についても、基本的には変わりませんが、登録制を採用し、入館と資料請求の手続を簡素化いたします。また、専門資料室を再編して使いやすくすると同時に、関連するインターネット利用を可能にいたします。  関西館の場合、同じく登録制を採用するほか、三百五十席の総合参考閲覧室を設け、十五万冊の参考図書を自由に使えるように配置いたします。また、パソコンを各席に配置し、資料請求インターネットの活用に供することにいたします。  国際子ども図書館につきましては、全面開館後は、面積が現在の約三倍になりますので、資料室研究者のためのコーナーを設けたり、読み聞かせのためのおはなし室電子出版物利用コーナーを設けるなど利用の拡大を図ってまいります。  以上のような構想のもとに、もろもろの準備を進めておりますことを御報告いたします。  以上でございます。よろしくお願いいたします。     —————————————  新しい国立国会図書館について     〔本号末尾掲載〕     —————————————
  9. 伊藤忠治

    伊藤委員長 これより懇談に入ります。     〔午前十時三十四分懇談に入る〕     〔午前十時三十五分懇談を終わる〕
  10. 伊藤忠治

    伊藤委員長 これにて懇談を閉じます。  本日は、これにて散会いたします。     午前十時三十六分散会