○岩本荘太君 参議院の会の岩本でございます。
私も、
小渕総理の一日も早い御快癒と、それから二階
大臣のこれからの御健康に十分御留意をしていただきたいと思う次第でございます。
質問の
中身としては、やはり
日本国民のためということでございますが、
質問の仕方としては余りストレスを高じさせないようなつもりで
質問させていただきたいと思うんです。
先ほ
どもお話ございましたが、この
法律そのものは、これからいろいろ
環境問題も大変
対応が大事になってまいりますし、そういう面で
法律そのものについては異存はないんですが、やはりこういう
法律の
議論となりますと、先ほど
釜本先生が大変御親切に御
質問していただきました
ナホトカ号の
事故、私、地元でございましたのでそれを思い出す次第でございまして、この機会をおかりしてその点についてちょっと
お話を伺いたいなというふうに感じておるわけでございます。
条文をざっと読みますと、要するに、海上の
汚染防止のために予防的な措置、あるいは
被害をできるだけ少なくするためにどうしたらいいかというようなことで、責務を国際間で決めて、それを各国内で
法律にしてやるということだろうと思うんです。
それはそういうことになろうと思うんですが、やはりこれだけ今国際化の時代といいますか、
海洋でございますから海を連ねてほかの国と接触しているわけでございますので、そういう
意味でほかの国の動向というのがもろに
我が国にも影響してくるというようなものがございます。まさに
ナホトカ号もそういう影響の
一つだろうと思うんです。
法律でこのようにチェック機能を各国決められるのは結構なんですけれ
ども、国際間でどういう
情報の交換があるのか。余り
世界的にという大きな場ですと問題が絞れませんので、端的に言って
日本海につきまして、例えば
重油を積んだ船あるいは化学物質を積んだ船というのが、この
法律によって各国恐らく船を決めて、それで規定というか縛っているんだろうと思うんですけれ
ども、そういうような各国の
情報といいますか、各国がどういう現状にあるか、
日本海をどこの国の船がどのぐらい通っているのか、そういうことをチェックする機能というのはあるんでしょうか。その辺ちょっとお伺いいたします。