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2000-03-28 第147回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号 公式Web版

  1. 会議録情報

    平成十二年三月二十八日(火曜日)     午後零時十三分開議  出席委員    委員長 松岡 利勝君    理事 金田 英行君 理事 岸本 光造君    理事 松下 忠洋君 理事 宮本 一三君    理事 小平 忠正君 理事 鉢呂 吉雄君    理事 宮地 正介君 理事 一川 保夫君       赤城 徳彦君    麻生 太郎君       稲葉 大和君    河井 克行君       木部 佳昭君    木村 太郎君       北村 直人君    熊谷 市雄君       栗原 博久君    坂本 剛二君       塩谷  立君    園田 修光君       野呂田芳成君    藤本 孝雄君       二田 孝治君    矢上 雅義君       谷津 義男君    吉川 貴盛君       安住  淳君    石橋 大吉君       大石 正光君    木幡 弘道君       佐藤謙一郎君    漆原 良夫君       若松 謙維君    佐々木洋平君       菅原喜重郎君    中林よし子君       藤田 スミ君    菊地  董君     …………………………………    農林水産大臣       玉沢徳一郎君    農林水産政務次官     谷津 義男君    農林水産委員会専門員   外山 文雄君     ————————————— 委員の異動 三月二十八日  辞任         補欠選任   今村 雅弘君     吉川 貴盛君   御法川英文君     坂本 剛二君   長内 順一君     若松 謙維君 同日  辞任         補欠選任   坂本 剛二君     御法川英文君   吉川 貴盛君     今村 雅弘君   若松 謙維君     長内 順一君     ————————————— 本日の会議に付した案件  農林漁業団体職員共済組合法等の一部を改正する法律案(第百四十五回国会閣法第一二三号)(参議院送付)     午後零時十三分開議      ————◇—————
  2. 松岡利勝

    松岡委員長 これより会議を開きます。  この際、玉沢農林水産大臣より発言を求められておりますので、これを許します。農林水産大臣玉沢徳一郎君。
  3. 玉沢徳一郎

    玉沢国務大臣 昨日夜、北海道農政部出向中の農林水産省のキャリア職員収賄容疑で逮捕されたことにつきましては、公務員の倫理が厳しく問われている中で、まことに遺憾であり、残念に思っておるところであります。このことにより、国民の皆様に不信を招いたことを大変申しわけなく思っており、心からおわびを申し上げます。  本件は、現在、捜査当局の手にゆだねられておりますので、その推移を見守り、捜査の結果が明らかになった段階におきまして、処分すべきは処分し、改善すべきところは改善をするなど、厳正に対処してまいりたいと考えておるところでございます。      ————◇—————
  4. 松岡利勝

    松岡委員長 第百四十五回国会内閣提出参議院送付農林漁業団体職員共済組合法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案は、前国会におきまして原案のとおり可決の上参議院に送付いたしましたが、参議院において継続審査に付され、今国会におきまして本案審査が越年したことに伴い、法律番号に係る暦年について、「平成十一年」を「平成十二年」に改める所要の修正を行って本院に送付されたものであります。  したがいまして、本案趣旨につきましては十分御承知のことと存じます。この際、趣旨の説明は省略いたしたいと存じますので、そのように御了承願います。     —————————————  農林漁業団体職員共済組合法等の一部を改正す  る法律案     〔本号末尾掲載〕     —————————————
  5. 松岡利勝

    松岡委員長 これより質疑に入るのでありますが、理事会協議によりこれを省略し、直ちに討論に入ります。  討論の申し出がありますので、これを許します。藤田スミ君。
  6. 藤田スミ

    藤田(ス)委員 私は、日本共産党を代表して、農林漁業団体職員共済組合法等の一部改正案反対討論を行います。  まず私は、本委員会に送付された本法案に対し、野党三党がそろって要求した審議を拒み、採決を急ぐことに強く抗議をいたします。  改正案は、退職共済年金を五%引き下げ、さらに賃金スライドを凍結し、その上、六十五歳への支給開始年齢の繰り延べであります。  参議院審議の中でも、現在三十五歳の夫婦が生涯で受け取る年金額が一千百万円も減らされるという農水省の試算が明らかにされました。まさに、組合員の生涯設計を根底から揺るがすものであります。  また、職場の現状は、六十歳定年制でさえ選択定年制の導入などで骨抜きにされ、農水省も推進する農協組織の統合、合併などが組合員の減少、臨時、パート化を一層促進させています。  これが、農林年金厚生年金と将来的に統合して活路を見出さざるを得ないところにまで追い込んだ最大の原因であり、その背景に日本の農業を衰退させた農政責任があることは明らかであります。  最後に、公的年金制度を守るため、早急に政府の責任基礎年金への国庫負担率を二分の一まで引き上げることが不可欠であることを重ねて指摘し、反対討論を終わります。
  7. 松岡利勝

    松岡委員長 これにて本案に対する討論は終局いたしました。     —————————————
  8. 松岡利勝

    松岡委員長 これより採決に入ります。  本案賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立
  9. 松岡利勝

    松岡委員長 起立多数。よって、本案原案のとおり可決すべきものと決しました。  お諮りいたします。  ただいま議決いたしました法律案委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  10. 松岡利勝

    松岡委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————     〔報告書は附録に掲載〕     —————————————
  11. 松岡利勝

    松岡委員長 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時十七分散会