○中村(鋭)
委員 もうこれ以上私は申し上げませんけれども、不適切とおっしゃる、いやしくも
環境庁長官が国権の最高機関である
国会議員の
発言に関して、不適切である。それはひいては、今回西村防衛政務次官がやめたということについて、もっともだ、やめてしかるべきだ、こういうことに
長官がコミットをされたということになるわけでございまして、今
長官自身が、西村次官について知るところは甚だ少ないとおっしゃいましたね。であれば、私は、そのような
発言は、やはりむしろ
長官の
発言自体が不適切であった、このように言うべきである、こう思うんですね。
ちょっと時間をいただきまして、ごくごく簡略に申し上げますが、まず、西村政務次官は更迭をされたのではありません。西村政務次官は、今回、このようなことが
報道され、このことが問題になることによって、国の危機管理、防衛について最も先頭に立って責任を負うべき防衛庁がマスコミ等に占拠をされて、そのために防衛の事務が停滞をすることについて申しわけないから、だから私は
辞任を申し出た、こう言っているわけでありまして、核の問題等について西村次官は自分でやめると言ったわけではないのであります。
しかも、これは現在マスコミ等々でも、非常に多くの評論家ですとかあるいは政治学者、また一般国民も、核の問題について、核の傘があるとするならば、日本はアメリカによって守られているならば、
我が国においてもそのことについて
議論をしてもいいんじゃないかというのが根本でありますから、そのことを不適切であったという表現は私は当たらないと思います。
週刊プレイボーイという誌上におきまして
言葉の選択が間違っていたのであれば……(
発言する者あり)ちょっと待ってください。
言葉の選択が間違っていたのであれば、それはそのことについておたしなめになるのは結構でございますけれども、全人格について、しかもその
発言の内容について、不適切であった、しかも小林
委員の場合は、伺っておりますと、他の代議士の言を引用なさいまして、こういう人間がバッジをつけているのはどうだとか、やめてしかるべきだ、そんなことは顧みて他を言うことでありまして、自分の
意見を申し上げてもらいたかったし、その点につきましては、やはり
長官も次官もしっかりと
認識をしておいていただきたいと思います。
とにかく、今回、この
委員会において小林
委員がなさった
発言につきましては、私は非常に残念であり、不適切そのものであったということを
指摘し、それを議事録にしっかりととどめていただきたいし、
委員長におかれても、
環境庁長官におかれても、かような
発言をなさるときにはしっかりと
委員会の指揮をする、また、
発言の内容を御自分でしっかり吟味してから
発言をしていただきたかったということを申し上げておきたいと思います。
河野さんも早くとおっしゃいますので、もう
質問に入りますが、これは、私は言っておかないかぬのだ、あなたが幾らおっしゃっても。
三番瀬の
埋め立てでありますが、
柳本次官は
現地視察されております。きょうも、これまで
委員が何人か聞かれておりますけれども、次官はどういう感想をお持ちになりましたか、
現地に行かれて。