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1999-03-10 第145回国会 参議院 本会議 第7号
公式Web版
会議録情報
0
平成
十一年三月十日(水曜日) 午後零時一分
開議
━━━━━━━━━━━━━
○
議事日程
第七号
平成
十一年三月十日 正午
開議
第一
常任委員長
の
選挙
第二
ものづくり基盤技術振興基本法案
(
経済
・
産業委員長提出
) 第三
特定融資枠契約
に関する
法律案
(
塩崎恭
久君外六名
発議
)
━━━━━━━━━━━━━
○本日の
会議
に付した案件
議事日程
のとおり ─────・─────
斎藤十朗
1
○
議長
(
斎藤十朗
君) これより
会議
を開きます。
日程
第一
常任委員長
の
選挙
これより欠員中の
国土
・
環境委員長
の
選挙
を行います。 つきましては、
国土
・
環境委員長
の
選挙
は、その手続を省略し、
議長
において指名することに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
斎藤十朗
2
○
議長
(
斎藤十朗
君) 御
異議
ないと認めます。 よって、
議長
は、
国土
・
環境委員長
に
松谷蒼一郎
君を指名いたします。 〔
拍手
〕 ─────・─────
斎藤十朗
3
○
議長
(
斎藤十朗
君)
日程
第二
ものづくり基盤技術振興基本法案
(
経済
・
産業委員長提出
)を
議題
といたします。 まず、
提出者
の
趣旨説明
を求めます。
経済
・
産業委員長須藤良太郎
君。 ───────────── 〔
議案
は
本号末尾
に
掲載
〕 ───────────── 〔
須藤良太郎
君
登壇
、
拍手
〕
須藤良太郎
4
○
須藤良太郎
君 ただいま
議題
となりました
ものづくり基盤技術振興基本法案
につきまして、
経済
・
産業委員会
を代表して、その
提案
の
理由
及び
内容
の
概要
を御説明申し上げます。
ものづくり
という言葉で象徴される
製造基盤技術
及びその担い手である
労働者
は、国の
存立基盤
にかかわる重要な
経済
的、
社会的役割
を果たしておりますが、近時、
経済
の多様かつ構造的な変化による
影響
を受け、
製造業
の衰退が懸念されるとともに、
ものづくり基盤技術
の継承が困難になりつつあります。 こうした背景から、
ものづくり基盤技術
の
振興
に関する
施策
を総合的かつ計画的に推進するため、本
法律案
を
提案
した次第であります。 次に、本
法律案
の
内容
を御説明申し上げます。 本
法律案
は、第一に、前文で、
ものづくり基盤技術
が
国民経済
において今後とも重要な
役割
を果たしていく旨を宣言するとともに、
ものづくり基盤技術
に関する能力を尊重する
社会的機運
の醸成、
ものづくり基盤技術
の積極的な
振興等
を
法律運用
の
基本理念
として示しております。 第二に、
ものづくり基盤技術
とは、
工業製品
の設計、
製造
または修理に係る
技術
のうち
汎用性
を有し、
製造業
の発展を支えるものとしております。また、
ものづくり基盤技術振興
のため、
ものづくり事業者
、
ものづくり労働者等
に対し、
研究開発
の
振興
、
産業集積
の促進、雇用の
確保等
、必要な
施策
を講ずることとしております。 第三に、政府は、
ものづくり基盤技術
の
振興
に関する
施策
の総合的かつ
計画的推進
を図るため、
ものづくり基盤技術基本計画
を策定しなければならないこととしております。 以上が本
法律案
の
提案
の
理由
及び
内容
の
概要
であります。 何とぞ、慎重御審議の上、速やかに御賛同くださいますようお願い申し上げます。(
拍手
) ─────────────
斎藤十朗
5
○
議長
(
斎藤十朗
君) これより
採決
をいたします。
本案
の
賛否
について、
投票ボタン
をお押し願います。 〔
投票開始
〕
斎藤十朗
6
○
議長
(
斎藤十朗
君) 間もなく
投票
を終了いたします。──これにて
投票
を終了いたします。 〔
投票終了
〕
斎藤十朗
7
○
議長
(
斎藤十朗
君)
投票
の結果を
報告
いたします。
投票総数
二百二十二
賛成
二百二十二
反対
〇 よって、
本案
は
全会一致
をもって可決されました。(
拍手
) ───────────── 〔
投票者氏名
は
本号末尾
に
掲載
〕 ─────・─────
斎藤十朗
8
○
議長
(
斎藤十朗
君)
日程
第三
特定融資枠契約
に関する
法律案
(
塩崎恭久
君外六名
発議
)を
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。財政・
金融委員長勝木健司
君。 ───────────── 〔
審査報告書
及び
議案
は
本号末尾
に
掲載
〕 ───────────── 〔
勝木健司
君
登壇
、
拍手
〕
勝木健司
9
○
勝木健司
君 ただいま
議題
となりました
法律案
につきまして、
委員会
における
審査
の経過と結果を御
報告
いたします。 本
法律案
は、企業の
資金調達
の
機動性
の増大を図るため、
特定融資枠契約
に係る手数料について、
利息制限法
及び出資の受入れ、
預り金
及び
金利等
の取締りに関する
法律
の
特例
を定めようとするものであります。
委員会
におきましては、
発議者
を代表して
参議院議員峰崎直樹
君より
趣旨説明
を聴取した後、
コミットメントライン契約
を解禁する根拠とその
影響
、
利息制限法
・出資法の
特例措置
を講ずる
理由等
につきまして
質疑
が行われましたが、その詳細は
会議録
に譲ります。
質疑
を終了し、
討論
に入りましたところ、
日本共産党
を代表して
池田幹幸理事
より本
法律案
に
反対
する旨の意見が述べられました。
討論
を終了し、
採決
の結果、本
法律案
は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御
報告
いたします。(
拍手
) ─────────────
斎藤十朗
10
○
議長
(
斎藤十朗
君) これより
採決
をいたします。
本案
の
賛否
について、
投票ボタン
をお押し願います。 〔
投票開始
〕
斎藤十朗
11
○
議長
(
斎藤十朗
君) 間もなく
投票
を終了いたします。──これにて
投票
を終了いたします。 〔
投票終了
〕
斎藤十朗
12
○
議長
(
斎藤十朗
君)
投票
の結果を
報告
いたします。
投票総数
二百二十一
賛成
百九十九
反対
二十二 よって、
本案
は可決されました。(
拍手
) ───────────── 〔
投票者氏名
は
本号末尾
に
掲載
〕 ─────────────
斎藤十朗
13
○
議長
(
斎藤十朗
君) 本日はこれにて散会いたします。 午後零時九分散会 ─────・─────