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松岡滿壽男君 参議院の会の
松岡滿壽男です。
私も衆議院からこちらに参りまして、参議院が参議院改革の一環として独自に
委員会編成を横割りにしているわけです。これは非常にすばらしいことだなというふうに思っておったんですが、前回も魚住委員が
質問されようとしたんですけれ
ども、なかなか
大臣取りがうまくいかなかった。そういうこともありまして、一年半になるんですけれ
ども、どうもこの
委員会編成はうまくいかないのじゃないかという声も出てきております。しかし、そういう中で松村理事さん初め御努力いただいたと思うんですけれ
ども、
運輸大臣が御
出席をされたということは非常にいいことだというふうに思っております。
この前も議運で十三本の法案をどの
委員会に付託するかということで一カ月ももめました。もとの
委員会に戻すべきだとか、これでは何のための改革かということで、形骸化してしまいますので、今後そういう点での御
協力をぜひ
お願いいたしておきたいと思いますし、皆さん方の御努力に感謝をいたしたいと思います。
さて、
不審船の問題についても
質問していいというようなことでございますが、私は山口県でございますから、北も南もたくさんおられるわけです。山口県も、伊藤博文公が朝鮮総督時代に暗殺をされたということもありまして、非常にこの問題について関心を持っているんです。いろんな
質問を受けまして、私自身もテレビで見ただけですからよく
状況がのみ込めないし、今回の
事件についてはやっぱり私は
捕捉をするということになったら銃撃戦になったと思うんですね。そういう点では、足が遅くて事に至らずに結果的にはよかっただろうという意見が随分ありました。
ただ、実際に
向こうも
武器を
装備しておったのか、追尾する船に銃口を向けておったのか、その辺の
状況はわからないし、テレビで見るとヘリコプターも
出動しているわけですから、そうなるとマーキングができなかったのか、例えば蛍光塗料をぶつけるとか。今、清津の港に帰っているということを、恐らくアメリカの衛星は全部見ているんだろうというふうに思うんですね。私も
地元の方でカーナビなんか見ていると、これはおもしろいから運転しながら自分で見るんだけれ
ども、トンネルの中に入ったって位置がぱっとわかるわけでしょう。あれはアメリカの衛星を借りてやっているというような話ですが、そういう
状況を見ると、
日本の中もアメリカから見たらすっぽんぽんで裸みたいな形になっているだろうというふうに思うんです。
そういう中で、全然タッチしていないという形のものを
向こうが言っているわけですから、
地元の皆さん方が蛍光塗料でも上からかぶせたらよかったんじゃないか、あるいはネットをかぶせたらいいんじゃないかとか、いろんな話が出てまいりまして、そういう素朴な種々の疑問、
向こうの
武器の
装備はどうだったのか、やっぱりそういう蛍光塗料とか、漫画チックですけれ
ども、縄を上からぽっとおろしたらどうだったんだろうかと。
そういうことに対して、何か御意見でもございましたら、ひとつお聞かせいただきたいと思います。