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河井委員 今回の
二つの
公庫の
統合ということにつきましては、大体以上で
質問をさせていただく項目は終わろうとしているわけですけれども、せっかくきょうは大蔵
委員会で
質問をさせていただく機会をいただきました。私、一年に一度しかこの
委員会で
質問する機会をちょうだいすることができませんで、昨年は五分しか時間がなかったものですから、恐らく来年までないと思いますので、せっかくの機会でありますから。
いわゆる
政府系の金融関係、地域の中小零細企業とか個人商店のことをしっかりと考えていただいておりますが、私は、中心の主軸はあくまでも民間の地域の
金融機関、これがやはりもっとしっかりしてもらわなくちゃいけないな、そんなふうに思います。
今、地元で国政報告会をしますと、一番多く寄せられる
質問が
二つあります。一つは、北朝鮮から二発目のテポドンはいつ飛んでくるんですかというふうな
質問が一点目。
二つ目は、自分がつき合っている
銀行とか
金融機関は大丈夫でしょうかねというふうな
質問が一番多いんですね。
せんだって、七兆四千億円
余りの大手行への資本注入はしていただきましたので、表面上は、いわゆる金融不安というものは相当薄らいでいるように見えますけれども、地域の現場に入っていきましたら、皆さんの心の中で大丈夫かなという気持ち、特に、自分たちに一番身近な
金融機関が大丈夫かなという不安感というのは、いろいろな情報が入れば入るほど、皆さんそんなふうな気持ちを持っていらっしゃるんじゃないかというふうに私は思っております。
そして、昨年十月一日から、これは本当に小渕総理がすごいリーダーシップを発揮していただきまして、
全国の都道府県の信用保証協会に二十兆円の特別保証の上積みをしていただきました。我が広島県でも、広島県信用保証協会は五千億の枠があるんですけれども、もう既に先月、三千八百億円が使い切られております。
全国でも二十兆円のうち十三兆円
余りがもう使われているということであります。
私は、緊急事態でありますから、景気の下支えをするという
観点から、この際、思い切ってもう十兆円ほどこの額を上積みするべきだ。地域のいろいろな
方々とお話をしますと、皆さんそういう要望が強うございます。
その点につきまして、そういうふうなお声が上がっているということを現に聞いているかどうか、そして今後どのようにお考えかということについて、
お答えをください。