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1998-12-11 第144回国会 衆議院 本会議 第6号
公式Web版
会議録情報
0
平成
十年十二月十一日(金曜日)
—————————————
平成
十年十二月十一日 午後二時三十分 本
会議
—————————————
○本日の
会議
に付した案件
検察官適格審査会委員
及び同
予備委員
の
選挙
公正取引委員会委員任命
につき
同意
を求めるの件
金融再生委員会委員任命
につき
同意
を求めるの件
株価算定委員会委員任命
につき
同意
を求めるの件
漁業
に関する
日本国
と
大韓民国
との間の
協定
の
締結
について
承認
を求めるの件(
参議院送付
)
排他的経済水域
における
漁業等
に関する
主権的権利
の
行使等
に関する
法律
及び
海洋生物資源
の
保存
及び
管理
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
、
参議院送付
) 午後二時三十三分
開議
伊藤宗一郎
1
○
議長
(
伊藤宗一郎
君) これより
会議
を開きます。
————◇—————
検察官適格審査会委員
及び同
予備委員
の
選挙
伊藤宗一郎
2
○
議長
(
伊藤宗一郎
君)
検察官適格審査会委員
及び同
予備委員
の
選挙
を行います。
岸田文雄
3
○
岸田文雄
君
検察官適格審査会委員
及び同
予備委員
の
選挙
は、その手続を省略して、
議長
において指名されることを望みます。
伊藤宗一郎
4
○
議長
(
伊藤宗一郎
君)
岸田文雄
君の
動議
に御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
伊藤宗一郎
5
○
議長
(
伊藤宗一郎
君) 御
異議
なしと認めます。よって、
動議
のとおり決まりました。
議長
は、
検察官適格審査会委員
に
玉沢徳一郎
君 及び
鳩山
邦夫
君を指名いたします。 また、
古屋圭司
君を
玉沢徳一郎
君の
予備委員
に、
河村建夫
君を
瓦力
君の
予備委員
に、
横路孝弘
君を
鳩山邦夫
君の
予備委員
に 指名いたします。
————◇—————
公正取引委員会委員任命
につき
同意
を求めるの件
金融再生委員会委員任命
につき
同意
を求めるの件
株価算定委員会委員任命
につき
同意
を求めるの件
伊藤宗一郎
6
○
議長
(
伊藤宗一郎
君) お諮りいたします。
内閣
から、
公正取引委員会委員
金融再生委員会委員
及び
株価算定委員会委員
に 次の
諸君
を任命することについて、それぞれ本院の
同意
を得たいとの
申し出
があります。
内閣
からの
申し出
中、まず、
公正取引委員会委員
に
本間忠良
君を任命することについて、
申し出
のとおり
同意
を与えるに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
伊藤宗一郎
7
○
議長
(
伊藤宗一郎
君) 御
異議
なしと認めます。よって、
同意
を与えることに決まりました。 次に、
金融再生委員会委員
に
磯部朝彦
君、
片田哲也
君、
清水湛
君及び
中地宏
君を、
株価算定委員会委員
に
石井清之
君、
大橋正春
君、
落合誠一
君、
筒井義郎
君及び
福間年勝
君を 任命することについて、
申し出
のとおり
同意
を与えるに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
伊藤宗一郎
8
○
議長
(
伊藤宗一郎
君)
起立
多数。よって、いずれも
同意
を与えることに決まりました。
————◇—————
岸田文雄
9
○
岸田文雄
君
議案上程
に関する
緊急動議
を提出いたします。
参議院送付
、
漁業
に関する
日本国
と
大韓民国
との間の
協定
の
締結
について
承認
を求めるの件を
議題
とし、
委員長
の
報告
を求め、その
審議
を進められることを望みます。
伊藤宗一郎
10
○
議長
(
伊藤宗一郎
君)
岸田文雄
君の
動議
に御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
伊藤宗一郎
11
○
議長
(
伊藤宗一郎
君) 御
異議
なしと認めます。
—————————————
漁業
に関する
日本国
と
大韓民国
との間の
協定
の
締結
について
承認
を求めるの件(
参議院送付
)
伊藤宗一郎
12
○
議長
(
伊藤宗一郎
君)
漁業
に関する
日本国
と
大韓民国
との間の
協定
の
締結
について
承認
を求めるの件を
議題
といたします。
委員長
の
報告
を求めます。
外務委員長中馬弘毅
君。 〔
中馬弘毅
君
登壇
〕
中馬弘毅
13
○
中馬弘毅
君 ただいま
議題
となりました
日韓漁業協定
につきまして、
外務委員会
における
審査
の
経過
及び結果を御
報告
申し上げます。 我が国と韓国との
漁業関係
は、これまで昭和四十年に
締結
された
現行
の
漁業協定
のもとで維持されていますが、
両国
について
平成
八年に発効した
国連海洋法条約
の趣旨を踏まえ、
原則
として
沿岸国
が
自国
の
排他的経済水域
において
海洋生物資源
の
管理
を行うことを基本とする新たな
漁業秩序
を
日韓
間に確立するため、本
協定
を
締結
することとなり、
両国
間の累次の協議を経て、
平成
十年十一月二十八日、鹿児島において本
協定
の署名が行われました。 本
協定
は、基本的に
旗国主義
に基づいた
資源管理措置
をとっている
現行協定
にかわる新たな
日韓
間の
漁業協定
であり、その主な内容は、本
協定
が適用される
協定水域
は両
締約国
の
排他的経済水域
とし、各
締約国
は、互恵の
原則
に立脚して、
自国
の
排他的経済水域
において
他方
の
締約国
の
国民
及び
漁船
が
漁獲
を行うことを許可すること、各
締約国
は、
自国
の
排他的経済水域
における
他方
の
締約国
の
国民
及び
漁船
の
漁獲
が認められる
魚種
、
漁獲割り当て量
、
操業区域
その他の
操業
に関する具体的な条件を毎年決定すること、
協定水域
のうち、日本海及び東シナ海の一部に設定する
水域
については、
相互入会措置
を適用せず、
当該水域
における取り締まりは
旗国
により行われること等であります。
本件
は、去る十二月四日
参議院
より送付され、十日
外務委員会
に付託されたものであります。
外務委員会
におきましては、本十一日
高村外務大臣
から
提案理由
の
説明
を聴取した後、
質疑
を行い、引き続き採決を行いました結果、
全会一致
をもって
承認
すべきものと議決した次第でございます。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
)
—————————————
伊藤宗一郎
14
○
議長
(
伊藤宗一郎
君) 採決いたします。
本件
は
委員長報告
のとおり
承認
するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
伊藤宗一郎
15
○
議長
(
伊藤宗一郎
君) 御
異議
なしと認めます。よって、
本件
は
委員長報告
のとおり
承認
することに決まりました。
————◇—————
岸田文雄
16
○
岸田文雄
君
議案上程
に関する
緊急動議
を提出いたします。
内閣提出
、
参議院送付
、
排他的経済水域
における
漁業等
に関する
主権的権利
の
行使等
に関する
法律
及び
海洋生物資源
の
保存
及び
管理
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
を
議題
とし、
委員長
の
報告
を求め、その
審議
を進められることを望みます。
伊藤宗一郎
17
○
議長
(
伊藤宗一郎
君)
岸田文雄
君の
動議
に御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
伊藤宗一郎
18
○
議長
(
伊藤宗一郎
君) 御
異議
なしと認めます。
—————————————
排他的経済水域
における
漁業等
に関する
主権的権利
の
行使等
に関する
法律
及び
海洋生物資源
の
保存
及び
管理
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
、
参議院送付
)
伊藤宗一郎
19
○
議長
(
伊藤宗一郎
君)
排他的経済水域
における
漁業等
に関する
主権的権利
の
行使等
に関する
法律
及び
海洋生物資源
の
保存
及び
管理
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
を
議題
といたします。
委員長
の
報告
を求めます。
農林水産委員長穂積良行
君。 〔
穂積良行
君
登壇
〕
穂積良行
20
○
穂積良行
君 ただいま
議題
となりました
排他的経済水域
における
漁業等
に関する
主権的権利
の
行使等
に関する
法律
及び
海洋生物資源
の
保存
及び
管理
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
につきまして、
農林水産委員会
における
審査
の
経過
及び結果を御
報告
申し上げます。
本案
は、
漁業
に関する
日本国
と
大韓民国
との間の
協定
の実施に伴い、
漁業
に関する
主権的権利
の
行使
並びに
海洋生物資源
の
保存
及び
管理
を的確に行うために、
対象水域
を明確化する等所要の
措置
を講ずるものであります。
本案
は、去る十二月四日
参議院
から送付され、昨十
日本委員会
に付託されました。
委員会
におきましては、本日
中川農林水産大臣
から
提案理由
の
説明
を聴取し、
質疑
を行いました。
質疑
を終局し、採決いたしましたところ、
本案
は
全会一致
をもって原案のとおり可決すべきものと議決した次第であります。 なお、
本案
に対し
附帯決議
が付されました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
)
—————————————
伊藤宗一郎
21
○
議長
(
伊藤宗一郎
君) 採決いたします。
本案
は
委員長報告
のとおり決するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
伊藤宗一郎
22
○
議長
(
伊藤宗一郎
君) 御
異議
なしと認めます。よって、
本案
は
委員長報告
のとおり可決いたしました。
————◇—————
伊藤宗一郎
23
○
議長
(
伊藤宗一郎
君) 本日は、これにて散会いたします。 午後二時四十三分散会