○山崎力君 今回の問題で
一連の
長官の
発言から見て、ちょっと問題があるのかなと思っていた点が
一つございます。
というのは、
中間報告に関してなんですが、
中間報告というのは何のためにあるのか。
最終報告まで非常に時間がかかる。そうすると、その
事案についての結論は出るんだけれ
ども、その間にそれの対応策をそれぞれの立場の者が考えなきゃいかぬ。そのベースになるデータをその判明
時点までに出すというのが
中間報告の趣旨だと思うんです。だとすれば、一応省庁として、
役所としてその行政並びにそういうやっていることの中身についての
報告を求められるわけですから、その対象というのはあくまでも
国会なわけで、その
国会の
会期中のある
時点に
中間報告を出すことによって、
役所だけではなくて
国民の代表としての我々にその
内容を提示して、そこでその対処方をみんなで考えようというのが
中間報告の趣旨だと私は思うんです。
そういう点で、ようよう延長になったということで間に合って、十四日までということで最低限のラインは踏みとどまったわけですけれ
ども、まさに必要とされる
時点までに判明した事実を
報告し、何が判明されていないか、今後
最終報告までに詰めるのかということを明らかにする、そういった
中間報告というのが延び延びになったということは我々にとって非常にいらいらのもとであったし問題でなかったのかと私は思っているんですが、その辺について
長官、いかがでございましょうか。