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上田耕一郎君 私は、前の外交・
総合安保調査会時代も小
委員会に参加してずっとやって、今度またこの小
委員会になって参加できたんですけれども、前のときも
全会一致であの七項目の合意がつくられましたし、それが
政府の
開発援助大綱、
ODA大綱にも
骨子が取り入れられるとか、
役割を果たしたと思うんです。前回とまた違った
意味で、今度は、
ODAの多面的な
問題点をかなり深く突っ込んで、
参考人も専門の
方々がいらしてくださったし、それから小
委員間の
討議もかなり突っ込んだ
討議が行われて、非常にまたあのときとは違った
意味で重要な
役割を果たした小
委員会になったように思うんです。
十一回開いて、これだけの
参考人を選んでオーケーをとって呼んでいただくような仕事を
委員部の方も大変だったと思うんですけれども、
御苦労にも感謝したいと思うんです。それからまた、
調査室は、最初から相当充実した資料を私
たち小
委員にも提供してくださいましたし、それから
議論の経過などもずっとまとめてつくってくださったし、全
議事録はありませんけれども、非常に
調査室にも
御苦労いただいて感謝したいと思います。それで、ああいう
議論をこれを見てうまくまとめるものだなと深く感心しまして、これは
板垣小
委員長の
指導で
調査室の
方々も大変御努力いただいたと思うんですけれども、非常に立派な
報告書ができて大変よかったなと思っています。
それで、これは皆さんもおっしゃいましたけれども、ここに
骨子が載りましたが、今後本当に、
最後に書かれてありますように、「
ODA基本法の制定に向けて
検討を始めるとした場合における
基本法案の
骨子を
提言することについて共通の認識を形成することを得た。」とあるんですけれども、ぜひ
国民の要望や期待にこたえられるような、
国会が
役割を果たし得る
基本法がつくられることを心から願っております。
以上です。