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田中(甲)
委員 日体協というのはアマチュアの
育成ということが大きな柱になっているはずであります。それが、日体協に加盟したいというJADA、アマチュアの
ダンスの
団体が申請していることに対して、他のプロの
団体が同じように申請をしているという、これはもう全く
理解のできない姿が起きてきている。その
状況の中で、両者問でまた話し合いを行っているという工藤課長の発言は、文部省としてのリーダーシップといいますか、そこでしっかりとした線引きを行っていく、プロはプロ、アマはアマ、それぞれの
分野で活動を行っていただきたい。
私は、今回、
警察庁はこの
風適法の
改正の中で
ダンススクールに対して積極的な対応をしてくれたというふうに
認識をしているのです。今度は、その
風適法の
改正によって、アマチュアの
ダンス界というものが新たな障害を受けないように、文部省がしっかりやってもらわなければ困る。私は、その点をはっきり文部省にこの場で伝えておきたいと
思います。
これからの話し合いというものはこの地方行政常任
委員会ではできなくなります。きょうこの法案が審議されている中で、この法案が通ることによってどういう問題が起きてくるかということを地方行政
委員の
皆さん方にも御
認識をいただくという、そんな機会だと思っておりますので、文部省のこれからの対応ということをしっかりと行っていただきたいと
思います。健全な
ダンス界の発展のために、
ダンススポーツというものがさらに国内で発展し、生涯スポーツとしてさまざまな公民館、体育館とより多く広がりを持てるような、そんな姿になっていくために、
警察庁の今回の
改正に対して文部省も機敏に対応していただきたいということを申し上げておきたいと
思います。
先ほど申し上げましたが、きょうの答弁というものは、
最初の答弁から一歩踏み出しての前向きな答弁というものは残念なが
らいただけておりません。
ダンススポーツ推進議員連盟、この
ダンススポーツという
名称をつけたのは、この図を再度見ていただきたいのですが、国際
ダンススポーツ連盟、あるいは、点線でつながれています、
ダンススポーツ議会、このように、世界では
ダンススポーツという
名称が今主流ということであります。
ダンスはスポーツであるという考え、そしてそれは、早ければ二〇〇四年にオリンピックの正式種目になっていく。もう御存じだと
思いますが、パラリンピックでは正式種目としてもう決定しておりまして、二〇〇〇年の大会からということが決まっております。長野のパラリンピックでは、セレモニーとして、車いす
ダンス、ホイールチェア
ダンスというものを
皆さん方に見ていただく、そんな機会もありました。どうぞ、
ダンスに対し、文部省も今の問題点というものを先送りせずにしっかりと対応していただきたいと
思います。
それでは、
ダンススクールの
風適法の
改正にかかわる
質問を以上で終了いたしまして、
規制強化を行った
部分についての
質問をさせていただきたいと
思います。
インターネット
関係では、これもまたかなり早い時期に対応してくれたという見方をさせていただいています。そういう面では、今回の
警察庁の
風適法の
改正というものは、進め方が途中から急ピッチになりまして、スローではなくクイック、クイックで、かなり進めていただけた。それはもう
理事、
委員の
皆さん方、また与党であります自民党の
皆さん方の物すごい姿勢、御
理解の姿があったこと、これはもう間違いないわけでありまして、
時代の
変化に対応した
風俗行政の在り方に関する
研究会の中でもインターネットを取り上げたということは非常に時を得ている。
三年か四年ぐ
らい前から、わいせつな映像というものが目につくようになりました。私自身はそんなに早い段階から気がついていたわけではないのですけれども、中学生の話題というのは、専らインターネットのわいせつな映像ということだそうであります。私の事務所の秘書の中にも大変に詳しい者がおりまして、本人が見ているかどうかはわかりませんけれども、少なくともそういう
問題意識は三年ないし四年前から持っていたということであります。
まず、導入の
質問といたしまして、インターネットに関する犯罪の特徴や事例、件数についてお聞かせをいただきたいと
思います。
〔
委員長退席、
宮路委員長代理着席〕