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1997-12-12 第141回国会 参議院 議院運営委員会 第11号 公式Web版

  1. 会議録情報

    平成九年十二月十二日(金曜日)    午後零時四十三分開会     ―――――――――――――   出席者は左のとおり。     委員長         中曽根弘文君     理 事                 鴻池 祥肇君                 中島 眞人君                 西田 吉宏君                 足立 良平君                 魚住裕一郎君                 齋藤  頸君                 三重野栄子君                 吉岡 吉典君     委 員                 岩永 浩美君                 大野つや子君                 釜本 邦茂君                 陣内 孝雄君                 田浦  直君                 中原  爽君                 林  芳正君                 山本 一太君                 石田 美栄君                 菅川 健二君                 寺澤 芳男君                 和田 洋子君                 小川 勝也君                 国井 正幸君                 渡辺 四郎君                 須藤美也子君         ―――――        議     長  斎藤 十朗君        副  議  長  松尾 官平君         ―――――    衆議院議員        議院運営委員長  亀井 善之君    事務局側        事 務 総 長  黒澤 隆雄君        事 務 次 長  堀川 久士君        議 事 部 長  島原  勉君        委 員 部 長  宍戸  洋君        記 録 部 長  林 五津夫君        警 務 部 長  吉田 成宣君        庶 務 部 長  川村 良典君        管 理 部 長  石堂 武昭君        国 際 部 長  松本 和朗君     ―――――――――――――   本日の会議に付した案件 ○本日の本会議議事に関する件 ○決議案委員会審査省略要求取り扱いに関す  る件 ○本日の再開後の本会議議事に関する件 ○国会法等の一部を改正する法律案衆議院提出  ) ○参議院規則の一部改正に関する件 ○派遣議員報告に関する件 ○本委員会継続審査要求に関する件 ○閉会中における本委員会所管事項取り扱いに  関する件     ―――――――――――――
  2. 中曽根弘文

    委員長中曽根弘文君) ただいまから議院運営委員会開会いたします。  本日の本会議議事に関する件を議題といたします。    〔資料配付
  3. 西田吉宏

    西田吉宏君 本日は、お手元資料のとおり各委員会議了議案を上程した後、一たん休憩することの動議提出いたします。
  4. 中曽根弘文

    委員長中曽根弘文君) ただいまの西田提出動議賛成諸君挙手を願います。    〔賛成者挙手
  5. 中曽根弘文

    委員長中曽根弘文君) 多数と認めます。よって、西田提出動議は可決されました。  暫時休憩いたします。    午後零時四十四分休憩      ―――――・―――――    午後二時開会
  6. 中曽根弘文

    委員長中曽根弘文君) ただいまから議院運営委員会再開いたします。  まず、決議案委員会審査省略要求取り扱いに関する件を議題といたします。  事務総長報告を求めます。
  7. 黒澤隆雄

    事務総長黒澤隆雄君) 本日、平井卓志君外四名から議長不信任決議案提出されました。  本決議案には、発議者全員から委員会審査を省略されたい旨の要求書が付されております。  この要求につきまして御審議をお願いいたします。
  8. 中曽根弘文

    委員長中曽根弘文君) ただいまの事務総長報告決議案委員会審査を省略することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  9. 中曽根弘文

    委員長中曽根弘文君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ―――――――――――――
  10. 中曽根弘文

    委員長中曽根弘文君) 次に、本日の再開後の本会議議事に関する件を議題といたします。  事務総長説明を求めます。
  11. 黒澤隆雄

    事務総長黒澤隆雄君) 御説明申し上げます。  再開後の議事は、平井卓志君外四名発議に係る議長不信任決議案委員会審査省略要求事件)でございます。まず、本決議案委員会審査を省略し、日程に追加して議題とすることを異議有無をもってお諮りいたします。異議がないと決しますと、発議者平井卓志君が趣旨説明をされ、次いで、佐々木満君、猪熊重二君、伊藤基隆君、立木洋君おのおの十分の討論の後、採決いたします。採決記名投票をもって行います。  以上をもちまして一たん休憩いたします。その所要時間は約一時間五分の見込みでございます。
  12. 中曽根弘文

    委員長中曽根弘文君) ただいまの事務総長説明のとおり、再開後の本会議議事を進めることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  13. 中曽根弘文

    委員長中曽根弘文君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  暫時休憩いたします。    午後二時二分休憩      ―――――・―――――    午後四時二十一分開会
  14. 中曽根弘文

    委員長中曽根弘文君) ただいまから議院運営委員会再開いたします。  国会法等の一部を改正する法律案議題といたします。  提出者衆議院議院運営委員長亀井善之君から趣旨説明を聴取いたします。衆議院議員亀井善之君。
  15. 亀井善之

    衆議院議員亀井善之君) ただいま議題となりました国会法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  改正の第一は、衆議院における行政監視機能の充実及び強化を図るため、衆議院常任委員会として、現在の決算委員会を改組して新たに決算行政監視委員会を設置することであります。  第二は、各議院または各議院委員会から、内閣または官公署に対し、報告記録提出要求があった場合において、内閣または官公署要求に応じない場合、その理由を疎明しなければならないこととするとともに、その議院または委員会がその理由を受諾することができない場合には、その報告または記録提出が国家の重大な利益に悪影響を及ぼす旨の内閣の声明を要求することができることとするものであります。  第三は、会計検査院に対し、特定事項についての検査要請を行い、その結果を報告するよう求めることができる等、所要改正を行うことといたしております。  なお、以上の改正は、次の常会召集の日から施行することとしております。  本案につきましては、国政の健全な発展に資するため、国会行政監視機能を充実強化する必要があるとして、議会制度に関する協議会等において議論を重ねた結果、昨十一日の議院運営委員会において、自由民主党、新進党、社会民主党市民連合太陽党賛成多数でもって委員会提出法律案決定し、同日の本会議において可決した次第であります。  何とぞ、御審議の上、御賛同をお願い申し上げます。
  16. 中曽根弘文

    委員長中曽根弘文君) 本案修正について西田君から発言を求められておりますので、この際、これを許します。西田君。    〔資料配付
  17. 西田吉宏

    西田吉宏君 私は、自由民主党平成会民主党新緑風会社会民主党護憲連合を代表して、国会法等の一部を改正する法律案に対し修正動議提出いたします。その内容は、お手元に配付されております案文のとおりであります。  その趣旨について御説明申し上げます。  本法律案におきましては、会計検査院に対し検査要請を行い、その結果を報告するよう求めることができるのは、各議院または各議院委員会とされており、本院の調査会は含まれておりません。しかし、調査会につきましても、調査の過程で会計検査院に対して検査要請を行い、その検査報告を参考にする必要が生じるものと考えられます。  したがいまして、本法律案に対し、参議院調査会から会計検査院に対し検査要請を行い、その結果を報告するよう求めることができることとし、会計検査院は、参議院調査会から特定事項について検査要請があったときは、当該事項について検査を実施してその結果を報告することができるよう修正を求めるものであります。  何とぞ委員各位の御賛同をお願い申し上げます。
  18. 中曽根弘文

    委員長中曽根弘文君) それでは、これより採決を行います。  まず、西田提出修正案採決を行います。  本修正案賛成諸君挙手を願います。    〔賛成者挙手
  19. 中曽根弘文

    委員長中曽根弘文君) 多数と認めます。よって、西田提出修正案は可決されました。  次に、ただいま可決されました修正部分を除いた原案全部の採決を行います。  修正部分を除いた原案賛成諸君挙手を願います。    〔賛成者挙手
  20. 中曽根弘文

    委員長中曽根弘文君) 多数と認めます。よって、修正部分を除いた原案は可決されました。  以上の結果、本案は多数をもって修正議決すべきものと決定いたしました。  なお、審査報告書作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  21. 中曽根弘文

    委員長中曽根弘文君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ―――――――――――――
  22. 中曽根弘文

    委員長中曽根弘文君) 次に、参議院規則の一部改正に関する件を議題といたします。  御承知のとおり、第一種常任委員会の再編及び行政監視委員会の新設のための国会法改正案は、去る五日、本院が提出し、昨十一日、衆議院において可決、成立いたしました。これに伴いまして、再編される常任委員会及び新設される行政監視委員会委員の数及び所管等について参議院規則に定める必要がございます。  また、昨年十二月、議長諮問機関である参議院制度改革検討会から斎藤議長に対して、本会議に押しボタン式投票方式を導入する旨の答申があり、議長は、これを受けて各会派代表者と懇談の場を持たれ、大方の会派の同意を得て、押しボタン式投票方式を導入することとなりました。これに伴いまして、参議院規則において所定の規定の整備を行う必要がございます。  また、昨十一日、衆議院から提出されました国会法等改正案は、本日、本院において修正議決され、成立する見込みでございます。これに伴いまして、委員会及び調査会会計検査院に対し特定事項検査要請を行う場合の手続参議院規則に定める必要がございます。  本件は、この三点について参議院規則改正を行おうとするものでございます。  お手元参議院規則改正案を配付いたしておりますが、その主な内容を申し上げます。  改正の第一は、常任委員会委員の数及び所管についてでございます。  まず、第一種常任委員会委員の数でございますが、議員定数の二百五十二人を十二の委員会に均等に配分し、各委員会とも二十一人とすることといたしております。再編される第一種委員会所管でございますが、基本政策別に新たに規定することといたしております。  また、新設される行政監視委員会でございますが、委員の数は三十人とし、所管を、行政監視に関する事項行政監察に関する事項行政に対する苦情に関する事項の三項目とすることといたしております。  また、常任委員を兼ねることのできる場合に行政監視委員を追加することといたしております。  改正の第二は、本会議における押しボタン式投票方式の採用についてでございます。  現在、本会議におきましては、起立採決記名投票異議有無による採決の三種類の採決方式が採用されておりますが、今般、新たに押しボタン式投票装置を導入し、議長は、必要と認めたときは、押しボタン式投票によって採決することができることといたしております。  押しボタン式投票方法でございますが、問題を可とする議員投票機賛成ボタンを、問題を否とする議員投票機反対ボタンを押すことによって投票することといたしております。  また、起立採決において、議長起立者の多少の認定をしがたいときまたは議長の宣告に対し出席議員の五分の一以上から異議の申し立てがあったときは、現行規則におきましては記名投票によって採決することとなっておりますが、新たに押しボタン式投票方法によることもできることといたしております。  改正の第三は、委員会及び調査会から会計検査院に対し特定事項検査要請を行う場合の手続についてでございます。  今般の国会法の一部改正に伴いまして、国会から、審査または調査のため、会計検査院に対して特定事項について検査要請を行うことができることとなりますが、委員会または調査会から求める場合には、議長を経て行うことといたしております。  なお、附則において、本改正は次の常会召集の日から施行することといたしております。  理事会において本改正取り扱いにつき協議を行いました結果、本委員会委員長並び自由民主党平成会民主党新緑風会社会民主党護憲連合、以上四会派理事発議者とし、委員賛成者とし、委員会審査省略要求を付して、本改正案発議することにいたした次第でございます。  この際、お諮りいたします。  参議院規則の一部を改正する規則案は、委員会審査を省略し、本日の本会議に上程することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  23. 中曽根弘文

    委員長中曽根弘文君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ―――――――――――――
  24. 中曽根弘文

    委員長中曽根弘文君) 次に、派遣議員報告に関する件についてお諮りいたします。  地球温暖化防止京都会議参加のため派遣されました派遣議員報告及び第百四十回国会閉会中、国際会議への出席のため海外に派遣されました派遣議員報告につきましては、先例により、報告書を本委員会会議録に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  25. 中曽根弘文

    委員長中曽根弘文君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ―――――――――――――
  26. 中曽根弘文

    委員長中曽根弘文君) 次に、継続審査要求に関する件についてお諮りいたします。  議院における証人の宣誓及び証言等に関する法律の一部を改正する法律案につきましては、閉会中もなお審査を継続することとし、本案継続審査要求書議長提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  27. 中曽根弘文

    委員長中曽根弘文君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  28. 中曽根弘文

    委員長中曽根弘文君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  次に、本委員会といたしましては、先例により、議院及び国立国会図書館運営に関する件について継続審査要求書議長提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  29. 中曽根弘文

    委員長中曽根弘文君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ―――――――――――――
  30. 中曽根弘文

    委員長中曽根弘文君) 次に、閉会中における本委員会所管事項取り扱いに関する件についてお諮りいたします。  本件につきましては、その処理を、委員会所管事項につきましては委員長に、小委員会所管事項につきましては小委員長に、それぞれ御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  31. 中曽根弘文

    委員長中曽根弘文君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ―――――――――――――
  32. 中曽根弘文

    委員長中曽根弘文君) 次に、本日の再開後の本会議議事に関する件を議題といたします。  事務総長説明を求めます。
  33. 黒澤隆雄

    事務総長黒澤隆雄君) 御説明申し上げます。  再開後の議事は、最初に、三塚大蔵大臣から発言がございます。  次に、議案緊急上程でございます。緊急上程議案につきましては、その都度、日程に追加して議題とすることを異議有無をもってお諮りいたします。  まず、対外航船舶運航事業者不利益取り扱い特別措置法改正案について、運輸委員長報告された後、採決いたします。  次に、ただいま本委員会を議了いたしました国会法等改正案につきまして、議院運営委員長報告された後、採決いたします。  次に、ただいま御決定のありました参議院規則改正案緊急上程でございます。本規則案委員会審査を省略し、日程に追加して議題とすることを異議有無をもってお諮りいたします。異議がないと決しますと、発議者中曽根弘文君が趣旨説明をされた後、採決いたします。  次に、請願緊急上程でございます。日程に追加して各委員会採択請願を一括して議題とすることを異議有無をもってお諮りいたします。異議がないと決しますと、これらの請願は各委員長報告を省略し、各委員会決定のとおり採択することを異議有無をもってお諮りいたします。  次に、委員会及び調査会審査及び調査閉会中も継続するの件でございます。採決は二回に分けて行います。まず、文教委員長要求スポーツ振興投票実施等に関する法律案日本体育学校健康センダ一法の一部を改正する法律案及びスポーツ振興法の一部を改正する法律案について委員会審査閉会中も継続することを採決し、次いで、各委員長及び各調査会長要求継続審査及び継続調査について異議有無をもってお諮りいたします。  最後に、今期国会議事を終了するに当たり、議長からごあいさつがございます。  以上をもちまして休憩いたします。その所要時間は約二十分の見込みでございます。
  34. 中曽根弘文

    委員長中曽根弘文君) ただいまの事務総長説明のとおり、再開後の本会議議事を進めることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  35. 中曽根弘文

    委員長中曽根弘文君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  暫時休憩いたします。    午後四時三十五分休憩    〔休憩開会に至らなかった〕      ―――――・―――――