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福本潤一君 開発庁が
沖縄の
振興計画、また
予算の一括計上、執行、三位一体で推進していかれるという形で今後も続いていかれるということになると思いますが、そのときに、基地の問題で
地元に行くと、何回行ってもシュワブ基地沖の基地は反対だというときに、
東京の方では、海上型がいいか据え置き型がいいかとか、埋め立ての方がいいんじゃないかというような議論になって、
沖縄の
現地を実感している人間との温度差が強くあります。
そういう中で、
沖縄に関する
橋本首相の思い入れというのはかなり強いようで、首相補佐官に岡本さんを任命したり、あと特別相をつくったり、外部から見るとかなりわかりにくい組織機構が多重に置かれておるんじゃないか。そういう中で、岡本首相補佐官ももう辞任と。これは副知事が承認されなかったことも含めてですが、どこがどこの担当をして具体的に役割、機関はどうなのかとか、あと報告書等も多様になっておるようでございますので、これは内政
審議室でもよろしいので、今回そういうさまざまなことを答弁してもらっていると時間がなくなりますので、私の個人的な報告でもよろしいので、各種の機関また
協議機関、そういう補佐官、どこの権限がどこまで行っているかというような
ものを、私の方に後日でも御報告いだだければと思います。よろしいというふうに
理解させていただいて、御答弁はまた次のときにしていただこうと思います。
二十五周年
式典に私も
参加させていただきましたけれども、現在、
橋本首相はかなり思い切った振興策を考えておられるということで、さまざまの振興策を私も一覧リストで挙げて見てみますが、その中で、特に特別の自由貿易地域制度を設けると。これは友党であります公明も
沖縄に一国二制度的な思い切った
経済特区を必要とするというふうな要望を官房
長官に申し入れて、鋭意
努力するという返答を引き出しておるわけでございます。
この中で、現在既に
沖縄にはFTZ、那覇地区のFTZが進行しております。私も伺っていろいろ
調査してみますと、半分の企業は撤退したり、ほとんどFTZのメリットというのは感じないまま現在まで来ているということになりますと、
式典で
総理が「新たに特別の自由貿易地域制度を設ける」というふうに述べられておりますが、これは現行の那覇のFTZと具体的にどこがどう違うかというのを言っていただきますと、
地元の方にこの新たな特別の自由貿易地域というのが具体的に今まで余り成功していない那覇FTZとこう違うんだよというのがわかりやすいと思いますので、その点を御答弁いただければと思います。