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寺澤芳男君(寺澤芳男)
○
寺澤芳男
君 ただいま
議題
となりました
議定書
二件について、
外務委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
申し上げます。 両件はいずれも、過度に
傷害
を与え、無
差別
に
効果
を及ぼす
特定通常兵器
の
使用禁止
・
制限
に関する
条約
に関するものであります。 まず、一九九六年五月三日に
改正
された
地雷等
に関する
議定書
は、同
条約
に附属する
議定書
Ⅱを
改正
して、
地雷等
に対する
規制
を強化しようとするものでありまして、主な
改正点
は、
規制措置
を従来の
戦争等
に加え内乱にも及ぼすこと、探知不可能な
対人地雷
の
使用
は
禁止
し、
自己破壊装置等
を有しない
対人地雷等
の
使用
は
原則禁止
とすること、
使用
が
禁止
される
地雷
の
移譲
は行わないこと等であります。 次に、同
条約
の
追加議定書
は、失明をもたらす
レーザー兵器
の
使用
及び
移譲
を
禁止
することを内容とする新たな
議定書
Ⅳを同
条約
に追加することについて定めております。
委員会
におきましては、
地雷
の被害、
埋設等
の
現状
、
対人地雷
の
全面禁止
に向けた
我が国
及び諸
外国
の
基本姿勢
、
地雷除去
に関する
我が国
の協力と
武器輸出
三
原則
との
関係等
について
質疑
が行われましたが、詳細は
会議録
によって御承知願います。
質疑
を終え、
採決
の結果、両件はいずれも
全会一致
をもって
承認
すべきものと決定いたしました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ―――――――――――――
kokalog - 国会議事録検索
1997-05-16 第140回国会 参議院 本会議 第25号
公式Web版
議事日程第二十五号 (会議録情報)
0
平成
九年五月十六日(金曜日) 午前十時一分
開議
━━━━━━━━━━━━━
○
議事日程
第二十五号
平成
九年五月十六日 午前十時
開議
第一 過度に
傷害
を与え又は無
差別
に
効果
を及 ぼすことがあると認められる
通常兵器
の
使用
の
禁止
又は
制限
に関する
条約
に附属する千九 百九十六年五月三日に
改正
された
地雷
、ブー
ビートラップ
及び他の
類似
の
装置
の
使用
の禁 止又は
制限
に関する
議定書
(千九百九十六年 五月三日に
改正
された
議定書
Ⅱ)の
締結
につ いて
承認
を求めるの件(
衆議院送付
) 第二 過度に
傷害
を与え又は無
差別
に
効果
を及 ぼすことがあると認められる
通常兵器
の
使用
の
禁止
又は
制限
に関する
条約
の
追加議定書
の
締結
について
承認
を求めるの件(
衆議院送付
) 第三
空港整備法
の一部を
改正
する
法律案
(内 閣提出、
衆議院送付
) 第四
外国為替
及び
外国貿易管理法
の一部を改 正する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
) 第五
商法
の一部を
改正
する
法律案
(
衆議院提
出) 第六
株式
の
消却
の
手続
に関する
商法
の
特例
に 関する
法律案
(
衆議院提出
)
━━━━━━━━━━━━━
○本日の
会議
に付した案件 一、
特別委員会設置
の件 以下
議事日程
のとおり ―――――・―――――
議長(斎藤十朗君)(斎藤十朗)
1
○
議長
(
斎藤十朗
君) これより
会議
を開きます。 この際、
特別委員会
の
設置
についてお諮りいたします。
臓器
の
移植
に関連する諸法案を
審査
し、あわせて
臓器
の
移植
に関する諸
問題等
を調査するため、
委員
三十五名から成る
臓器
の
移植
に関する
特別委員会
を
設置
いたしたいと存じます。御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
議長(斎藤十朗君)(斎藤十朗)
2
○
議長
(
斎藤十朗
君) 御
異議
ないと認めます。 よって、
臓器
の
移植
に関する
特別委員会
を
設置
することに決しました。 本
院規則
第二十条の規定により、
議長
は、議席に配付いたしました
氏名表
のとおり
特別委員
を指名いたします。 ─────・─────
議長(斎藤十朗君)(斎藤十朗)
3
○
議長
(
斎藤十朗
君)
日程
第一 過度に
傷害
を与え又は無
差別
に
効果
を及ぼすことがあると認められる
通常兵器
の
使用
の
禁止
又は
制限
に関する
条約
に附属する千九百九十六年五月三日に
改正
された
地雷
、ブー
ビートラップ
及び他の
類似
の
装置
の
使用
の
禁止
又は
制限
に関する
議定書
(千九百九十六年五月三日に
改正
された
議定書
Ⅱ)の
締結
について
承認
を求めるの件
日程
第二 過度に
傷害
を与え又は無
差別
に
効果
を及ぼすことがあると認められる
通常兵器
の
使用
の
禁止
又は
制限
に関する
条約
の
追加議定書
の
締結
について
承認
を求めるの件 (いずれも
衆議院送付
) 以上両件を一括して
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
外務委員長寺澤芳男
君。 〔
寺澤芳男
君
登壇
、
拍手
〕
寺澤芳男君(寺澤芳男)
4
○
寺澤芳男
君 ただいま
議題
となりました
議定書
二件について、
外務委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
申し上げます。 両件はいずれも、過度に
傷害
を与え、無
差別
に
効果
を及ぼす
特定通常兵器
の
使用禁止
・
制限
に関する
条約
に関するものであります。 まず、一九九六年五月三日に
改正
された
地雷等
に関する
議定書
は、同
条約
に附属する
議定書
Ⅱを
改正
して、
地雷等
に対する
規制
を強化しようとするものでありまして、主な
改正点
は、
規制措置
を従来の
戦争等
に加え内乱にも及ぼすこと、探知不可能な
対人地雷
の
使用
は
禁止
し、
自己破壊装置等
を有しない
対人地雷等
の
使用
は
原則禁止
とすること、
使用
が
禁止
される
地雷
の
移譲
は行わないこと等であります。 次に、同
条約
の
追加議定書
は、失明をもたらす
レーザー兵器
の
使用
及び
移譲
を
禁止
することを内容とする新たな
議定書
Ⅳを同
条約
に追加することについて定めております。
委員会
におきましては、
地雷
の被害、
埋設等
の
現状
、
対人地雷
の
全面禁止
に向けた
我が国
及び諸
外国
の
基本姿勢
、
地雷除去
に関する
我が国
の協力と
武器輸出
三
原則
との
関係等
について
質疑
が行われましたが、詳細は
会議録
によって御承知願います。
質疑
を終え、
採決
の結果、両件はいずれも
全会一致
をもって
承認
すべきものと決定いたしました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ―――――――――――――
議長(斎藤十朗君)(斎藤十朗)
5
○
議長
(
斎藤十朗
君) これより両件を一括して
採決
いたします。 両件を
承認
することに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
議長(斎藤十朗君)(斎藤十朗)
6
○
議長
(
斎藤十朗
君)
総員起立
と認めます。 よって、両件は
全会一致
をもって
承認
することに決しました。 ―――――・―――――
議長(斎藤十朗君)(斎藤十朗)
7
○
議長
(
斎藤十朗
君)
日程
第三
空港整備法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)を
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
運輸委員長
直
嶋正行
君。 〔直
嶋正行
君
登壇
、
拍手
〕
直嶋正行君(直嶋正行)
8
○直
嶋正行
君 ただいま
議題
となりました
法律案
につきまして、
運輸委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
申し上げます。 本
法律案
は、
地域
における
空港整備
に対する要請に的確に対応するため、
共用飛行場
における
一般公衆
の利用に供する施設の
整備
について、
当該共用飛行場
の存する都道府県が
整備
に要する費用の一部を負担することとするとともに、
地方公共団体
がその管理する
空港
において、より主体的に
当該地域
のニーズに対応して
滑走路
を延長する
工事等
を施行することができることとする等の
改正
を行おうとするものであります。 なお、
衆議院
におきまして、
施行期日
を公布の日とする修正が行われております。
委員会
におきましては、
地方空港整備
の
現状
に対する
認識
、羽田
空港
における
新規航空会社
の参入の
確保等
の
質疑
が行われましたが、その詳細は
会議録
によって御承知願います。
質疑
を終局し、
討論
に入りましたところ、
日本共産党
を代表して
筆坂委員
より
本案
に反対である旨の
意見
が述べられました。
討論
を終わり、
採決
の結果、本
法律案
は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ―――――――――――――
議長(斎藤十朗君)(斎藤十朗)
9
○
議長
(
斎藤十朗
君) これより
採決
をいたします。
本案
に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
議長(斎藤十朗君)(斎藤十朗)
10
○
議長
(
斎藤十朗
君)
過半数
と認めます。 よって、
本案
は可決されました。 ―――――・―――――
議長(斎藤十朗君)(斎藤十朗)
11
○
議長
(
斎藤十朗
君)
日程
第四
外国為替
及び
外国貿易管理法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)を
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
大蔵委員長松浦孝治
君。 〔
松浦孝治
君
登壇
、
拍手
〕
松浦孝治君(松浦孝治)
12
○
松浦孝治
君 ただいま
議題
となりました
法律案
につきまして、
委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
申し上げます。 本
法律案
は、最近における
我が国
の
国際金融
を取り巻く
環境
の変化に対応し、
我が国
の
金融
・
資本市場
の一層の
活性化
を図るため、
資本取引等
について許可または届け出に係る
制度
を
原則
として廃止し
事後報告制度
に移行するとともに、
外国為替公認銀行制度等
による
外国為替業務
に係る
規制
を廃止する等、より自由な
対外取引
のための
環境整備等
を行おうとするものであります。
委員会
におきましては、国内の
金融
・
資本市場空洞化
の
認識
と
法改正
のタイミング、
外為法改正
を
日本版ビッグバン
の
フロントランナー
と位置づけることの
妥当性
、
個人金融資産
の海外への
流出懸念
、
金融システム改革
の実施に伴う税制上の
問題点
、
国際約束
に基づかず
経済制裁
を発動する際の
基準等
について熱心な
質疑
が行われましたが、その詳細は
会議録
に譲ります。
質疑
を終了し、
討論
に入りましたところ、
日本共産党
を代表して
吉岡吉典委員
より本
法律案
に反対する旨の
意見
が述べられました。
討論
を終了し、
採決
の結果、本
法律案
は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、本
法律案
に対し、
附帯決議
が付されております。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ―――――――――――――
議長(斎藤十朗君)(斎藤十朗)
13
○
議長
(
斎藤十朗
君) これより
採決
をいたします。
本案
に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
議長(斎藤十朗君)(斎藤十朗)
14
○
議長
(
斎藤十朗
君)
過半数
と認めます。 よって、
本案
は可決されました。 ―――――・―――――
議長(斎藤十朗君)(斎藤十朗)
15
○
議長
(
斎藤十朗
君)
日程
第五
商法
の一部を
改正
する
法律案
日程
第六
株式
の
消却
の
手続
に関する
商法
の
特例
に関する
法律案
(いずれも
衆議院提出
) 以上両案を一括して
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
法務委員長
続
訓弘
君。 〔続
訓弘
君
登壇
、
拍手
〕
続訓弘君(続訓弘)
16
○続
訓弘
君 ただいま
議題
となりました両
法律案
につきまして、
法務委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
申し上げます。 まず、
商法
の一部を
改正
する
法律案
は、
会社
をめぐる最近の
社会経済情勢
にかんがみ、
株式
会社
について、
ストックオプション
に関する
制度
の
整備
を図り、
取締役
に譲渡するための
自己株式
の
取得
を認めるとともに、
取締役
または
使用
人に対する
新株引受権
の付与を認めようとするものであります。 次に、
株式
の
消却
の
手続
に関する
商法
の
特例
に関する
法律案
は、
公開会社
について、
株式
を
消却
する
手続
を緩和して、定款で授権された範囲内で、
取締役会
の
決議
により、
自己株式
を
取得
して、
消却
することができることとしようとするものであります。
委員会
におきましては、両
法律案
を一括して
議題
とし、
参考人
から
意見
を聴取するとともに、
議員立法
で提案するに至った経緯と背景、
法制審議会
における
ストックオプション
についての
検討経過
及び
自己株式
の
取得
に関する情報の開示の
必要性等
について
質疑
が行われましたが、その詳細は
会議録
によって御承知願います。
質疑
を終局し、
討論
に入りましたところ、
日本共産党
を代表して
橋本理事
より両
法律案
に反対する旨の
意見
が述べられました。
討論
を終わり、両
法律案
を順次
採決
の結果、いずれも多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、両
法律案
に対して、
附帯決議
が付されております。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ―――――――――――――
議長(斎藤十朗君)(斎藤十朗)
17
○
議長
(
斎藤十朗
君) これより両案を一括して
採決
いたします。 両案に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
議長(斎藤十朗君)(斎藤十朗)
18
○
議長
(
斎藤十朗
君)
過半数
と認めます。 よって、両案は可決されました。本日はこれにて散会いたします。 午前十時十五分散会