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1996-11-12 第138回国会 参議院 大蔵委員会 第1号
公式Web版
会議録情報
0
平成
八年十一月十二日(火曜日) 午前十時開会 ――
―――――――――――
委員氏名
委員長
松浦
孝治
君 理 事
石川
弘君
上杉
光弘
君
片山虎之助
君
金田
勝年
君
河本
英典
君
佐藤
泰三
君
清水
達雄
君
楢崎
泰昌
君
西田
吉宏
君
荒木
清寛
君
岩瀬
良三
君
海野
義孝
君
風間
昶君
白浜
一良
君
寺崎
昭久
君
益田
洋介
君
志苫
裕君
鈴木
和美
君
角田
義一
君
吉岡
吉典
君
山口
哲夫
君 ――
―――――――――――
委員
の
異動
十一月十一日 辞任
補欠選任
佐藤
泰三
君
上野
公成君
西田
吉宏
君
嶋崎
均君 ――
―――――――――――
出席者
は左のとおり。
委員長
松浦
孝治
君 理 事
石川
弘君
河本
英典
君
荒木
清寛
君
海野
義孝
君
鈴木
和美
君 委 員
上杉
光弘
君
片山虎之助
君
金田
勝年
君
清水
達雄
君
嶋崎
均君
楢崎
泰昌
君
岩瀬
良三
君
風間
昶君
白浜
一良
君
寺崎
昭久
君
益田
洋介
君
角田
義一
君
吉岡
吉典
君
山口
哲夫
君
国務大臣
大 蔵 大 臣
三塚
博君
事務局側
常任委員会専門
員 小林 正二君
説明員
大蔵政務次官
中村正三郎
君
大蔵政務次官
西田
吉宏
君
大蔵省理財局長
伏屋
和彦
君
大蔵省銀行局長
山口
公生
君
証券取引等監視
若林
勝三
君
委員会事務局長
国税庁次長
堀田
隆夫
君 ――
―――――――――――
本日の
会議
に付した案件 ○
理事補欠選任
の件 ○
国政調査
に関する件 ○
租税
及び
金融等
に関する
調査
(
派遣委員
の
報告
) ○
継続調査要求
に関する件 ――
―――――――――――
松浦孝治
1
○
委員長
(
松浦孝治
君) ただいまから
大蔵委員会
を開会いたします。 この際、
一言
ご
あいさつ
を申し上げます。
大蔵委員長
に
選任
されました
松浦孝治
でございます。 御承知のとおり、本
委員会
は、国の歳入に関する
法律案
を初め、極めて広範な
所管事項
を取り扱う重要な
委員会
でありますので、
委員長
として、微力ではございますが、一生懸命務めさせていただきたいと思います。 もちろんでございますが、
委員会
の
運営
に当たりましては、公平、円満な
運営
を行ってまいりたいと思いますので、どうかよろしくお願い申し上げます。 ありがとうございました。(
拍手
) ――
―――――――――――
この際、
片山
前
委員長
から
発言
を求められておりますので、これを許します。
片山虎之助
君。
片山虎之助
2
○
片山虎之助
君 前
委員長
といたしまして、
一言
ご
あいさつ
を申し上げます。 この一年間、大過なく
委員長
の
職員
を全うすることができましたのは、
委員
の
皆様方
の御
指導
、御協力のたまものであると深く感謝申し上げる次第でございます。まことにありがとうございました。 なお、当
委員会
に引き続きお世話になりますので、よろしくお願いいたします。 ありがとうございました。(
拍手
) ――
―――――――――――
松浦孝治
3
○
委員長
(
松浦孝治
君) まず、
委員
の
異動
について御
報告
いたします。 本日までに、
峰崎直樹
君、直
嶋正行
君、
渡辺孝男
君、
猪熊重二
君、
須藤良太郎
君、
大河原太一郎
君、
牛嶋正
君、
梶原敬義
君、
西田吉宏
君及び
佐藤泰三
君が
委員
を辞任され、その
補欠
として私、
松浦孝治
、
河本英典
君、
風間昶
君、
寺崎昭久
君、
岩瀬良三
君、
荒木清寛
君、
鈴木和美
君、
角田義一
君、
嶋崎均
君及び
上野公成
君が
選任
されました。 ――
―――――――――――
松浦孝治
4
○
委員長
(
松浦孝治
君) 次に、
理事
の
補欠選任
についてお諮りいたします。
委員
の
異動
に伴い現在
理事
が四名欠員となっておりますので、その
補欠選任
を行いたいと存じます。
理事
の
選任
につきましては、先例により、
委員長
の指名に御一任願いたいと存じますが、御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
松浦孝治
5
○
委員長
(
松浦孝治
君) 御
異議
ないと認めます。 それでは、
理事
に
河本英典
君、
荒木清寛
君、
海野義孝
君及び
鈴木和美
君を指名いたします。 ――
―――――――――――
松浦孝治
6
○
委員長
(
松浦孝治
君) 次に、
国政調査
に関する件についてお諮りいたします。 本
委員会
は、
今期国会
におきましても、
租税
及び
金融等
に関する
調査
を行いたいと存じますが、御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
松浦孝治
7
○
委員長
(
松浦孝治
君) 御
異議
ないと認め、さよう決定いたします。 ――
―――――――――――
松浦孝治
8
○
委員長
(
松浦孝治
君) この際、
三塚大蔵大臣
並びに
西田大蔵政務次官
及び
中村大蔵政務次官
から
発言
を求められておりますので、順次これを許します。
三塚大蔵大臣
。
三塚博
9
○
国務大臣
(
三塚博
君) 先般の第二次
橋本内閣発足
に伴いまして、
大蔵大臣
を命ぜられました
三塚博
でございます。
内外多事多難
、
重要課題
が山積をいたしておる中でございます。特に
財政金融政策
の
運営
の任に当たる、こういうことになりまして、その責任の重大さを痛感いたしておるところでございます。 今後とも、
政策運営
に遺漏なきよう
全力
を尽くしてまいる
所存
でございますので、
大蔵委員長
を初め
委員各位
の格段の御
指導
と御
鞭撻
を賜りますよう心からお願いを申し上げまして、ご
あいさつ
にかえさせていただきます。 よろしくお願い申し上げます。(
拍手
)
松浦孝治
10
○
委員長
(
松浦孝治
君)
西田大蔵政務次官
。
西田吉宏
11
○
説明員
(
西田吉宏
君) 先般、
大蔵政務次官
を拝命いたしました
西田吉宏
でございます。
職員
の重大さをひしひしと痛感いたしておるところでございます。
全力
を傾けまして
職務
の
遂行
に当たる
所存
でございます。
委員長
初め
委員各位
の御
指導
と、また御示唆をよろしくお願い申し上げまして、
就任
のご
あいさつ
とさせていただきます。 どうぞよろしくお願いします。(
拍手
)
松浦孝治
12
○
委員長
(
松浦孝治
君)
中村大蔵政務次官
。
中村正三郎
13
○
説明員
(
中村正三郎
君) 先般、
大蔵政務次官
を拝命いたしました
中村
でございます。
大蔵省
は種々の大きな問題を抱えておりますが、特に
行政改革
、
財政再建
、
財政改革
、そして
金融改革
、
財政構造改革
ということで、大変大きい問題に直面しております。 その
職員
の重さを自覚いたしまして、
大臣
の御指示に従い、
大臣
を補佐して、
誠心誠意職務
の
遂行
に当たってまいりたいと思っておりますので、どうか
委員長
を初め
大蔵委員各位
の御
指導
、御
鞭撻
を心からお願い申し上げまして、
就任
のご
あいさつ
にさせていただきたいと思います。 どうかよろしくお願い申し上げます。(
拍手
)
松浦孝治
14
○
委員長
(
松浦孝治
君) 次に、
大蔵省
の
人事異動
に伴い新たに
就任
いたしました
伏屋理財局長外
三名から
発言
を求められておりますので、順次これを許します。まず、
伏屋理財局長
。
伏屋和彦
15
○
説明員
(
伏屋和彦
君)
理財局長
の
伏屋
でございます。よろしく御
指導
のほどお願い申し上げます。(
拍手
)
松浦孝治
16
○
委員長
(
松浦孝治
君)
山口銀行局長
。
山口公生
17
○
説明員
(
山口公生
君)
銀行局長
を拝命しております
山口
でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。(
拍手
)
松浦孝治
18
○
委員長
(
松浦孝治
君)
堀田国税庁次長
。
堀田隆夫
19
○
説明員
(
堀田隆夫
君)
国税庁次長
を拝命いたしました
堀田
でございます。どうか御
指導
のほどよろしくお願い申し上げます。(
拍手
)
松浦孝治
20
○
委員長
(
松浦孝治
君)
若林証券取引等監視委員会事務局長
。
若林勝三
21
○
説明員
(
若林勝三
君)
証券取引等監視委員会事務局長
の
若林
でございます。何とぞよろしく御
指導
賜りますようお願い申し上げます。(
拍手
) ――
―――――――――――
松浦孝治
22
○
委員長
(
松浦孝治
君) 次に、
租税
及び
金融等
に関する
調査
を議題といたします。 先般本
委員会
が行いました
委員派遣
につきまして、
派遣委員
の
報告
を聴取いたします。
石川弘
君。
石川弘
23
○
石川弘
君
委員派遣
について、その
概要
を御
報告
申し上げます。 今回の
委員派遣
は、去る九月十一日から十三日までの三日間にわたり、
大阪
府及び
兵庫
県に参りました。
派遣委員
は、
松浦委員長
、
河本理事
、
海野理事
、
梶原
前
理事
、牛鶴前
理事
、
益田委員
、
吉岡委員
及び私、
石川
の八名であります。
派遣地
におきましては、
近畿財務局
、
造幣局
、
大阪国税局
、
大阪
、
神戸
の両
税関
及び
関西国際空港株式会社
から
概況説明
を、
兵庫
県及び
神戸
市から
阪神
・
淡路大震災
の
被災状況
と
復旧
・
復興
の
状況
についての
情勢報告
をそれぞれ聴取するとともに、
近畿地区
の
金融機関
との
意見交換
を行い、
関西空港税関支署
、
関西空港貨物地区
、
造幣局工場
、
明石海峡大橋
のほか、
長田地区
及び灘五郷における
震災復興状況
並びに
ひょう
ご
輸入住宅センター
を視察いたしました。 以下、
調査
の
概要
について申し上げます。 まず、
近畿地域
の
経済状況等
について申し上げます。
近畿財務局
の
管轄区域
は
大阪
府を初め二府四県に及んでおり、その面積は二万七千平方キロメートルで
全国
の七・二%であるのに対し、人口は二千万人で
全国
の一六・四%を占めております。
近畿経済
の
規模
は、域内総
生産
の
全国比
が一六・八%となっているほか、
製造品出荷額
など多くの指標において総じて
全国
の二割弱の
ウエート
を有しております。
産業構造
としては、鉄鋼、化学など素材型の
ウエート
が
全国
に比べ高い反面、
輸送機械
など
加工組み立て
型の
ウエート
が低く、また、
規模別
では
中小企業
の
ウエート
が高いのが特徴であります。 なお、
平成
七年一月に発生した
阪神
・
淡路大震災
により、
被災地域
はもとより
近畿経済
全体が大きなダメージを受けました。
震災
からの
復旧
・
復興状況
のうち、
公共部門
については、
主要幹線道路
の
復旧
がおくれており、
物流機能
が低下した状態が続き、
被災地域
の
産業活動
や
復旧
・
復興工事
に依然として多大の支障が生じております。その中で、
阪神高速神戸線
は九月末に一年八カ月ぶりの
全面開通
となりました。
民間部門
については、
工場等生産設備
の
復旧
、
持ち家等
の
建て
かえ
工事
などが比較的スムーズに進展しているのに対し、
一般商店街
を中心とした
商業施設
の
復旧
や
商業ビル
、マンションの
建て
かえ
工事
がおくれているほか、
神戸市内
への
観光客
の戻りも鈍い
状況
となっております。 次に、
金融面
についてであります。
近畿管内
に本店を有する
預金取扱金融機関
は、
都市銀行
三行、
地方銀行
八行、第二
地方銀行
十三行、
信用金庫
五十三金庫、信用組合五十四組合などとなっており、
都市銀行
、第二
地方銀行
、
信用金庫
の
預金
、
貸出金
の
構成割合
が
全国
に比べ高くなっているのがこの
地域
の
特色
であります。
近畿地区
の
金融機関
との
意見交換
におきましては、
都市銀行
、
地方銀行
、第二
地方銀行
及び
信用金庫
の各代表から、
バブル崩壊
後の
金融機関経営
のあり方、
不良債権
の
処理状況
、
金融自由化
と
地域金融機関
の
役割等
について
発言
がありました。 具体的には、
バブル期
の
融資行動
について反省していること、
住専処理
における
債権全額放棄
、
低利融資等
が
資金調達力
の劣る
地域銀行
にとっては極めて大きな
負担
であること、今回成立した
金融関連法
の
早期是正措置
の運用に当たっては現実の
取引実態
を踏まえた配慮が必要であること、
郵便貯金事業
及び
公的金融
が民業の補完に徹すべきことなどが述べられた後、活発な
意見交換
が行われました。 次に、
税務行政
についてであります。
大阪国税局
は、
大阪
府を初め二府四県を管轄しております。
管内
の
平成
七年度の
租税収納額
は九兆五千億円であり、対六年度比で二・八%の増収となっておりますが、
阪神
・
淡路大震災被災
前の対五年度比では六・九%の減収となっております。これは、
被災地
にかかる
申告所得税
、
法人税
などの税目において、六年度分が七年度に振替納付されたことによる
影響
であります。 次に、
税関行政
についてであります。
大阪税関
は、
大阪
府を初め北陸三県を含む二府六県を管轄しております。
管内
の
貿易状況
の
特色
は、
主要輸出品目
として
パソコン等
の
事務用機器
の
割合
が高いこと、
地域別輸出入貿易額
に占めるアジアの
割合
が高いことなどが挙げられます。なお、
阪神
・
淡路大震災
の
影響
により、
大阪
港への
外国貿易船
の
入港数
は、
平成
七年
前半
は
震災
前に比べ約四割の
増加
でありましたが、その後、本年
前半
にかけて約二割の
増加状況
が続いております。
神戸税関
は、
山口
県を除く中国・
四国地方
と
兵庫
県を管轄しております。
神戸
港の
震災
後の
復旧状況
を
利用可能バース数
の
回復率
で見ると約半分となっていますが、
貿易額
の
回復状況
は
バース
の
回復状況
、
交通アクセス
の
復旧状況
により
埠頭ごと
にかなりのばらつきが生じています。 また、
神戸
港
入港隻数
の
状況
を
トン数別
に見ると、
大型船
についてはほぼ
回復
しましたが、一万トン未満のクラスでの
回復
が八割にとどまっております。一方、
五大港
のうち
神戸
港を除く他の港は最近いずれも
貿易額
が大きく伸びており、
神戸
港についてはその
国際競争力
を強化するために
神戸
港
復興推進協議会
が去る五月に設置されております。 両
税関
においても、
麻薬類
などの
社会
悪事犯の摘発に努力しているとのことでありました。 最初の
視察先
でありました
関西国際空港
は
我が国初
の二十四時間
空港
であり、
開港
後二年を経て
国際線乗り入れ航空会社
、便数など
開港
前の伊丹
空港
の三倍の
運営実績
を示しております。現在は三千五百メートルの
滑走路
一本で供用されておりますが、二〇〇三年ごろから能力の限界を迎えることが予測されるため、二〇〇七年には二本目の
滑走路
の供用を目指しております。現地では、
滑走路周辺
のほか、
輸入貨物保管施設
において
生鮮貨物
の
輸入状況
を視察いたしました。 さらに、
関西空港税関支署
において、
税関
と
関連民間業界
をオンラインで結び、
輸出入航空貨物
の
通関
及び
物流
・
在庫管理
に係る一連の
税関手続
、並びに
関連民間業務
を総合的に
電算機
で迅速に処理する
航空貨物通関情報処理システム
、
略称エア
・テックスの
稼働状況
を視察いたしました。 次に、
造幣事業
についてであります。
造幣局
は、
近代国家
としての
貨幣制度
の確立を図るため、
明治
新政府により
明治
四年に
大阪
に創設されました。
大型
の
機械設備
を輸入したほか、必要な各種の機材の製作を局内で行い、当時としては画期的な
洋式設備
によって
貨幣
の
製造
を開始しました。また、
貨幣
の
製造
のほか勲章、褒章及び
金属工芸品
の
製造
なども行っております。 現在は、
我が国初
の
プレミアム型金貨簿
の発行となる
長野オリンピック記念貨幣
の第一次販売に向けて準備が進められておりました。このほか、
工場
において
貨幣
の
製造工程
の各段階を視察いたしました。 次に、
阪神
・
淡路大震災
の
被災状況
と
復旧
・
復興
の
状況
についてであります。 まず、
兵庫
県から、
被害総額
約十兆円にも上る今回の
大震災
により、
高齢社会
における大災害の
復興
の難しさを痛感するとともに、従来の
制度
では対応できないため、新しい仕組みが必要であるなどの
情勢報告
を受けました。 また、
兵庫県知事
からは、
平成
九年度
予算編成
における
震災復興事業費
の確保及び
地方負担額
に係る
財政支援措置
の
拡充
、
平成
八年度における
震災復興事業
に係る
補正予算
の
編成
、
被災者
の
生活再建
のための
支援措置
の
拡充
、
被災者
の
住宅再建
に係る
税制
上の
支援措置
の充実、新しい
住宅地震共済制度
の創設、
産業復興
のための
先導的プロジェクト
の
推進
などについて、
神戸市長
からは、特に
消費税
の引き上げに対する
措置等住宅等自立再建
についての
税制
上の
支援
、
エンタープライズゾーン設置
及び上海・
長江交易促進プロジェクト
の
推進
による
産業
の
復興
、
震災復興事業
に対する
財政支援
などについて強い
要望
がありました。 さらに、
長田地区
における
震災復興市街地
再
開発事業等
の
進捗状況
、及び灘五郷における
酒造業
の
震災復興状況
、並びに
震災
を契機に
輸入住宅
の
建設促進
を図るために設置された
ひょう
ご
輸入住宅センター
を視察いたしました。 このほか、
平成
十年に完成すれば世界一の長さのつり橋となる
明石海峡大橋
を現地視察いたしました。 以上、概略を申し述べましたが、今回の
派遣
におきまして
調査
に御協力いただきました
関係者
の
皆様
に対し、この席をかりまして厚く御礼を申し上げ、
派遣報告
を終わります。
兵庫
県及び
神戸
市から提出されました
要望書
につきましては、本
委員会
の
会議録
の
末尾
に掲載させていただきたいと存じますので、よろしくお取り計らいのほどをお願い申し上げます。
松浦孝治
24
○
委員長
(
松浦孝治
君) 以上をもって
派遣委員
の
報告
は終了いたしました。 なお、ただいまの
報告
の中で要請のございました
要望書
につきましては、本日の
会議録
の
末尾
に掲載いたしたいと存じますが、御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
松浦孝治
25
○
委員長
(
松浦孝治
君) 御
異議
ないと認め、さよう取り計らいます。 ――
―――――――――――
松浦孝治
26
○
委員長
(
松浦孝治
君) 次に、
継続調査要求
に関する件についてお諮りいたします。
租税
及び
金融等
に関する
調査
につきましては、閉会中もなお
調査
を継続することとし、本件の
継続調査要求書
を議長に提出いたしたいと存じますが、御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
松浦孝治
27
○
委員長
(
松浦孝治
君) 御
異議
ないと認め、さよう決定いたします。 なお、
要求書
の作成につきましては
委員長
に御一任願いたいと存じますが、御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
松浦孝治
28
○
委員長
(
松浦孝治
君) 御
異議
ないと認め、さよう決定いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午前十時二十分散会 ――――◇―――――