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1996-05-24 第136回国会 衆議院 外務委員会 第9号 公式Web版

  1. 会議録情報

    平成八年五月二十四日(金曜日)     午後一時二分開議  出席委員   委員長 関谷 勝嗣君    理事 小杉  隆君 理事 田中 直紀君    理事 玉沢徳一郎君 理事 赤羽 一嘉君    理事 東  祥三君 理事 松沢 成文君    理事 井上 一成君 理事 前原 誠司君       佐藤 剛男君    斎藤 文昭君       坂本三十次君    櫻内 義雄君       鈴木 宗男君    二階堂 進君       原田昇左右君    伊藤 英成君       石田 勝之君    岡田 克也君       小坂 憲次君    笹山 登生君       中野 寛成君    羽田  孜君       秋葉 忠利君    佐藤 泰介君       園田 博之君    古堅 実吉君       吉岡 賢治君  出席国務大臣         外 務 大 臣 池田 行彦君  出席政府委員         外務大臣官房審         議官      谷内正太郎君         外務大臣官房審         議官      西田 芳弘君         外務省アジア局         長       加藤 良三君         外務省条約局長 林   暘君  委員外出席者         外務委員会調査         室長      野村 忠清君     ————————————— 委員の異動 五月二十四日  辞任         補欠選任   安倍 晋三君     佐藤 剛男君   若松 謙維君     石田 勝之君 同日  辞任        補欠選任   佐藤 剛男君     安倍 晋三君   石田 勝之君     若松 謙維君     ————————————— 本日の会議に付した案件  海洋法に関する国際連合条約及び千九百八十二  年十二月十日の海洋法に関する国際連合条約第  十一部の実施に関する協定締結について承認  を求めるの件(条約第三号)  海洋法に関する国際連合条約に関する件      ————◇—————
  2. 関谷勝嗣

    関谷委員長 これより会議を開きます。  海洋法に関する国際連合条約及び千九百八十二年十二月十日の海洋法に関する国際連合条約第十一部の実施に関する協定締結について承認を求めるの件を議題といたします。  本件に対する質疑は終局いたしております。  これより本件に対する討論に入るのでありますが、その申し出がありませんので、直ちに採決いたします。  本件承認すべきものと決するに賛成諸君起立を求めます。     〔賛成者起立
  3. 関谷勝嗣

    関谷委員長 起立総員。よって、本件承認すべきものと決しました。  お諮りいたします。  ただいま議決いたしました本件に関する委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  4. 関谷勝嗣

    関谷委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。      〔報告書は附録に掲載〕      ————◇—————
  5. 関谷勝嗣

    関谷委員長 次に、国際情勢に関する件について調査を進めます。  ただいま委員長の手元に、玉沢徳一郎君外五名から、自由民主党新進党社会民主党護憲連合新党さきがけ日本共産党及び市民リーグ民改連の六派共同提案による海洋法に関する国際連合条約に関する件について決議されたいとの動議提出されております。  この際、本動議議題とし、提出者から趣旨説明を聴取いたします。東祥三君。
  6. 東祥三

    ○東(祥)委員 私は、自由民主党新進党社会民主党護憲連合新党さきがけ日本共産党及び市民リーグ民改連を代表いたしまして、ただいま議題となりました動議につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  これから案文の朗読をもって趣旨説明にかえさせていただきます。     海洋法に関する国際連合条約に関する件(案)   海洋法に関する国際連合条約批准に際し、政府は次の事項につき誠実に努力すべきである。  一 排他的経済水域全面設定及び大陸棚の境界画定に当たっては、わが国の国益に配慮し、韓国及び必要に応じ中国との交渉に当たること。  二 日韓漁業協定及び日中漁業協定改定交渉に際しては、安定した日韓及び日中の漁業関係を確立するとともに、排他的経済水域内においては、我が国漁業の将来における発展が望めるよう、最大限の努力を払うこと。  三 政府は、これらの事項解決に当たっては、永続的かつ安定的な日韓間及び日中間の平和で友好関係に配慮し、また、我が国の従来の立場を十分に踏まえ、問題解決に努めること。  四 海洋資源持続的活用と共に、海洋環境保全に努めること。   右決議する。 以上でございます。
  7. 関谷勝嗣

    関谷委員長 これにて趣旨説明は終わりました。  採決いたします。  玉沢徳一郎君外五名提出動議賛成諸君起立を求めます。     〔賛成者起立
  8. 関谷勝嗣

    関谷委員長 起立総員。よって、本件は本委員会決議とするに決しました。  この際、外務大臣より発言を求められておりますので、これを許します。外務大臣池田行彦君。
  9. 池田行彦

    池田国務大臣 ただいまの御決議に対して所信を申し述べます。  政府といたしましては、ただいま採択されました御決議趣旨を十分に踏まえて、また、韓国及び中国との友好協力関係重要性に十分配慮しつつ、両国との間での国連海洋法条約批准に伴う事項に関し、適切に対処してまいる所存であり、さらに、海洋資源活用海洋環境保全等にも努めてまいる所存であります。
  10. 関谷勝嗣

    関谷委員長 お諮りいたします。  ただいまの決議の議長に対する報告及び関係当局への参考送付につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  11. 関谷勝嗣

    関谷委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後一時七分散会