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北村委員 大変
心配があるからここで
質問しているのですよ。今審議官が、その証明ができない、こう言っていますけれ
ども、そんなことはありません。もしそんな
認識なら現地に行って見てきてください。これはきちっと証明できます。もしそのことだけでこれを一緒にするなんて言ったら、
生産者の人力を愚弄することになりますよ。これは証明、きちっとできますから、そのことを踏まえて検討に入ってください。これは私の要望だけにしておきます。三月十七日に閣議
決定されたのを今すぐなんて、手続上そんな簡単にはやれないでしょう。
しかし、皆さんは重大な過ちを行っている。それも、まさしく制度を、制度として決まったからということで、まず
団体や、あるいは
生産者の方々にこれを説明しているのと、その一番のあれは、F1とホル雄、これが区別できない、証明ができない、証明する方法なんて幾らでもあります。ですから、そういうことをしっかり踏まえてこのことを、再検討をぜひ
お願いしたいと思います。
さて次に、先ほど自民党さんの方からヘルパー制度のことについては出てまいりましたけれ
ども、やはりフレッシュなミルクを国民の人力が飲みたい、安全で安心して飲んでみたい、こういう
消費者の意思というものが私は非常に強いと。そういったときに、牛乳を飲むことによってこれからの
高齢化社会の中で医療費というものも軽減できるという方法もあります。あるいはその
酪農、牛乳を搾るという、三百六十五日朝晩搾る、これは絶対に不可欠な労働です。普通のほかの労働とはまた違うのですね。生き物の中でも、それも国民の意思であるフレッシュな牛乳、安全で安心して安定的に飲みたい、そういう意思をしっかりやろうとすれば、この労働というものについては、ほかの一般の労働とイコールというふうに
考えられないところがある。ですから、そうならば、やはりこのヘルパー制度というのは基金だけでは私は無理であると。ぜひここのところを、フレッシュな牛乳を飲みたい、安全で安心して飲んでみたい、そういう国民の皆さんの意思をきちっと踏まえたヘルパー制度というものを、これは何としても実現をしていただきたい、このように実は思います。
それからもう一つ大きな問題で、コントラクター事業がございます。しかし、今のトラクターは補助の対象にならないのですね。これは昭和五十四年だったと思いますけれ
ども、
局長通達でこれはだめになっていますね。年数がどうか、ちょっと私もあれですが。
つまり第一次構造改善、第二次近代化、そういうときには、トラクター利用協同組合をつくりなさいというので、これはもう鳴り物入りで国があれしました。私のところもそうです。今でもトラクター利用組合、やっていますよ。ここに専用のトラクターの運転手を置いてやっていますよ。しかし、いろいろなところがトラクター利用組合をつくったけれ
ども、結局は、
最後は個々の
農家のところにトラクターを
張りつけをしてしまった。それが会計検査でいろいろな問題が起きて、トラクターはだめだと。しかし、この立ち上がりというのでしょうか、規模を拡大していく、皆さんの方が、ある
程度規模を拡大していかなかったら、
生産性向上をして安いものをつくれないというのであれば、一つの事業の中で規模を拡大していくということになれば、トラクターというのは不可欠なものなんです。ところが、そのトラクターだけは補助の対象にならない。ところが
農林省の皆さんは、いや、地方の方から上がってくればいいですよと。しかし、
局長通達があれば都道府県も、あるいは市
町村も、それは
局長通達は
政治家以上に強いです。
北村直人が何か言うよりも、
局長がだめと言ったら、これは役所の人力、ひょっとしたら大臣よりも強いのじゃないですか、
局長通達の方が。我々、どこにも決めたわけではないですよ。
局長さん方は十万票いただいて選挙で当選してきたわけではないです。東大を出て、第一回目の上級職を通って、それは優秀な成績で入ったでしょう。しかし、国民から負託もされていない人が
局長通達で、そしてその後は、いや、
農林省はそれでもいいのです、上がってこないからだめなんです、だれも上げられませんよ、都道府県も市
町村も。やはりトラクター事業というのも、これは特に農協だとか公社がやる事業についてもだめだ、これはやはり
考えていくべきであると私は思いますけれ
ども、どうでしょうか。