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太田(義)政府委員(太田義武)
○
太田
(義)
政府委員
お
手元
に縦長の
資料
がございます。それに基づきまして
平成
七年度の
厚生省予算案
の
概要
を御
説明
させていただきます。 まず、
厚生省所管一般会計予算
の規模でございますが、
総額
十四兆百十五億円、対前年度二・九%の
伸び
となっております。なお、
NTT株式売却益
を活用して行ったいわゆる旧
NTT
−
B事業分等
を除いた
総額
は十三兆九千七百四十六億円、対前年度三・四%の
伸び
となっております。 以下、
厚生省予算案
の主要な
内容
につきまして、その概略を御
説明
申し上げます。 まず、
資料
の一ページ目をお開きいただきたいと思います。 第一は、
高齢者保健福祉対策
であります。
高齢者介護対策等
の一層の
充実
を図るため、現行の「
高齢者保健福祉推進
十か年戦略」いわゆる
ゴールドプラン
を全面的に
見直し
、
平成
十一年度までの
整備目標
を大幅に引き上げますとともに、今後取り組むべき
施策
の
基本的枠組み
を定めた新
ゴールドプラン
が策定されたところであります。この新
ゴールドプラン
に沿ってホームヘルパーの大幅な増員を図るとともに、新たに
巡回
型の二十四時間
対応ヘルパー
の創設、二ページに移りまして、
特別養護老人ホーム
の大幅な
増設等
を図ることとしております。 三ページをお開きいただきたいと思います。 第二は、
児童家庭対策
であります。
少子化
の進行に
対応
し、
子育て
を
社会
全体で
支援
するため、昨年末いわゆる
エンゼルプラン
を策定し、その
施策
の
具体化
の一環として「
緊急保育対策等
五か年
事業
」が策定されたところであります。 四ページをごらんいただきたいと思います。 保育
対策
といたしまして、低年齢児保育の促進、延長保育・一時保育
事業
の
拡充等
を図ることとしております。五ページに移りまして、さらに健全育成
対策
、母子
保健
対策
等の
推進
を図ることとしております。 六ページをごらんいただきたいと思います。 第三は、
医療
保険制度等の改正についてであります。まず、
国民健康保険制度
につきましては、低所得者に対する
保険料軽減制度
の段階的な拡充を図るほか
所要
の
見直し
等を行うこととしております。 七ページに移りまして、
老人保健制度
については、
老人医療費拠出金
の算定に用いられます
老人加入率
の
上限
、下限の
見直し
等を行うこととしております。 八ページをごらんいただきたいと思います。 第四は、
障害者
等の福祉
対策
であります。
市町
村
障害者
社会参加
促進
事業
を創設するなど
施策
の
充実
を図ることとしております。九ページに移りまして、
社会福祉施設
の
整備
及び連営の拡充、それから
生活
保護基準の引き上げを図ることとしております。 十ページをごらんいただきたいと思います。 第五は、
水道
、
廃棄物
処理
対策
であります。
生活
の質的向上を実現できる
水道
を
整備
するとともに、ごみゼロ
社会
を目指しました
廃棄物対策
等の
推進
を図ることとしております。 十一ページから十三ページにわたりまして、第六は、疾病
対策
であります。まず、がん
対策
、エイズ
対策
につきましては、引き続き総合的な
対策
を
推進
していくこととしております。
精神保健対策
、
結核対策
につきましては、それぞれ
地域
の
実情
に即した
施策
の
充実
を図ることとしております。なお、精神
医療
及び結核
医療
の
公費
負担
制度につきましては、
医療
保険優先とし、
医療
保険の自己
負担
分について
公費
助成を行う仕組みに変更することとしております。 十四ページをごらんいただきたいと思います。 第七は
保健
・
医療
対策
であります。在宅
医療
推進
事業
を創設するとともに、
医療
の質の一層の向上を図るために
病院機能評価
の実施に対する
支援
事業
を創設することとしております。 十五ページをごらんいただきたいと思います。 第八は、
食品
等の安全
対策
及び
環境
衛生
関係
営業
対策
であります。
食品
等の安全
確保
対策
の
充実
強化を図るほか、
環境
衛生
関係
営業の近代化、合理化を促進し、その振興を図ることとしております。 十六ページをごらんいただきたいと思います。 第九は医薬品等
対策
であります。医薬品等の
安全性
の
確保
と適正使用の
推進
を図るほか、血液
事業
の
推進
、麻薬・覚せい剤等
対策
の拡充を行うこととしております。 十七ページをごらんいただきたいと思います。 第十は
援護
対策
であります。本年は戦後五十周年という節目の年に当たることから、戦没者に係る慰霊
事業
につきまして遺骨収集応急
派遣
事業
を創設するなど、一層の
充実
を図るとともに、
援護
年金の
改善
、
戦没者等
の
遺族
に対する
特別弔慰金
を
支給
するほか、十八ページに移りまして、中国残留邦人等
対策
としては、毎年の一時帰国が実現できるようにするなど、
援護
対策
の
充実
を図ることとしております。 第十一は、原爆被爆者
対策
であります。
原子爆弾被爆者
に対する
援護
に関する
法律
に基づきまして所得制限の撤廃及び原爆被爆者特別葬祭給付金の創設を行うほか、
各種施策
の
充実
強化を図ることとしております。 十九ページをごらんいただきたいと思います。 第十二は年金、手当の
改善
等であります。年金額につきましては、本年四月から前年の消費者物価上昇率を基準として〇・七%引き上げますとともに、各種手当についても年金に準じて
改善
することとしております。 なお、厳しい財政事情の中で、やむを得ざる措置として、厚生年金国庫
負担
の繰り延べ及び
国民
年金国庫
負担
平準化措置に基づく加算額の繰り延べ措置を講じさせていただいております。 最後に、二十ページをごらんいただきたいと思います。 第十三の厚生
科学技術
の振興、第十四の国際協 力につきましては、研究費の
充実
を図るほか、世界
保健
機関に対する
支援
等を
推進
することとしております。 以上、主な
内容
について御
説明
申し上げましたが、お
手元
の
資料
のうち、
厚生省
関係
の特別会計の予算案、公庫、
事業
団の
事業
計画
等につきましては
説明
を省略させていただきます。 どうぞよろしくお願い申し上げます。
kokalog - 国会議事録検索
1995-02-03 第132回国会 衆議院 厚生委員会 第1号
公式Web版
会議録情報
0
本
国会召集日
(
平成
七年一月二十日)(金曜日) (午前零時現在)における本
委員
は、次のとおり である。
委員長
岩垂寿喜男
君
理事
衛藤
晟一
君
理事
木村
義雄
君
理事
鈴木
俊一
君
理事
戸井田三郎
君
理事
井上
喜一
君
理事
石田
祝稔
君
理事
山本
孝史
君
理事
網岡
雄君
荒井
広幸
君
小野
晋也君
熊代
昭彦
君
近藤
鉄雄
君
塩崎
恭久
君 住
博司
君
高橋
辰夫
君 竹内 黎一君
長勢
甚遠君
根本 匠君
藤本
孝雄
君
堀之内久男
君
山口
俊一
君
青山
二三君
井奥
貞雄
君
岩浅
嘉仁
君
小沢
辰男
君
岡田
克也
君
塚田
延充
君
野呂
昭彦
君
福島
豊君
桝屋
敬悟
君
矢上
雅義
君
柳田
稔君
米田
建三
君
金田
誠一
君
五島
正規
君
土肥
隆一
君
森井
忠良
君
三原
朝彦
君
岩佐
恵美
君 ————————
—————————————
平成
七年二月三日(金曜日) 午後零時十五分
開議
出席委員
委員長
岩垂寿喜男
君
理事
衛藤
晟一
君
理事
木村
義雄
君
理事
鈴木
俊一
君
理事
井上
喜一
君
理事
石田
祝稔
君
理事
山本
孝史
君
理事
網岡
雄君
理事
荒井
聰君
安倍
晋三君
荒井
広幸
君
栗本慎一郎
君
近藤
鉄雄
君
高橋
辰夫
君 橘
康太郎
君
中谷
元君
長勢
甚遠君
藤本
孝雄
君
堀之内久男
君
山口
俊一
君
青山
二三君
岩浅
嘉仁
君
鴨下
一郎
君
久保
哲司
君
坂口
力君
福島
豊君
保岡
興治
君
五島
正規
君
土肥
隆一
君
森井
忠良
君
横光
克彦
君
宇佐美
登君
岩佐
恵美
君
出席国務大臣
厚 生 大 臣
井出
正一
君
出席政府委員
厚生政務次官
狩野 勝君
厚生大臣官房長
山口
剛彦君
厚生大臣官房総
務審議官
太田
義武君
厚生大臣官房審
議官
和田 勝君
厚生大臣官房審
議官
丸山 晴男君
厚生省健康政策
局長
谷 修一君
厚生省保健医療
局長
松村 明仁君
厚生省生活衛生
局長
小林
秀資
君
厚生省生活衛生
藤原 正弘君
局水道環境部長
厚生省薬務局長
田中 健次君
厚生省社会
・援
護局長
佐野
利昭君
厚生省老人保健
福祉局長
阿部 正俊君
厚生省児童家庭
局長
佐々木典夫
君
厚生省保険局長
岡光
序治
君
厚生省年金局長
近藤純五郎
君
社会保険庁運営
部長
横田 吉男君
委員外
の
出席者
厚生委員会調査
室長 市川 喬君
—————————————
委員
の
異動
一月二十四日
辞任
補欠選任
井奥
貞雄
君
保岡
興治
君 同月二十五日
辞任
補欠選任
三原
朝彦
君
荒井
聰君 同月二十六日
辞任
補欠選任
小野
晋也君
宮里
松正
君
木村
義雄
君
佐藤
静雄
君
小沢
辰男
君
坂口
力君
岡田
克也
君
田名部匡省
君
塚田
延充
君 粟屋 敏信君
野呂
昭彦
君
鴨下
一郎
君
桝屋
敬悟
君
久保
哲司
君
矢上
雅義
君 宮本 一三君 同日
辞任
米田
建三
君 同日
補欠選任
枝野
幸男
君 同月三十一日
辞任
補欠選任
荒井
広幸
君
越智
伊平
君
熊代
昭彦
君
原田
憲君
塩崎
恭久
君
村田敬次郎
君 住
博司
君
中山
太郎
君
坂口
力君
安倍
基雄
君 同日
辞任
補欠選任
越智
伊平
君
荒井
広幸
君
中山
太郎
君 住
博司
君
原田
憲君
熊代
昭彦
君
村田敬次郎
君
塩崎
恭久
君
安倍
基雄
君
坂口
力君 二月一日
辞任
補欠選任
宮里
松正
君
木村
義雄
君
柳田
稔君
安倍
基雄
君
岩佐
恵美
君
佐々木陸海
君 同日
辞任
補欠選任
安倍
基雄
君
柳田
稔君
佐々木陸海
君
岩佐
恵美
君 同月二日
辞任
補欠選任
柳田
稔君
安倍
基雄
君 同日
辞任
補欠選任
安倍
基雄
君
柳田
稔君 同月三日
辞任
補欠選任
熊代
昭彦
君 橘
康太郎
君
佐藤
静雄
君
栗本慎一郎
君
塩崎
恭久
君
安倍
晋三君 住
博司
君
中谷
元君
金田
誠一
君
横光
克彦
君
枝野
幸男
君
字佐美
登君 同日
辞任
補欠選任
安倍
晋三君
塩崎
恭久
君
栗本慎一郎
君
佐藤
静雄
君 橘
康太郎
君
熊代
昭彦
君
中谷
元君 住
博司
君
宇佐美
登君
枝野
幸男
君 同日
荒井聰
君が
理事
に当選した。 同日
理事戸井田三郎
君同日
理事辞任
につき、その補 欠として
木村義雄
君が
理事
に当選した。
—————————————
一月二十日 臓器の
移植
に関する
法律案
(
森井忠良
君外十三 名
提出
、第百二十九回
国会衆法
第七号) 二月三日
戦傷病者戦没者遺族等援護法
及び
戦没者等
の遺 族に対する
特別弔慰金支給法
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
第一二号) は本
委員会
に付託された。
—————————————
本日の
会議
に付した案件
理事
の
辞任
及び
補欠選任
国政調査承認要求
に関する件
厚生関係
の
基本施策
に関する件
厚生関係
の
基本施策
に関する件(
兵庫
県
画部地
震に関する
厚生省
の
取組状況
) ————◇—————
岩垂委員長(岩垂寿喜男)
1
○
岩垂委員長
これより
会議
を開きます。
理事辞任
の件についてお諮りいたします。
理事戸井田三郎
君から、
理事辞任
の
申し出
があります。これを許可するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
岩垂委員長(岩垂寿喜男)
2
○
岩垂委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 引き続き、
理事補欠選任
の件についてお諮りいたします。 ただいまの
理事辞任
及び
委員
の
異動
に伴い、現在
理事
が二名欠員となっております。その
補欠選任
につきましては、先例により、
委員長
において指名するに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
岩垂委員長(岩垂寿喜男)
3
○
岩垂委員長
御
異議
なしと認めます。 それでは、
理事
に
木村
義雄
君
荒井
聰君を指名いたします。 ————◇—————
岩垂委員長(岩垂寿喜男)
4
○
岩垂委員長
次に、
国政調査承認要求
に関する件についてお諮りいたします。
厚生関係
の
基本施策
に関する
事項
社会保障制度
、
医療
、
公衆衛生
、
社会福祉
及び 人口問題に関する
事項
以上の両
事項
について、その
実情
を
調査
し、
対策
を樹立するため、小
委員会
の
設置
、
関係
各方面からの
説明聴取
及び
資料
の
要求等
の方法により、
本会期
中
調査
を進めたいと存じます。 つきましては、
衆議院規則
第九十四条により、議長の
承認
を求めたいと存じますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
岩垂委員長(岩垂寿喜男)
5
○
岩垂委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。
岩垂委員長(岩垂寿喜男)
6
○
岩垂委員長
この際、
兵庫
県
南部地震
により亡くなられた
方々
に哀悼の意を表し、心より御冥福を祈り、
黙祷
をささげたいと存じます。御
起立
をお願いします。
——黙祷
。 〔
総員起立
、
黙祷
〕
岩垂委員長(岩垂寿喜男)
7
○
岩垂委員長
黙祷
を終わります。御着席願います。
岩垂委員長(岩垂寿喜男)
8
○
岩垂委員長
厚生関係
の
基本施策
に関する件について
調査
を進めます。 この際、
厚生大臣
から
所信
を表明したいとの
申し出
がありますので、これを許します。
井出厚生大臣
。
井出国務大臣(井出正一)
9
○
井出国務大臣
厚生大臣
の
井出正一
でございます。 最初にお断り申し上げますが、お
手元
にお配りしました私の
所信表明要旨
ですが、本来、もう少しきちっとした印刷物にすべきところ、今回の大震災の
状況
、できるだけ新しい数字を申し上げたいと思いまして、こんな形になりましたことをお許しいただきとうございます。 第百三十二回
国会
の
厚生委員会
における
所信表明
に先立ち、今般の
兵庫
県
南部地震
につきまして申し述べたいと存じます。 一月十七日午前五時四十六分に
発生
いたしました
兵庫
県
南部地震
は、五千人を超す死者、
行方不明者
など多数の
死傷者
を出したのを初め、多くの
家屋
やビルの倒壊、火災の
発生
、
水道等
のライフラインの寸断など、
被災地
に深刻な
被害
を与えております。
災害救助法
の適用となる
地方公共団体
は、十七日以降逐次
増加
し、二月二日現在で、十五市十町の計二十五
市町
となっております。 私も、二十一日に現地に赴き、
被害
の
実情
を見てまいりましたが、
避難場所
の隣に設けられた
安置所
に納められた数多くの御遺体や
瓦れき
にあふれた町の様子を目の当たりにし、その悲惨さに痛惜限りない思いがいたしました。
地震
によりお亡くなりになられた
方々
や御
遺族
に対し謹んでお悔やみを申し上げますとともに、負傷された
方々
や
被災者
の
方々
に心からお見舞いを申し上げます。 現在、二十六万人の
方々
が
避難所生活
を余儀なくされており、こうした
方々
を初めとする
被災者
の
方々
の
生活
、健康をどのようにして守るかが現時点での
厚生省
として取り組むべき最優先の
課題
であります。また、
被害
を受けた
都市機能
をどのように
復旧
、復興させていくかということにつきましても、早急に、
政府
を挙げて、県や
市町
と連携を密にしながら取り組む必要があります。
厚生省
におきましては、
地震
が
発生
したその日に、事務次官を
本部長
とする
災害対策本部
を設けるとともに、二十三日には、
情報収集
や県、
市町
の
連絡調整
の円滑な実施を目的として、
神戸市内
に
厚生省現地対策本部
を設けるなど、全省的な対応を行っております。 現在の
厚生省
の
取り組み状況
の
概要
は、次のとおりです。 まず、
飲料水
につきましては、
災害発生
時より継続して
必要量
を
確保
しております。
水道
の
復旧率
は、二月二日午後三時現在、約五八・七%となっており、引き続き、
復旧作業
を進めてまいります。
医療
につきましては、
医師
と
看護婦
が常駐する
救護センター
の
避難所
への
設置
を進めるとともに、
医師
と
看護婦
による
巡回診療
を行っております。引き続き、
医療
の
供給
の
確保
を図ってまいります。
避難所生活
につきましては、今後は、量やつい立ての配置や入浴など
生活環境
の
改善
にも留意してま。いります。
応急仮設住宅
につきましては、
被災者
の
方々
が一刻も早く住居を
確保
できるよう、
早期
の完工を目指して
整備
を進めております。また、
民間アパート等
の
借り上げ方式
による
住宅確保
の工夫も行ってまいります。
倒壊家屋等
の
瓦れき
の
処理
につきましては、全半壊の
家屋等
の解体を含めて、
公費
で
処理
する体制を整えたところであります。 そのほか、
被災地域
の
方々
の
生活
の安定に最大限努めてまいります。また、子供や
高齢者
、
障害者
の
方々
に対しきめ細かな配慮を行いつつ、
取り組み
を進めてまいります。 さて、二十一世紀の本格的な少子・
高齢社会
の到来を目前に控え、
転換点
を迎えている
厚生行政
における
平成
七年度の主要な
施策
について申し上げます。 「人にやさしい政治」、「安心できる政治」という
内閣
の
基本的理念
を
具体化
していくことは、まさに
厚生行政
の使命であり、
国民生活
を支える
保健
、
医療
、
福祉等
の
社会保障制度
について、今こそその
基盤強化
に全力で取り組んでまいります。 中でも、
高齢者介護施策
につきましては、
国民
が安心して老後を迎えられる
介護サービス
の基盤を
整備
するため、
老人保健福祉計画
により把握さ れた
地域
の
ニーズ
を踏まえ、
サービス
の
目標水準
の引き上げなどを
内容
とした新
ゴールドプラン
を策定したところであり、計画に基づく
地方公共団体
の
取り組み
を全面的に支援してまいります。 また、
国民
だれもが必要な
サービス
をスムーズに手に入れられるような新たな
公的介護システム
の
検討
を進めてまいります。 また、
少子化
の進行に対応し、
子育て
を
社会
全体で支援するため、昨年十二月、いわゆる
エンゼルプラン
を策定し、総合的、計画的な
子育て支援施策
を展開することとしたところであります。また、その
具体化
の一環として
平成
七年度から「
緊急保育対策等
五か年
事業
」をスタートさせることとしたところであり、特に
ニーズ
の高い低
年齢児保育等
の計画的な
充実
に努めてまいります。
障害者施策
につきましては、自立と
社会参加
を促進する
各種施策
を積極的に進めるとともに、昨年九月に
設置
した
障害者保健福祉施策推進本部
における総合的な
施策
の
検討
を行ってまいります。
精神保健対策
につきましては、
障害者基本法
の
成立等
を踏まえた
精神障害者
の
保健福祉対策
の
充実
を図るとともに、
公費負担医療制度
の
見直し
を
内容
とする
精神保健法
の
改正案
を今
国会
に提出することとしております。
結核対策
につきましても、
地域
の
実情
に応じたきめ細かな
結核対策
の
推進
や
公費負担医療制度
の
見直し
を進めてまいります。さらに、エイズ、がんを初めとする成人病や難病に対する総合的な
対策
、適正な
移植医療
の
推進
や
健康づくり
など
各種保健医療施策
の
充実
に取り組んでまいります。 次に、
国民健康保険制度
及び
老人保健制度
につきましては、
国民健康保険制度
における
高齢化
の進展、低
所得者層
の
増加
、
小規模保険者
の
増加等
に対応し、
保険料軽減制度
や
高額医療費共同事業
の
拡充等
を行うとともに、
老人医療費拠出金
の算定に用いられる
老人加入率
の上限を上回る
保険者数
の著しい
増加等
に対応し、この上限を引き上げる等の
老人医療費拠出金制度
の
見直し
を行うため、所要の
法律案
を今
国会
に提出することとしております。 また、
平成
七年度に十年目を迎える
国立病院
・
療養所
の再
編成
につきましては、有識者による
懇談会
の御議論を踏まえ、
国立病院等
の役割の
明確化
及び再
編成
の一層の
推進
のため、
基本指針
や再
編成計画
の
見直し
を進めたいと存じます。
輸入食品
の増大や
食品
の
安全性
への関心の高まりなど、
国民
の食
生活
をめぐる
環境
は大きく変化しております。これに対応するため、昨年十二月の食と健康を考える
懇談会
の報告も踏まえ、
食品衛生法
及び
栄養改善法
の
改正法案
を提出するなど、新たな
食品保健行政
を展開してまいる所存であります。
廃棄物対策
につきましては、「ごみゼロ
社会
」を目指し、
包装廃棄物
についての
市町
村と
事業者
の
協力
による新しい
リサイクルシステム
を
整備
するため、所要の法案を今
国会
に提出できるよう努力してまいります。また、
水道
につきましては、昨年来の渇水にかんがみ、渇水に強い
水道づくり
を進めるとともに、安全で良質な
水道水
の
供給
に努めます。 また、本年は、戦後五十周年という節目の年に当たります。
戦没者等
の
遺族
に対する
特別弔慰金
の
支給
を初めとする
援護施策
の一層の
充実
とともに、
原子爆弾被爆者
に対する
援護
に関する法律の円滑な施行に努めてまいります。 そして、近年の急速な
科学技術
の進歩や
国民
の
ニーズ
の
高度化
、
多様化等
に対応していくため、
厚生省
の
試験研究機関
の再構築に着手するとともに、
長寿科学
や
遺伝子治療
の
研究等
の
厚生科学研究
の一層の
推進
を図ってまいります。また、次代を展望し、
厚生行政
各分野の
情報化
の
推進
と
国民
の皆様への
サービス
の向上に取り組んでまいります。 また、
行政改革
は、
内閣
の大きな
課題
の一つとなっており、私としてもこれに積極的に取り組む所存であります。
厚生行政
の
課題
は、
少子化
・
高齢化
の進展に伴い
増加
の一途をたどっておりますが、そのような
社会
の要請に対応しながら、効果的で効率的な
行政運営
に努めることが必要であります。そのような観点から、
行政
の
民間活動
への関与の
あり方
や中央と地方との
関係
、
特殊法人
の
あり方等
の
見直し
などに積極的に取り組んでまいります。 このほか、
第三者機関
による
病院機能評価
への支援、
地域保健対策
の
推進
、医薬品の
安全性
の
確保
のための
総合的対策
、
公的年金制度
の
安定化
のための
施策
など
厚生行政
の諸
施策
の
推進
に努めてまいります。 大きな時代の転換期に当たり、
厚生行政
が果たすべき役割は極めて大きなものがあります。また、今回の
地震対策
に見られるように、
厚生行政
はいかなるときにも
国民生活
の根幹を確実に支えていかなければなりません。いつの時代にも、
国民
が心豊かに安心して暮らせる
社会
の実現のため、
課題
の
一つ一つ
に全力で取り組んでまいる決意であります。
委員
の皆様におかれましては、
厚生行政
の
推進
のために一層の御理解と御
協力
をお願い申し上げ、私の
所信表明
とさせていただきます。 どうもありがとうございました。(拍手)
岩垂委員長(岩垂寿喜男)
10
○
岩垂委員長
次に、
兵庫
県
南部地震
に関する
厚生省
の
取り組み状況
について
報告
を聴取いたします。
佐野社会
・
援護局長
。
佐野(利)政府委員(佐野利昭)
11
○
佐野
(利)
政府委員
お
手元
に横長の
資料
をお配りいたしております。お
手元
の
資料
に基づきまして、
兵庫
県
南部地震
に関する
厚生省
の
取り組み状況
の
概要
を御
説明
させていただきます。 まず、
資料
の一ページ目の
飲料水供給
につきましては、
給水
のための
連絡拠点
を設け、
全国
からの
給水車
や人員の
派遣協力
のもとに
飲料水
の
応急給水
を行っており、
災害発生
当初より継続して
必要量
を
確保
しております。 二ページ目の
水道
につきましては、当初約百万世帯が断水となっておりましたが、二月二日午後三時現在では
復旧率
約五八・七%となっており、引き続き
全国
の
地方公共団体水道部局等
からの応援を得て
復旧作業
を進めてまいります。
水道
の
復旧
に伴い、
生活用水
につきましても、かなりの
被災者
の
方々
への
供給
が可能となってきております。 次に、三ページ目、し尿の
衛生処理
と
廃棄物
の
処理
の
状況
であります。 当初、
避難所等
において
仮設トイレ
の
設置
が不足しておりましたが、
水道
の
復旧
とともに
仮設トイレ
の
必要数
が減少し、現在はほぼ必要な数が
確保
できております。また、
仮設トイレ
の維持に必要な
バキューム車
も、必要な数が
確保
できております。
倒壊家屋等
の
瓦れき
につきましては、今回の
地震
の
被害
が甚大であり、
社会
的、
経済的影響
が極めて大きいという事情にかんがみ、
被災者
の
方々
の
負担
の
軽減
を図るため、
全学壊
の
家屋等
の
解体
を含め、
公費
で
処理
する措置を講じております。 五ページ目に移りまして、
避難所生活
につきましては、後で御
説明
申し上げますように、
医療
の
確保
に重点を置いて取り組んできております。今後は、量やつい
立て
の
配置
、
入浴
など
生活環境
の
改善
にも留意してまいります。 また、
高齢者
や
障害者
の
方々
のうち健康に不安があると認められる方につきましては、
住宅
の
確保
が図られるまでの間、自治体が契約した旅館、
民宿等
を
避難所
として扱い、こうした
場所
で一時的に
生活
していただけるようにしてまいります。 同しページの
応急仮設住宅
につきましては、
被災者
の
方々
が一刻も早く
住居
を
確保
できるよう、
早期
の
完工
を目指して
整備
を進めております。現在三万戸を建設する予定としており、二月二日現在で約二万二千戸を発注しておりますが、さらに必要があれば追加して
整備
してまいります。このたび
整備
する
応急仮設住宅
はお
ふろつき
のものとしており、また、
民間アパート等
の
借り上げ方式
による
住宅確保
の
工夫
も行ってまいります。 次に、十ページ目、
医療
につきましては、
被災
六
市内
の
診療所
のうち三七・二%が
診療
ができない状態となっており、
医療
の
供給
の
確保
が重要な
課題
であります。
避難所
における
被災者
の
方々
の
医療
を
確保
するため、
避難所ごと
に
医師
と
看護婦
が常駐する
避難所救護センター
の
設置
を進めており、二月二日現在百六十一カ所が
設置
されております。また、
救護センター
のない
避難所
については、
医師
と
看護婦
による
巡回診療
を行っております。 また、十二ページになりますが、
避難所等
でのインフルエンザの蔓延を予防するため、うがい薬やマスクを配布するとともに、
高齢者
で希望される
方々
を中心に、一部の
避難所救護センター
で
ワクチン接種
を開始しております。引き続き、
医療
の
確保
を図ってまいります。 次に、十六ページ目をお開きいただきたいと思います。 罹災した
社会福祉施設
の
入所者
の
方々
の処遇を
確保
するため、近隣の
施設
や
近県等
から
介護職員等
の
派遣
や食料、おむつなどの必要な物資の提供を行っております。 また、今回の
災害発生
以降緊急に
施設
へ入所しようとする要
介護高齢者
や
障害者
の
方々
の
社会福祉施設
への
受け入れ状況
は、二月一日現在で千二百四十九人となっております。 二十一ページ目に移りまして、
災害弔慰金
の
支給
及び
災害援護資金
の
貸し付け
を
早期
に実施してまいります。 また、二十二ページ目になりますが、今回
生活福祉資金貸付制度
の特例として、
所得状況
に
関係
なく原則十万円を限度とする
小口資金
の
貸し付け
を行うこととしたところであり、なお、これは必要があれば二十万円まで拡大をいたしておりますが、二月一日現在約一万八千件、
総額
約二十七億円の
貸し付け
を行っております。 以上、主な
内容
について御
説明
申し上げましたが、お
手元
の
資料
の数値や
内容
は刻一刻と変化しているものであることをお断り申し上げます。 なお、今回の
災害
に関する
特別立法
につきましては、
政府部
内で
検討
を始めたところであり、
厚生省
としても早急に
検討
を進めてまいります。どうぞよろしくお願いをいたします。 以上でございます。
岩垂委員長(岩垂寿喜男)
12
○
岩垂委員長
次に、
平成
七年度
厚生省関係予算
の
概要
について
説明
を聴取いたします。
太田総務審議官
。
太田(義)政府委員(太田義武)
13
○
太田
(義)
政府委員
お
手元
に縦長の
資料
がございます。それに基づきまして
平成
七年度の
厚生省予算案
の
概要
を御
説明
させていただきます。 まず、
厚生省所管一般会計予算
の規模でございますが、
総額
十四兆百十五億円、対前年度二・九%の
伸び
となっております。なお、
NTT株式売却益
を活用して行ったいわゆる旧
NTT
−
B事業分等
を除いた
総額
は十三兆九千七百四十六億円、対前年度三・四%の
伸び
となっております。 以下、
厚生省予算案
の主要な
内容
につきまして、その概略を御
説明
申し上げます。 まず、
資料
の一ページ目をお開きいただきたいと思います。 第一は、
高齢者保健福祉対策
であります。
高齢者介護対策等
の一層の
充実
を図るため、現行の「
高齢者保健福祉推進
十か年戦略」いわゆる
ゴールドプラン
を全面的に
見直し
、
平成
十一年度までの
整備目標
を大幅に引き上げますとともに、今後取り組むべき
施策
の
基本的枠組み
を定めた新
ゴールドプラン
が策定されたところであります。この新
ゴールドプラン
に沿ってホームヘルパーの大幅な増員を図るとともに、新たに
巡回
型の二十四時間
対応ヘルパー
の創設、二ページに移りまして、
特別養護老人ホーム
の大幅な
増設等
を図ることとしております。 三ページをお開きいただきたいと思います。 第二は、
児童家庭対策
であります。
少子化
の進行に
対応
し、
子育て
を
社会
全体で
支援
するため、昨年末いわゆる
エンゼルプラン
を策定し、その
施策
の
具体化
の一環として「
緊急保育対策等
五か年
事業
」が策定されたところであります。 四ページをごらんいただきたいと思います。 保育
対策
といたしまして、低年齢児保育の促進、延長保育・一時保育
事業
の
拡充等
を図ることとしております。五ページに移りまして、さらに健全育成
対策
、母子
保健
対策
等の
推進
を図ることとしております。 六ページをごらんいただきたいと思います。 第三は、
医療
保険制度等の改正についてであります。まず、
国民健康保険制度
につきましては、低所得者に対する
保険料軽減制度
の段階的な拡充を図るほか
所要
の
見直し
等を行うこととしております。 七ページに移りまして、
老人保健制度
については、
老人医療費拠出金
の算定に用いられます
老人加入率
の
上限
、下限の
見直し
等を行うこととしております。 八ページをごらんいただきたいと思います。 第四は、
障害者
等の福祉
対策
であります。
市町
村
障害者
社会参加
促進
事業
を創設するなど
施策
の
充実
を図ることとしております。九ページに移りまして、
社会福祉施設
の
整備
及び連営の拡充、それから
生活
保護基準の引き上げを図ることとしております。 十ページをごらんいただきたいと思います。 第五は、
水道
、
廃棄物
処理
対策
であります。
生活
の質的向上を実現できる
水道
を
整備
するとともに、ごみゼロ
社会
を目指しました
廃棄物対策
等の
推進
を図ることとしております。 十一ページから十三ページにわたりまして、第六は、疾病
対策
であります。まず、がん
対策
、エイズ
対策
につきましては、引き続き総合的な
対策
を
推進
していくこととしております。
精神保健対策
、
結核対策
につきましては、それぞれ
地域
の
実情
に即した
施策
の
充実
を図ることとしております。なお、精神
医療
及び結核
医療
の
公費
負担
制度につきましては、
医療
保険優先とし、
医療
保険の自己
負担
分について
公費
助成を行う仕組みに変更することとしております。 十四ページをごらんいただきたいと思います。 第七は
保健
・
医療
対策
であります。在宅
医療
推進
事業
を創設するとともに、
医療
の質の一層の向上を図るために
病院機能評価
の実施に対する
支援
事業
を創設することとしております。 十五ページをごらんいただきたいと思います。 第八は、
食品
等の安全
対策
及び
環境
衛生
関係
営業
対策
であります。
食品
等の安全
確保
対策
の
充実
強化を図るほか、
環境
衛生
関係
営業の近代化、合理化を促進し、その振興を図ることとしております。 十六ページをごらんいただきたいと思います。 第九は医薬品等
対策
であります。医薬品等の
安全性
の
確保
と適正使用の
推進
を図るほか、血液
事業
の
推進
、麻薬・覚せい剤等
対策
の拡充を行うこととしております。 十七ページをごらんいただきたいと思います。 第十は
援護
対策
であります。本年は戦後五十周年という節目の年に当たることから、戦没者に係る慰霊
事業
につきまして遺骨収集応急
派遣
事業
を創設するなど、一層の
充実
を図るとともに、
援護
年金の
改善
、
戦没者等
の
遺族
に対する
特別弔慰金
を
支給
するほか、十八ページに移りまして、中国残留邦人等
対策
としては、毎年の一時帰国が実現できるようにするなど、
援護
対策
の
充実
を図ることとしております。 第十一は、原爆被爆者
対策
であります。
原子爆弾被爆者
に対する
援護
に関する
法律
に基づきまして所得制限の撤廃及び原爆被爆者特別葬祭給付金の創設を行うほか、
各種施策
の
充実
強化を図ることとしております。 十九ページをごらんいただきたいと思います。 第十二は年金、手当の
改善
等であります。年金額につきましては、本年四月から前年の消費者物価上昇率を基準として〇・七%引き上げますとともに、各種手当についても年金に準じて
改善
することとしております。 なお、厳しい財政事情の中で、やむを得ざる措置として、厚生年金国庫
負担
の繰り延べ及び
国民
年金国庫
負担
平準化措置に基づく加算額の繰り延べ措置を講じさせていただいております。 最後に、二十ページをごらんいただきたいと思います。 第十三の厚生
科学技術
の振興、第十四の国際協 力につきましては、研究費の
充実
を図るほか、世界
保健
機関に対する
支援
等を
推進
することとしております。 以上、主な
内容
について御
説明
申し上げましたが、お
手元
の
資料
のうち、
厚生省
関係
の特別会計の予算案、公庫、
事業
団の
事業
計画
等につきましては
説明
を省略させていただきます。 どうぞよろしくお願い申し上げます。
岩垂委員長(岩垂寿喜男)
14
○
岩垂委員長
以上で、
厚生大臣
の
所信表明
、
兵庫
県
南部地震
に関する
厚生省
の
取り組み状況
についての
報告
及び
平成
七年度
厚生省関係予算
の
概要
についての
説明
は終わりました。 次回は、来る七日火曜日午後一時
理事
会、午後一時十分
委員会
を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。 午後零時四十三分散会