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国務大臣(亀井静香君)
委員の御
質問にお答えいたしますが、
委員の御
質問にかかわる話は六、七年前のことであろうかと私は思いますけれ
ども、全体的に申し上げますと、私の友人が選任いたしました弁護士と管財人との間で円満にこれは解決をいたして裁判所がこれを認めておるという、そうした事案でございます。
これと私とのかかわり合いからちょっと最初、
委員の御
質問にお答えする前に御
理解賜る上で申し上げたいと思いますけれ
ども、私の友人から、池田氏から損はさせないということで株を買え買えということで勧めを受けて買ったところ、今大変な
状況になったと。このままでは自分ももう首つらねばいかぬし、また
関係者十六、七人とか言っておりましたけれ
ども、大変な
状況になっているので池田氏とかけ合ったところ、なかなかこれを履行してくれそうもない。ぜひひとつ亀井さんの方から話をしてくれぬかということでございまして、義を見てせざるは勇なきなりではありませんけれ
ども、私は、やはり困っておる人があればこれを助けるというのが私の信念でありまして、私の
選挙区も毎週第三土曜日は弁護士、税理士を置きまして生活相談日をずっとやっておりました。私、最近は出られませんけれ
ども、できるだけ出るようにいたしておりますけれ
ども。
そういうことで、私はこのことについて池田氏に、そう約束をして買わせたのなら守ったらどうだということを話をしました。池田氏も、じゃそのようにひとつ
努力しますということで、私の友人と会って話が決まったようでございました。
なお、私が口をきいたというそういう立場から、両者から、
関係者が多いということもあって、信用の問題もあります、信頼の問題があるので、亀井先生のところでひとつ池田氏からの金をまとめて受け取り、それを
関係者に配るということについてぜひ御
協力をいただきたいという話がありまして、私もそういう形で口をかけて両者の
関係で話がまとまった以上は知らぬ顔はできません。
私、別に悪いことをするわけじゃございませんから、衆議院の私の大和銀行の口座に振り込んだらいいじゃないかということで、私の事務所に命じてその友人とでその後の処理を処置をさせたというのがこの事案でございまして、先ほど
委員は何か、マスコミに出た何かうその事実をもって
質問するのはどうかとおっしゃいましたけれ
ども、その言葉を私は
委員の同僚の
委員にそのままそっくりお返しをしたいということであります。
先ほど池田氏といつからということでございますが、昔のことですからそんなに私、定かには覚えておりませんけれ
ども、この契機になりましたのは、これは大手の建設会社でありますが、名前は申しませんけれ
ども、池田氏に株を買い占められて非常に困っておるということでありまして、なかなかこわもての人なので、こちらがこの話をしてもうまくいかない。私は警察出身だからということで頼ってこられたんだと思うんですけれ
ども、どうにか話をするような糸口をつけてもらえぬかという社長からじきじきの
お話でございまして、それで私は初めて池田氏にお会いしました。その件についてはうまくいきませんでした。それが私は最初の池田氏との出会いでございました。
そういうことの中で、私と共通の友人からの依頼で、先ほど御
質問になられましたような、まだされておらぬかもしれませんが、そういうかかわり合いをその後持ったということでございますので、そのように御
理解をいただきたいと思います。
以上です。