○篠崎年子君 まだ大変不十分だと思うわけですね。数からしたら一%の伸びということは、数からしたら大変少ないというふうに私は受けとめたいと思います。こればっかりも言っておられませんので、次に移りたいと思います。
がけ崩れや地すべりなどの場合には、大抵集中豪雨が起こったときにこれが起こりやすい。昨年の鹿児島の
状況を見ましても、そのことが大変明らかになっているわけです。各
地域で集中豪雨がある、こういったような場合に、先ほど同僚委員の
中尾さんの方からの御質問にもありましたけれ
ども、ハイテクを使っていくと集中豪雨というようなものもかなり集中的に周知方を徹底させることができるんではないだろうかと思うのですけれ
ども、最近の気象予報の
関係につきまして今どのような
状況になっているのか御
説明いただきたいと思います。
気象庁お見えになっておりませんか。——それでは、これは要望として申し上げておきたいと思います。
先ほどの同僚委員の
説明にもありましたように、集中豪雨というものについては、最近気象情報がテレビで報道されますけれ
ども、それを見ておりましてもかなり確率の高いものが予報されているようです。しかし、中には外れるときもあるかもしれませんけれ
ども、これが地方自治体から
住民に早く知らされてそこの
住民が避難できる、そういう体制をとっておくことが必要ではないかと思いますので、今後、このことにつきましては十分努力をしていただきたいと思うわけです。
次に、先ほど同僚委員の方からも大変詳しく御
質疑がありましたので、私が改めて申し上げるまでもないと思いますけれ
ども、
雲仙・
普賢岳の問題について、くどいようですけれ
どもお尋ねをいたします。
まずその前に、先般いただきました「
平成四
年度において防災に関してとった
措置の概況」というこの冊子でございますけれ
ども、これの百十四ページに「火山
噴火災害危険区域予測図(ハザードマップ)」というのがありまして、これの
整備を進めている、こういう
説明が書いてあります。六
年度の
予算では、これに二千万円の
予算がついているようでございますが、火山国日本としてはやはり
住民や観光客が避難する際に役立つ資料を目的としてこれをつくっているということですが、
進捗状況といいましょうか今の進め方、それから今後の方針についてちょっとお尋ねしたいと思います。