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亀井(静)
委員 ちょっと待ってください。あなたはまだこのテープを聞いてないんですね、
委員長からとめられて。中身がわからないのになぜあなたは、
長官はそうした告訴の意思もなければ何もないということをおっしゃるのか、私はこの点は非常に
理解できない。もう時間がありませんので答弁は結構です。
こうした公明党を事実上指揮し、支配をしておられる池田大作氏に率いられております創価学会、私はあえて申し上げます、これが残念ながら宗教法人法に言う宗教法人の適格性を失ってきたのではないかと言われても仕方がない
状況に今なっておろうかと思います。
宗教法人法の八十一条一項によりますと、「法令に違反して、著しく公共の福祉を害すると明らかに認められる行為をしたこと。」「宗教団体の目的を著しく逸脱した行為をしたこと」、こういう場合には裁判所は請求または職権によって宗教法人の資格を取り消しすることができるという規定がございます。最近の学会につきまして非常に心を痛めておられる純真な
方々、この
方々が、私
どものところにも、憲法二十条を考える会にも次々といろいろな情報を寄せておられます。
大げさに申し上げますと、池田大作氏の寝言まで伝わってくるような
状況に今なっておるわけでありますが、きょうは、創価学会の宗教法人法に触れるような行為をいろいろな問題について取り上げたいわけでありますが、残念ながら時間がございません。特に、池田大作氏自身あるいは創価学会についての税務上の問題については、私は、国会としてももう放置できない
状況に来ておる、このように確信をいたします。
きょうは時間がございませんので、
国民の生命、身体、安全に直接
関係のあることについて、
政府に対して、私は、要望なりさせていただきたいと思います。
財務等につきましても、一言言わせていただきますと、他の宗教団体においては例を見ないようなマルPだとかあるいは接待、あるいは毎年一万円以上の額の財務を銀行振り込みという、宗教団体の御布施としては私は信じられない銀行振り込みというような形で毎年毎年膨大な金が集められておるという事実があることは、皆様方もいろいろなことで御承知と思います。
また、こうして集められた金が、SGIという宗教団体でも何でもない任意団体でありますが、これを通じて外国にどんどんばらまかれておるという実態がございます。この実態について詳細は申しませんが、中には、寄附の申し出をして断られているというような、恥をかいておられる
状況もある。ブラジルの邦字
新聞には、百七十万円提供を申し出て断られたということで、現地のブラジルの日系人も大変恥ずかしい思いをしたというようなこともあるようでございますけれ
ども、こうしたことについて、法治国家である
我が国において放置されることは絶対許されないと思います。
中小企業の経営者あるいは一般の
国民は、ある場合には国税庁の厳しいとも言われるような調査も受けております。交際費の使途についてスナックのママのところまで調査に行かれる、また、一般の宗教法人については水子供養の名簿まで要求をされる、そうした
状況の中で、ただ創価学会についてそうした
状況が白昼堂々とまかり通っておる。
平成二年に国税庁が調査をいたしましたけれ
ども、私は、守秘義務だなんてことを言っているときではない、やはり
国民が納得する形で、
平成二年度の調査、どの程度のことをやったのか、また、その結果どういう処置をとったかということを
国民の前に明らかにすべきだと思う。
国会の中の追及によって国税庁が腰を上げて調査をやるというようなことになりますと、先ほ
ども申し上げましたように、もう創価学会の中からありとあらゆる極秘の情報がどんどん出ておるわけでありますから、国税庁としても、そういう
状況の中で国会の論議で嫌々腰を上げるというようなことをやった場合には、間違いなく大蔵省、国税庁の幹部は
責任を問われる事態に立ち至る、私はこのことを断言をいたしたいと思うわけであります。
時間がだんだんなくなってまいりましたけれ
ども、先ほど
国民の生命、身体に影響のあることに限ってということを私申し上げましたが、かつて創価学会が組織的な盗聴事件とか組織的な選挙違反事件、暴行事件の数々を行ってきたということは、これは今御承知のように明白なことでありますが、最近、大石寺との対立
関係の中でゆゆしき事態が全国的に発生をしておる点、これをぜひひとつ
政府として、公明党が連立に入っておるからということは
関係なしに、生命、身体に関することでありますから、私はきっちりと
対応をしていただきたいと思うわけであります。
時間がございませんので余り中身まで申し上げるわけにいきませんが、例えば沖縄におきましては、
平成六年、ことしの五月七日、木刀を持った者が住職を襲うというようなことが起きております。また、放火が起きております。また、広島でも同様、放火が起きまして、また、ダイナマイトで爆破するというような脅迫もなされております。個々にはもういろいろ申し上げませんけれ
ども、無数の脅迫、また勢を頼んで寺院、僧侶を囲み、脅迫をする、あるいは暴行を加えるという事案が頻発をしております。一一〇番にいたしましても、これは警察庁でわかるはずでありますけれ
ども、もう年間何百件の一一〇番での救助要請が出ておるという
状況があります。
これは告訴をもってどうこうするという事案ではございません。組織による威力業務妨害が明らかに成立するような事案が非常に多いわけでありますので、私は警察当局がこれに対してはきっちりとした
対応をすべきだと思います。
私も警察庁に対してそういうことをその都度お願いはいたしておりますけれ
ども、残念ながら各県警、また警察署段階におきましては、宗教団体同士の争いだ、告訴してくれというようなことを言っておる。現場に行ってもちゃんとした処置をしないで、犯人が確保できる
状況にあってもなかなか積極的なことをやらないという
状況もあります。広島県警なんかの場合は、現場で捕まえたり、非常にちゃんとしたことをやっておりますが、静岡県がいけませんね、静岡県警。(発言する者あり)類推じゃない。時間がないから中身を言わないのです。私は、そういうことをきちっとお願いしたい。もう答弁結構です、時間がございませんから。
文部大臣に私はちょっと答弁をお願いしたいと思います。
先ほ
ども申し上げましたように、宗教法人法八十一条一項に基づいて、取り消し請求を文化庁はやる権限を持っております。そうであれば、これだけの反社会的、またいろんな違法行為が積み上げられておる現状があれば、私は、当然裁判所に対して申し立てをすべきだと思うのです。これでだめというんであったら、集団的に人殺しでもやらぬ限りは宗教団体は大丈夫だということになってしまいます。私は、このことにつきまして文部大臣からぜひひとつ簡単に答弁をお願いをいたしたいと思います。
時間がなくなりますから、あわせてちょっと申し上げます。
池田大作氏が、これは私は陣頭指揮をしておるとは思いませんけれ
ども、実質的な最高
責任者である以上は、その責を免れない。また、政教分離について秋谷会長が昨日、それをやるというようなことをおっしゃいましたけれ
ども、過去そういう発言があっても同じことが繰り返されておる。私は、池田大作氏自身が国会に出てこられて、そして政教分離の問題、そうした社会的にいろいろ問題になっておる各種の違法行為の問題等についてきっちりとこの国会において説明をされ、今後の方針等について御説明をされる必要がある。私は池田大作氏の証人喚問を
委員長にお願いをいたしたいと思います。
それで、どうぞ文部大臣、ちょっと先ほどのあれに答えてください。