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有働正治君 実はこの問題につきましては、我が党に対しまして
県庁の
内部の方から具体的なリアルな
内部の
告発も行われました。そういうことで、十数年前にもこの問題がいろいろ取り上げられたということにもかんがみまして、
朝日報道はむげに否定できない
状況があるのではないかということで私は質問しているわけであります。
私
どもに届きましたその
告発文によりますと、
宮城県庁でつくられた
裏金は年間約十億円に上る。その使途は、
政府予算対策費等に三割、
関係団体職員の
慶弔費等に三割、その他に残り四割が充てられている。この
裏金のつくり方は、まず
空出張、そして報酬、
報償等によるにせの名簿をつくっての
現金化、
食料費、
紙代の
超過支払いによる
現金のバック等々といったいろいろな方法があります。少ない
部課室で三百万から五百万、多い
部課室で千四百万から一千八百万、平均して一千万円見当で、仮に約百
部課室で約十億円となる。こうしたことであるが、それでも
現金づくりも
使い方も
山本県政時代はつつましくやっていた。しかしながら、
本間県政になって間もなくから、つくり方も
使い方も何とも派手になってきた。
地方自治を憂える
立場から私は述べます等々がしたためてあります。
十億というのは、あくまでもこの人の推定金額のようであります。いずれにしても、大がかり、組織的に行われるという疑惑についての
告発ております。
今
審議しています
地方交付税交付金の一部も出張旅費や
人件費等に回されているはずでありまして、国費の使い道にも関連がないわけではないわけであります。そういう点から見まして、この
事態は
政府の国民の税金の使い道にもかかわるという関連から見まして
自治省としても注視して対応が求められるというふうに考えるわけでありますが、
大臣、いかがでありますか。