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1993-08-26 第127回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
公式Web版
会議録情報
0
平成五年八月二十六日(木曜日) 午後三時二十一分
開議
出席委員
委員長
西銘
順治君
理事
鈴木 宗男君
理事
町村 信孝君
理事
宮崎 茂一君
理事
宮里
松正
君
理事
土肥
隆一
君
理事
仲村 正治君
理事
長内 順一君
理事
荒井 聰君 今津 寛君 武部 勤君 中谷 元君 山本 公一君 伊東 秀子君 池田
隆一
君 小森
龍邦
君 岡田 克也君 北村 直人君
弘友
和夫君 五十嵐ふみひこ君 矢上
雅義
君 高木 義明君 古堅 実吉君
出席国務大臣
外 務 大 臣
羽田
孜君 国 務 大 臣
石田幸四郎
君 (
総務庁長官
) 国 務 大 臣 (
沖縄開発庁長
上原
康助
君 官)
委員外
の
出席者
総務政務次官
小池百合子
君
沖縄開発政務次
田村
秀昭
君 官
外務政務次官
東 祥三君
特別委員会
第一 柿内 節夫君
調査室長
――
―――――――――――
八月二十三日
北方領土問題等
の
解決促進
に関する
陳情書
(第九二号)
沖縄
県における
駐留軍用地
の
返還方法
並びに跡
地利用
の
促進等
に関する
陳情書外
四件 (第九三号) は本
委員会
に参考送付された。 ――
―――――――――――
本日の
会議
に付した
案件
閉会
中
審査
に関する件 ――――◇―――――
西銘順治
1
○
西銘委員長
これより
会議
を開きます。 この際、
羽田外務大臣
、
石田総務庁長官
及び
上原沖縄開発庁長官
から、それぞれ
発言
を求められておりますので、順次これを許します。
羽田外務大臣
。
羽田孜
2
○
羽田国務大臣
私、
外務大臣
にこのたび
就任
いたしましたので、
沖縄
及び北方問題に関する
特別委員会
の開催に当たりまして、
一言
ご
あいさつ
をさせていただきます。 まず、北方問題について申し述べさせていただきます。 第二次大戦が終了して後四十八年が経過し、
東西冷戦
の終えんした今日に至っても
北方領土
問題がなお未
解決
であることは、
日ロ両国
にとりまことに遺憾なことであります。
ロシア
との
関係
につきましては、
我が国
としては、
北方領土
問題を
解決
し、国交の
完全正常化
が実現するよう
努力
するとともに、
ロシア国内
の改革に対し応分の支援を行ってまいりたいと考えております。法と正義に基づき
北方領土
問題が
解決
され
日ロ関係
の完全な
正常化
が実現することは、単に
日ロ両国
にとってのみならず、
アジア
・
太平洋地域
、ひいては
国際社会
全体にとっての利益でもあると
認識
をいたしております。
政府
といたしましては、このような考え方に基づきまして、また累次にわたる
北方領土問題解決促進
に関する本
委員会
の決議を踏まえまして、これまでの
政府
の政策を継承し、
日ロ関係
が均衡のとれた形で発展していくよう
対ロ外交
を進めていく
方針
でございます。 次に、
沖縄
に関する事項について申し述べます。
東西冷戦
は終了したものの、今日の
国際社会
は、北朝鮮の核開発問題に象徴されるような
大量破壊兵器
の拡散の懸念、旧
ソ連諸国
の不透明な
情勢
、民族や宗教に根差した対立の
激化等
、依然として種々の
不安定要因
を内包しています。 このような
国際情勢
の中にあって、
日米安保体制
は、
我が国
が平和と繁栄を享受していくために必要な
抑止力
を提供するとともに、
日米
間の緊密な同盟、
協力関係
に安定した
政治的基盤
を与えております。また、この
体制
は
アジア
・
太平洋地域
の
安定要因
となっている米国の存在を確保する上でも不可欠の手段となっております。
政府
といたしましては、このような意義と
重要性
を有する
日米安保体制
を堅持し、その円滑な運用と
信頼性
の向上のためにできる限りの
努力
を払ってまいる
方針
であります。 他方、
沖縄
におきましては、
米軍施設
、区域の密度が高く、その
整理統合
や公共の安全の確保について
沖縄県民
の方々から強い
要望
があるところであります。
政府
といたしましては、
安保条約
の
目的達成
と
地域住民
の
要望
との調和を図りつつ、基地の
整理統合
の
促進
を初めとして
沖縄
における諸問題の
解決
のため、格段の
努力
を払っていく
方針
でございます。 最後に、本
委員会
の
委員
の
皆様方
より御
協力
、御助言を賜りますことを切に
お願い
をして、ご
あいさつ
といたします。ありがとうございました。(
拍手
)
西銘順治
3
○
西銘委員長
石田総務庁長官
。
石田幸四郎
4
○
石田国務大臣
一言
ご
あいさつ
を申し上げます。 今回の新
内閣発足
に当たり、
総務庁長官
に任ぜられ、また
北方対策本部長
として
国民的課題
である
北方領土
問題の
解決促進
に取り組むことになりました
石田幸四郎
でございます。どうぞよろしく
お願い
申し上げます。
我が国固有
の領土である
北方領土
の
返還
を、
国民
の総意に基づいて一日も早く実現することが重要な
課題
であると強く
認識
をいたしております。 この
北方領土
問題の
解決
のためには、
早期返還
を求める
国民
の一致した声がますます重要となってきておりますので、
国民世論
の高揚を図るための諸
施策
を一層推進してまいる
所存
でございます。このほか元
居住者
に対する援護、
北方領土隣接地域
の
振興等
の諸
施策
につきましても鋭意推進してまいります。 与えられた職員の重さを痛感をいたし、
誠心誠意職務
の遂行に当たる
所存
でございますので、
委員長
を初め
委員各位
の御理解と御
協力
をよろしく
お願い
申し上げます。(
拍手
)
西銘順治
5
○
西銘委員長
上原沖縄開発庁長官
。
上原康助
6
○
上原国務大臣
一言
ご
あいさつ
申し上げます。 このたび
沖縄開発庁長官
に
就任
いたしました
上原康助
でございます。 多くの苦難な道を歩んできました
沖縄
につきましては、昭和四十七年五月の
本土復帰
以来、
振興開発
のための諸
施策
が講じられ、多額の国費の投入と
県民
のたゆまざる
努力
により、
沖縄
の
経済社会
は総体として着実に進展をしてきております。 しかしながら、生活・
産業基盤
などの面で
整備
を要するものが多く見られるとともに、
産業振興
や雇用の問題など、
沖縄
の
経済社会
は今なお多くの
課題
を抱えております。 今後の
沖縄
の
振興開発
については、第三次
沖縄振興開発計画
を踏まえ、引き続き、
本土
との格差を是正し、
自立的発展
の
基礎条件
を
整備
するとと もに、
沖縄
の特性を生かした特色ある
地域
としての
整備
を図ることが必要と考えております。 私といたしましては、
沖縄県民
と一体となって、戦後処理問題を含め諸
課題
の
解決
に
全力
を挙げて取り組んでまいる
所存
でございます。
委員長
を初め
委員
の
皆様方
にはよろしく御
指導
、御
鞭撻
を賜りますよう心から
お願い
を申し上げまして、
就任
のご
あいさつ
といたします。ありがとうございました。(
拍手
)
西銘順治
7
○
西銘委員長
次に、
東外務政務次官
、
小池総務政務次官
及び
田村沖縄開発政務次官
から、それぞれ
発言
を求められておりますので、順次これを許します。
東外務政務次官
。
東祥三
8
○
東説明員
このたび
外務政務次官
に
就任
いたしました東洋三でございます。
羽田大臣
を補佐いたしまして、微力でございますが
職務
を全うするため
全力
を傾ける決意でございます。
委員長
を初め本
特別委員会
の各
委員
の
皆様
の御
指導
、御
鞭撻
そして御
協力
を
お願い
申し上げまして、
就任
の
あいさつ
にかえさせていただきます。どうぞよろしく
お願い
いたします。(
拍手
)
西銘順治
9
○
西銘委員長
小池総務政務次官
。
小池百合子
10
○
小池説明員
このたび
総務政務次官
を拝命いたしました
小池百合子
でございます。
北方領土
問題の
解決
、これはまことに
国民的重要課題
であると
認識
いたしております。
石田長官
のもとにおきまして、
全力
を尽くしてまいりたいと思っております。
委員長
そして
委員
の皆々様の御
指導
、御
鞭撻
のほどよろしく
お願い
いたします。ありがとうございました。(
拍手
)
西銘順治
11
○
西銘委員長
田村沖縄開発政務次官
。
田村秀昭
12
○
田村説明員
このたび
沖縄開発政務次官
を拝命いたしました
田村秀昭
と申します。
上原沖縄開発庁長官
の御
指導
のもと、
沖縄振興開発
のために
全力
を尽くす
所存
でございます。十分に補佐してまいります。
委員長
を初め
委員
の
皆様方
にはよろしく御
指導
、御
鞭撻
を賜りますよう心から
お願い
申し上げまして、
就任
のご
あいさつ
といたします。ありがとうございました。(
拍手
) ————◇—————
西銘順治
13
○
西銘委員長
この際、御報告申し上げます。 今国会、本
委員会
に参考送付されました
陳情書
は、お手元に配付してございますとおり、
北方領土問題等
の
解決促進
に関する
陳情書外
一件であります。 ————◇—————
西銘順治
14
○
西銘委員長
次に、
閉会
中
審査
に関する件についてお諮りいたします。
沖縄
及び北方問題に関する件について、
議長
に対し、
閉会
中
審査
の申し出をいたしたいと存じますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
西銘順治
15
○
西銘委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのとおり決しました。 次に、
閉会
中の
委員派遣
についてお諮りいたします。
閉会
中
審査案件
が付託になり、その
審査
のため
委員派遣
の必要が生じた際には、
委員長
において、
議長
に対し、
委員派遣
の
承認申請
をいたしたいと存じますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
西銘順治
16
○
西銘委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのとおり決しました。 なお、
派遣委員
の人選、
派遣地
その他所要の手続につきましては、
委員長
に御一任願いたいと存じますが、御
異議
ありませんか。 。〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
西銘順治
17
○
西銘委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのとおり決しました。 本日は、これにて散会いたします。 午後三時三十二分散会