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1993-04-16 第126回国会 参議院 本会議 第11号 公式Web版

  1. 会議録情報

    平成五年四月十六日(金曜日)    午前十時一分開議     ━━━━━━━━━━━━━議事日程 第十一号   平成五年四月十六日    午前十時開議  第一 診療放射線技師法の一部を改正する法律     案(内閣提出)  第二 視能訓練士法の一部を改正する法律案     (内閣提出)  第三 阪神高速道路公団法の一部を改正する法     律案内閣提出衆議院送付)  第四 不動産登記法の一部を改正する法律案     (内閣提出衆議院送付)  第五 国立学校設置法の一部を改正する法律案     (内閣提出衆議院送付)  第六 特許法等の一部を改正する法律案内閣     提出衆議院送付)  第七 沿岸漁業改善資金助成法の一部を改正す     る法律案内閣提出衆議院送付)  第八 水産業協同組合法の一部を改正する法律     案(内閣提出衆議院送付)  第九 漁業協同組合合併助成法の一部を改正す     る法律案内閣提出衆議院送付)     ━━━━━━━━━━━━━ ○本日の会議に付した案件  議事日程のとおり      ——————————
  2. 原文兵衛

    議長原文兵衛君) 開会に先立ち、御報告申し上げます。  去る十二日、皇太子殿下納采の儀に当たり、議長は、皇居において天皇陛下並びに皇太子殿下にお目にかかり、さきに本院が慶賀の意を表するため議決した賀詞を奉呈いたしました。      ——————————
  3. 原文兵衛

    議長原文兵衛君) これより会議を開きます。  日程第一 診療放射線技師法の一部を改正する法律案  日程第二 視能訓練士法の一部を改正する法律案   (いずれも内閣提出)  以上両案を一括して議題といたします。  まず、委員長報告を求めます。厚生委員長細谷昭雄君。     —————————————    〔審査報告書及び議案本号末尾掲載〕     —————————————    〔細谷昭雄登壇拍手
  4. 細谷昭雄

    細谷昭雄君 ただいま議題となりました二法律案につきまして、厚生委員会における審査経過と結果を御報告申し上げます。  両法律案は、医学医術進歩等に対応し、医療関係者間における効率的かつ適正な役割分担を図ろうとするものであります。  まず、診療放射線技師法の一部を改正する法律案は、診療放射線技師業務として、従来のエックス線撮影などに加えて、政令で定める比較的安全な磁気共鳴画像診断装置その他の画像診断装置を用いた検査業務を追加するとともに、守秘義務及び他の医療関係職種との連携規定を設けようとするものであります。  次に、視能訓練士法の一部を改正する法律案は、視能訓練士業務として、従来の両眼視機能の回復のための矯正訓練やそのための検査に加えて、人体に影響を及ぼす程度が低い眼科に係る検査を行うことを追加するとともに、他の医療関係職種との連携規定を設けようとするものであります。  委員会におきましては、両案を一括して審査し、医療関係職種間の業務分担あり方と新職種についての検討、チーム医療促進のための連携強化養成課程の見直しの必要性等の諸問題について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知願います。  質疑を終わり、順次採決の結果、両案はいずれも全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、両案に対し附帯決議が付されております。  以上、御報告申し上げます。(拍手)     —————————————
  5. 原文兵衛

    議長原文兵衛君) これより両案を一括して採決いたします。  両案に賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  6. 原文兵衛

    議長原文兵衛君) 総員起立と認めます。  よって、両案は全会一致をもって可決されました。      ——————————
  7. 原文兵衛

    議長原文兵衛君) 日程第三 阪神高速道路公団法の一部を改正する法律案内閣提出衆議院送付)を議題といたします。  まず、委員長報告を求めます。建設委員長梶原敬義君。     —————————————    〔審査報告書及び議案本号末尾掲載〕     —————————————    〔梶原敬義登壇拍手
  8. 梶原敬義

    梶原敬義君 ただいま議題となりました阪神高速道路公団法の一部を改正する法律案につきまして、建設委員会における審査経過及び結果を御報告申し上げます。  本法律案は、自動車交通円滑化を図り、都市機能の維持及び増進に資するため、阪神高速道路公団が、京都市の区域のうち大阪市及び神戸市の区域と自然的、経済的、社会的に密接な関係がある地域等において業務を行うことができることとするとともに、役員に関する規定等を整備しようとするものであります。  委員会におきましては、京都市における都市高速道路必要性阪神高速道路公団事業主体とする理由生活環境及び景観への配慮等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知願います。  質疑を終了し、討論に入りましたところ、日本共産党を代表して上田委員より反対する旨の意見が述べられ、採決の結果、本法律案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、御報告申し上げます。(拍手)     —————————————
  9. 原文兵衛

    議長原文兵衛君) これより採決をいたします。  本案賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  10. 原文兵衛

    議長原文兵衛君) 過半数と認めます。  よって、本案は可決されました。      ——————————
  11. 原文兵衛

    議長原文兵衛君) 日程第四 不動産登記法の一部を改正する法律案内閣提出衆議院送付)を議題といたします。  まず、委員長報告を求めます。法務委員長片上公人君。     —————————————    〔審査報告書及び議案本号末尾掲載〕     —————————————    〔片上公人登壇拍手
  12. 片上公人

    片上公人君 ただいま議題となりました不動産登記法の一部を改正する法律案につきまして、法務委員会における審査経過と結果を御報告申し上げます。  本法律案は、建物の合体に関する登記手続を整備し、地役権登記がある土地の合筆登記手続及び予告登記に関する手続改善するとともに、閲覧に供するため登記所地図に準ずる図面を備え、本人の死亡等の場合にも登記申請代理権が消滅しないこととする等所要の改正を行おうとするものであります。  委員会におきましては、地図整備状況登記関係手数料合理的あり方等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知願います。  質疑を終わり、採決の結果、本法律案全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、本法律案に対して附帯決議が付されております。  以上、御報告申し上げます。(拍手)     —————————————
  13. 原文兵衛

    議長原文兵衛君) これより採決をいたします。  本案賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  14. 原文兵衛

    議長原文兵衛君) 総員起立と認めます。  よって、本案全会一致をもって可決されました。      ——————————
  15. 原文兵衛

    議長原文兵衛君) 日程第五国立学校設置法の一部を改正する法律案内閣提出参議院送付)を議題といたします。  まず、委員長報告を求めます。文教委員長松浦功君。     —————————————    〔審査報告書及び議案本号末尾掲載〕     —————————————    〔松浦功登壇拍手
  16. 松浦功

    松浦功君 ただいま議題となりました国立学校設置法の一部を改正する法律案につきまして、文教委員会における審査経過と結果を御報告申し上げます。  本法律案は、群馬大学教養部を改組して社会情報学部を、名古屋大学教養部を改組して情報文化学部を、奈良女子大学の家政学部を改組して生活環境学部をそれぞれ設置するほか、滋賀大学徳島大学及び琉球大学の各大学に併設されている夜間三年制の短期大学部並びに大阪大学に併設されている医療技術短期大学部を廃止して、それぞれの関係学部に統合しようとするものであります。  委員会におきましては、カリキュラム改革一般教育重要性、多様な大学入試の推進、自己点検・評価の意義とその効果、貧困な教育研究環境抜本的改善等の諸問題について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知願いたいと存じます。  質疑を終了し、採決の結果、本法律案全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、本法律案に対し五項目附帯決議を行いました。  以上、御報告いたします。(拍手)     —————————————
  17. 原文兵衛

    議長原文兵衛君) これより採決をいたします。  本案賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  18. 原文兵衛

    議長原文兵衛君) 総員起立と認めます。  よって、本案全会一致をもって可決されました。      ——————————
  19. 原文兵衛

    議長原文兵衛君) 日程第六 特許法等の一部を改正する法律案内閣提出衆議院送付)を議題といたします。  まず、委員長報告を求めます。商工委員長斎藤文夫君。     —————————————    〔審査報告書及び議案本号末尾掲載〕     —————————————    〔斎藤文夫登壇拍手
  20. 斎藤文夫

    斎藤文夫君 ただいま議題となりました特許法等の一部を改正する法律案につきまして、商工委員会における審査経過と結果を御報告申し上げます。  本法律案は、最近における技術開発の進展に伴う技術開発成果の迅速な保護の要請、工業所有権制度国際的調和必要性の増大、その他工業所有権制度をめぐる情勢の変化に対処するため、特許制度について補正の範囲の適正化及び審判手続簡素化を行うとともに、実用新案登録出願について早期登録制度を採用する等制度改善を図り、あわせて工業所有権関係料金を改定しようとするものであります。  委員会におきましては、工業所有権制度をめぐる国際協議の動向と我が国の対応、新制度の円滑な実施策補正適正化審査期間の短縮、料金値上げ中小企業支援策等の諸問題について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知願います。  質疑を終わり、採決の結果、本法律案全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、本法律案に対し六項目附帯決議を行いました。以上、御報告申し上げます。(拍手)     —————————————
  21. 原文兵衛

    議長原文兵衛君) これより採決をいたします。  本案賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  22. 原文兵衛

    議長原文兵衛君) 総員起立と認めます。  よって、本案全会一致をもって可決されました。      ——————————
  23. 原文兵衛

    議長原文兵衛君) 日程第七 沿岸漁業改善資金助成法の一部を改正する法律案  日程第八 水産業協同組合法の一部を改正する法律案  日程第九 漁業協同組合合併助成法の一部を改正する法律案   (いずれも内閣提出衆議院送付)  以上三案を一括して議題といたします。  まず、委員長報告を求めます。農林水産委員長吉川芳男君。     —————————————    〔審査報告書及び議案本号末尾掲載〕     —————————————    〔吉川芳男登壇拍手
  24. 吉川芳男

    吉川芳男君 ただいま議題となりました三法律案につきまして、委員会における審査経過と結果を御報告申し上げます。  まず、沿岸漁業改善資金助成法の一部を改正する法律案は、経営等改善資金を拡充するとともに、青年漁業者等養成確保資金を設ける等の措置を講じようとするものであります。  次に、水産業協同組合法の一部を改正する法律案は、漁協等の行うことができる事業の内容を充実するとともに、事業譲渡の適正な実施を確保するための規定を整備する等の措置を講じようとするものであります。  次に、漁業協同組合合併助成法の一部を改正する法律案は、漁協合併及び事業経営計画提出期限延長等措置を講じようとするものであります。  委員会におきましては、三法律案を一括して議題とし、参考人を招いてその意見を聴取するとともに、三法律案それぞれの提出理由青年漁業者等確保対策漁協事業譲渡及び合併あり方漁業及び漁村の果たす役割等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知願います。  質疑終局の後、まず、沿岸漁業改善資金助成法の一部を改正する法律案について採決の結果、本法律案全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、水産業協同組合法の一部を改正する法律案及び漁業協同組合合併助成法の一部を改正する法律案について討論に入りましたところ、日本共産党を代表して林理事より両法律案に対しいずれも反対である旨の発言がありました。  討論終局の後、採決の結果、両法律案はいずれも多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、これら三法律案に対し附帯決議を行いました。  以上、御報告申し上げます。(拍手)     —————————————
  25. 原文兵衛

    議長原文兵衛君) これより採決をいたします。  まず、沿岸漁業改善資金助成法の一部を改正する法律案採決をいたします。  本案賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  26. 原文兵衛

    議長原文兵衛君) 総員起立と認めます。  よって、本案全会一致をもって可決されました。  次に、水産業協同組合法の一部を改正する法律案及び漁業協同組合合併助成法の一部を改正する法律案を一括して採決いたします。  両案に賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  27. 原文兵衛

    議長原文兵衛君) 過半数と認めます。  よって、両案は可決されました。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時十九分散会      ——————————