○新間正次君 最後になりますと準備いたしました
質問事項を全部諸
先生方に先を越されてしまいまして、復習の意味も兼ねてやらせていただこうと思っております。
ラ・フランスといえば、星川
先生、秋に福島でおいしいのをいただきまして、ありがとうございました。あれはぜひひとつ普及していただきたいと思っております。
先日、名古屋で行われましたある集会で、自民党の
先生とそれから私と出席しておったわけでございますけれども、そのときに、お米の自由化はもう時間の問題だというようなことをその自民党の
先生がおっしゃいまして、私は農水委員といたしまして一瞬どきっといたしました。私の目の前でそんなことを言われたので、よほど私は反論しようかと思いましたが、まあ大人げないと思ってとりあえずやめておきましたけれども、都市部の御婦人方の集会ということもありまして多少リップサービスということもあったのかなというような気がしておりまして、けさの新聞を見ましたら、何かECとアメリカあたりは今度のガットでもう包括でやって、お水も
かなり厳しく日本を責めてくるような話も出ております。
円高がこれだけ進んできておりますし、ここでお米が自由化されたら、それこそ
減反だ、それ今度は緩和だというようなことで、
農家の方々にとりましては大変なことになるわけでございます。それから、今週でしたか、朝NHKがお米の特集を七時四十五分からずっとやっておりましたですね。あれも私ずっと見ておったわけでございますけれども、あの場合でも
減反してしまうと、本当にその
減反をした一区画の周りの立派な水田が大変なまた迷惑を受けるというようなこともありますし、そういう意味では、ひとつ一貫したお米の保護ということに力を入れていただきたいなと思っております。
それから、新農政の中で企業マインドということをうたわれておるわけでございますけれども、それこそ今はやりの異業種間交流といいますか、
技術向上の上でも大変役に立つのではないだろうか。バイオのこと等を含めて大学の
技術系の人たちにたまには
農業の方のお手伝いをしてもらうと。
大臣と私は全く同年輩でございます。私、田舎におりまして、農繁休暇というのがありました。田植えの時期とそれから収穫期には、私は普通科でございましたけれども、
農業科の生徒のところへお手伝いに行って、判こだけもらって学校は遊んでおりました。それは冗談でございますけれども。そういうようなことでそういういろんな交流をなさるという、グローバルな形でつかまえられていくといいんではないかなというような感じがいたします。
前段はこのぐらいにいたしまして、今回の
農業災害補償制度というのは、まさに
農業者の方々にとりましては大変ありがたい
制度になるであろうと予測はしておりますけれども、先進諸外国においてこういう
制度があるのか。また、あるとすれば、それはどのようなものについてあるのか。
前に私、この問題とは直接関係ないかもしれませんけれども、フランスの場合は若い
農業後継者には奨学金
制度というものがあったというようなお話もこの
委員会でさせていただきましたけれども、諸外国についてそのような例があれば、ちょっとお尋ねしたいと思います。