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長谷委員 これは新聞にも出ておりましたけれ
ども、
東京都が
車種規制だけでは大体七・九%ぐらいじゃないかという厳しい予測をしておるのですね。私も、これはどうだろうか、大分違うものですから、今おっしゃったのの半分ということですけれ
ども、どうかということで、いろいろなところで調べてみましたが、どうも一五%程度いくという予測の方が相当楽観的というか、この七・九という数字についても、複数、いろいろなところに私問い合わせでいろいろ調べましたけれ
ども、そういいかげんな数字ではないなという、私はそういう感触を持っております。ですから、その予測がちょっと楽観的過ぎるというようなことを御
認識いただきまして、やはりほかのところでも、これから中身を詰めるわけですけれ
ども、そこのところではこれがもうちょっと
実効性、ほかのところでの施策等を厳しく積み上げていっていただきたいということをぜひお願いをしておかなければいけないなと思っております。
それで、
一つは交通、
東京都内、私は
東京の議員で
東京に通っておるのですけれ
ども、物すごく車が込むわけですよね。込んでしまうと、もう渋滞してほとんど車を、
環境問題以前に、車を利用するところからいってもほとんど麻痺しちゃって使えないようなことがもう頻繁に起こっているわけです。基本的にそうだ。急ぐときには車に乗ってはいけないというのが、
東京の常識というようなことになっておるわけです。
こういうことに関して、かつて
東京都が水曜日はノー・カー・デーだということでやりましたけれ
ども、このときにやはりあくまで指導というか、罰則というとちょっとあれですけれ
ども、どうするかというお願いのレベルでしかなかったということで、これがほとんど効果を上げるには至らなかったということを聞いておりますけれ
ども、これは私は非常にいいことだと思うのですね。ノー・カー・デーをつくるとかあるいは日曜日はやめましょう、それからあるところでは、こんなに麻痺した
状態になればお互いが車を譲り合わないと、みんなが乗りたいから、みんなが便利だからということでやっていけばだれもが使えないという
状況、これが現実でございますので、やはり半分の車は引く、何曜日には引くというような積極的な施策ということも考えていかないといけないのじゃないか。そのときにも、
東京都のやりましたノー・カー・デーのことが非常に参考になって、いいことをやったんだけれ
ども、なかなか徹底できなかった。この辺のことを勘案しますと、もう少し今度は国が指導して国が
方針をつくってというようなことでありますので、そういう車の機能も保障し、そして
環境基準をクリアさせる弾みをつけるというような点でやはり乗り入れの問題ということを、かつての
指定車以外のものとか
指定してあるものということではなくて、もっと一般の乗用車も含むような
環境的な対応あるいは車社会的な対応ということを考えていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。