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遠藤(登)
委員 それから、時間がありませんから、特に私は山形ですから、雪国であります。
歩道の除雪の
関係ですね。これは、
歩道空間の
確保ということは、
高齢化社会あるいは幼児あるいは学童を含めて、安全上極めて大事な課題であります。車道の雪を
歩道に排雪をする、そうであってはならない、これは大変長期にわたる積雪地帯の願望で、それで、除雪帯を設けるとかあるいは雪を運ぶとか――
歩道に雪を排雪してほったらかす、これは危険きわまりない問題なわけであります。したがって、これは
建設省当局も
歩行者空間
確保パイロット
事業などを創設をされて、それぞれ
関係市町村と一体的に
歩道の
確保について
対応されてきている
状況もありまして、これに大きな期待を寄せている
状況であります。したがって、これらの問題については十分な
配慮をして
対応すべきではないだろうか。それから、特に国道なども試験除雪、十年も超えて試験除雪などということで、県的にあちこちをするというような経過をたどってこのパイロット
事業の導入という問題が出てきたわけでありますが、この点について非常に大きな期待を寄せておりますので、十分な御
配慮を願いたい。
それから、スパイクタイヤを規制するということで環境庁の指定が相次いでいるという
状況があります。これは公害防止の立場からは極めて重要な事柄でありますが、この指定
地域の、これはそれぞれ市町村が指定対象になる。例えば大きい
都市、これは山間地帯の豪雪地帯と平地とはまるで違う環境があるわけですね。粉じん公害等あるいは
道路車両
通行の
状況など、あるいは急峻な環境あるいは豪雪地帯、例えば同じ札幌市あるいは山形市にとっても、山の村と平地とはまるきり違うのですね。したがって、スパイクタイヤにまさるタイヤの開発研究なども含めて、当面はもっと
地域的な
実態、実情に立った温かい
配慮をしていくべきじゃないか、このように思うのでありますが、ぜひ指定のあり方について検討をいただきたいな、こういうふうに思います。
それから、高速
交通網の
時代で、
高速道路あるいは新幹線、先ほどからも話がありますが、これはもう
時代の要求なわけであります。その敷設された
地域と敷設されていない
地域とでは経済的にも大変な
地域格差を生んでいるという
状況であります。したがって、四全総の均衡ある国土の建設ということにはつながらない
状況が拡大をしてきているという
状況があります。これは莫大な財投も必要なわけでありますが、このJRの新幹線の
整備促進とか高速
交通道路網の
整備などについて、経済大国にふさわしい財政投資を集中的に
配慮をする必要があるのではないだろうかというふうに思うのであります。
ちなみにこれは、山形的に言えば、奥羽とか羽越新幹線などというのは基本
計画に
計画化されているわけでありますが、いつどうなるのかさっぱり定かでない。路線の
整備目標というものをぴしっと明確にして、
計画的に、それにそれぞれの
地域の人たちも国もそれぞれの
関係者が挙げて協力をしていくという体制が必要なのではないだろうか。
それは空港問題にしても、山形的に言えば、庄内空港が今秋開港をされるわけです。
東京、
大阪便など新しい路線の乗り入れなどについてはまだ定かでないというような
状況について、これは羽田にしても
大阪にしても大変な空港
状況の中で新線を入れるということは大変な
状況だと思いますが、これは地元的に言えば何とかその受け入れ路線を早く明確にして準備体制の万全を期したいというのが願望なわけであります。それぞれ大変な事柄でありますが、ひとつ十分な御
配慮を願いたいなというふうに思うのであります。
また、山形的に言えば、東北中央高速
自動車道あるいは
日本海沿岸高速
自動車道、横断道酒田線の問題など一定程度の御
配慮をいただいて進捗
状況にあるわけでありますが、あるいは福島―山形新幹線の問題などについても来年の七月開業に向けて大変な御
配慮をいただいておりますが、こういう高速
交通網の
時代に立って、財投を含めて新年度予算なども約五兆円を超えて予算化されているようであります。高速
交通網の
時代あるいは
交通道路環境の
整備問題を含めてぜひ十分な御
配慮をお願いいたしまして、
質問を終わりたいと思います。
いろいろ
質問を申し上げたい項目があるわけでありますが、いずれかの機会にさせていただきたいというふうに思う次第であります。よろしくお願いいたします。終わります。