○
大木委員 ぼちぼち最後になるかと思うので、一方的に少し言わせていただきますが、これは
消費税問題のときに、社会党は少し頭が悪いとかかたいとか、橋本さんにも大分おしかりをちょうだいしたこともあるわけでございます。
今おっしゃるとおり、やはり
税制の不公平というものについての特にサラリーマンの層が非常に不満が強いですね。そして結果的に、これはトーゴーサンの問題から始まりましてずっと来ているわけですけれ
ども、いずれにいたしましても、税金、
消費税が、買ったときに全部入ってしまっているから、現場では小売のときにはもう取りませんよ。そうすると隠れていますから、税金の問題については、
物価に反映しているかもしれませんけれ
ども、税金としては一円玉でおつりをもらうこともないという
状態ですね。割合手数が省ける、そういったこと等
考えていきますと、税金の問題、むしろある意味では私は社会保障の方が一体どれくらいかかってどうなっているんだということは、
国民相互の中でも議論がしやすい問題だと思っていますから、そういう意味合いではむしろ重要視したいのは今言った社会保障
関係だ、こうおっしゃった中身についてはある程度同感ができるわけでございます。
私は今ここで
消費税問題についてとやかく言いませんけれ
ども、せめてそういった問題について、例えば定年制延長というものをもっと義務づけるとか、あるいは社会保障
関係の掛金、若干賃金が下がるかもしれないけれ
ども高齢者の
方々にも働いてもらうとか、そういったことを併用する問題とか、そういう点等含めて、私たちの党にも意見もありますし、できれば、
大臣に対してかみついているばかりが能じゃないわけですから、やはり相互の討論ということを資料を出し合いながらやって、そしてこういった高
負担を何とかして切り抜けていく。ですから、おっしゃった中で非常に
大臣立派だと感じたことは、社会保障
関係について、これはみんな結局、例えば厚生年金組合が一番典型的な例でございまして、会社側、組合側といいますか、労使とも
どもに大体同じ認識を持っておりますから、ああいった例等が仮に
国会の場でもって生かされてきますと、ある意味ではこの高齢社会五〇%
段階というものを四七%にするとか、そういったことが可能かもしれませんし、そういったことについての、いわば単なる政府
委員いじめ、私はそんないじめの仕方をしたつもりはございませんけれ
ども、とにかくそういったことを含めて各党間の御議論等もぜひ
委員長、
理事等の中で御工夫願ってはどうだろうか、こういった感じがいたします。
最後に、またお願いでございますけれ
ども、渡米される
橋本大蔵大臣に対しましては、為替問題、構造協議問題、たくさん問題がございまして、私たちも毎日、新聞を見るだけでもって頭が痛い感じがしてなりませんから、そういったことに対して政府自身がもうちょっとしっかりした意見を持ちながら対米
関係あるいは対EC
関係等について十分な御
努力を願って、後半何か不況が来るかあるいは
インフレが少しずつ芽生えてくるとか、そういったことがないようにぜひ御
努力をお願いいたしまして、持ち時間が参りましたので質問を終わらせていただきます。
どうもありがとうございました。