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1989-12-01 第116回国会 参議院 本会議 第9号 公式Web版

  1. 会議録情報

    平成元年十二月一日(金曜日)    午前十時一分開議     ━━━━━━━━━━━━━議事日程 第九号   平成元年十二月一日    午前十時開議  第一 森林保健機能増進に関する特別措置法案(第百十四回国会内閣提出、第百十六回国会衆議院送付)  第二 臨時脳死及び臓器移植調査会設置法案衆議院提出)  第三 昭和六十二年度一般会計予備費使用調書及び各省庁所管使用調書(その2)(第百十四回国会内閣提出、第百十六回国会衆議院送付)  第四 昭和六十二年度特別会計予備費使用調書及び各省庁所管使用調書(第百十四回国会内閣提出、第百十六回国会衆議院送付)  第五 昭和六十二年度特別会計予算総則第十三条に基づく経費増額調書及び各省庁所管経費増額調書(その2)(第百十四回国会内閣提出、第百十六回国会衆議院送付)  第六 昭和六十三年度一般会計予備費使用調書及び各省庁所管使用調書(その1)(第百十四回国会内閣提出、第百十六回国会衆議院送付)  第七 昭和六十三年度特別会計予備費使用調書及び各省庁所管使用調書(その1)(第百十四回国会内閣提出、第百十六回国会衆議院送付)  第八 昭和六十三年度特別会計予算総則第十三条に基づく経費増額調書及び各省庁所管経費増額調書(その1)(第百十四回国会内閣提出、第百十六回国会衆議院送付)  第九 日本放送協会昭和六十一年度財産目録貸借対照表及び損益計算書並びにこれに関する説明書     ━━━━━━━━━━━━━ ○本日の会議に付した案件  一、日程第一より第九まで  一、参議院組織及び運営改革に関する協議会についての報告      ─────・─────
  2. 土屋義彦

    議長土屋義彦君) これより会議を開きます。  日程第一 森林保健機能増進に関する特別措置法案(第百十四回国会内閣提出、第百十六回国会衆議院送付)を議題といたします。  まず、委員長報告を求めます。農林水産委員長仲川幸男君。    〔仲川幸男登壇拍手
  3. 仲川幸男

    仲川幸男君 ただいま議題となりました法律案につきまして、委員会における審査経過と結果を御報告いたします。  本法律案は、最近における森林保健機能に係る国民の需要の増大等森林をめぐる諸情勢変化にかんがみ、森林保健機能増進するための森林の施業と施設の整備を一体的に推進する制度を整備する等の措置を講じようとするものであります。  委員会におきましては、参考人を招いてその意見を聴取するとともに、本法律案提出の目的と背景、保健機能の定義と内容保安林制度及び林地開発許可制度に特例を設ける理由、総量規制及び技術基準内容森林保健機能増進計画認定方法国有林野の活用に際しての適切な配慮のあり方等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知を願います。  質疑を終局し、討論に入りましたところ、日本共産党を代表して林委員より反対である旨の発言がありました。  討論終局の後、採決の結果、本法律案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、本法律案に対し、八項目にわたる附帯決議を行いました。  以上、御報告いたします。(拍手)     ─────────────
  4. 土屋義彦

    議長土屋義彦君) これより採決をいたします。  本案賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  5. 土屋義彦

    議長土屋義彦君) 過半数と認めます。  よって、本案は可決されました。      ─────・─────
  6. 土屋義彦

    議長土屋義彦君) 日程第二 臨時脳死及び臓器移植調査会設置法案衆議院提出)を議題といたします。  まず、委員長報告を求めます。内閣委員長板垣正君。    〔板垣正登壇拍手
  7. 板垣正

    板垣正君 ただいま議題となりました法律案につきまして、御報告申し上げます。  本法律案は、衆議院提出によるものでありまして、その主な内容は、脳死及び臓器移植に係る社会情勢変化にかんがみ、臓器移植の分野における生命倫理に配慮した適正な医療の確立に資するため、内閣総理大臣の諮問に応じ、脳死及び臓器移植に関する諸問題について、広く、かつ、総合的に検討を加え、脳死及び臓器移植に関する重要事項について調査審議する機関として、総理府に臨時脳死及び臓器移植調査会を設置しようとするものであります。  本調査会委員は、十五人以内とし、内閣総理大臣が両議院の同意を得て任命することとなっております。  なお、本法律は、施行の日から起算して二年を経過した日に効力を失うこととしております。  委員会におきましては、本調査会委員選考方法、本調査会運営あり方、諸外国における臓器移植実情等について質疑が行われましたほか、参考人から意見を聴取いたしましたが、その詳細は会議録によって御承知願いたいと存じます。  質疑を終局し、討論に入りましたところ、日本共産党を代表して吉川理事より反対の旨の意見が述べられ、次いで採決の結果、本法律案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、本法律案に対し、附帯決議全会一致をもって付されました。  以上、御報告申し上げます。(拍手)     ─────────────
  8. 土屋義彦

    議長土屋義彦君) これより採決をいたします。  本案賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  9. 土屋義彦

    議長土屋義彦君) 過半数と認めます。  よって、本案は可決されました。      ─────・─────
  10. 土屋義彦

    議長土屋義彦君) 日程第三 昭和六十二年度一般会計予備費使用調書及び各省庁所管使用調書(その2)  日程第四 昭和六十二年度特別会計予備費使用調書及び各省庁所管使用調書  日程第五 昭和六十二年度特別会計予算総則第十三条に基づく経費増額調書及び各省庁所管経費増額調書(その2)  日程第六 昭和六十三年度一般会計予備費使用調書及び各省庁所管使用調書(その1)  日程第七 昭和六十三年度特別会計予備費使用調書及び各省庁所管使用調書(その1)  日程第八 昭和六十三年度特別会計予算総則第十三条に基づく経費増額調書及び各省庁所管経費増額調書(その1)   (いずれも第百十四回国会内閣提出、第百十六回国会衆議院送付)  以上六件を一括して議題といたします。  まず、委員長報告を求めます。決算委員長千葉景子君。    〔千葉景子登壇拍手
  11. 千葉景子

    千葉景子君 ただいま議題となりました昭和六十二年度一般会計予備費使用調書及び各省庁所管使用調書(その2)外五件につきまして、決算委員会における審査経過及び結果について御報告申し上げます。  これら六件は、憲法及び財政法の規定に基づき国会事後承諾を求めるため提出されたものでありまして、その内容は、昭和六十三年一月から十二月までの間において使用または増加の決定がなされた一般会計特別会計予備費関係経費であり、その主な費目は、河川等災害復旧事業等に必要な経費療養給付費等負担金等不足を補うために必要な経費郵便貯金特別会計一般勘定における支払い利子に必要な経費昭和六十二年度地方譲与税譲与金に必要な経費増額大韓民国ソウル市等において開催される第二十四回オリンピック競技大会に関連して日本国内における警備活動等に必要な経費昭和六十三年度農業共済保険金不足を補うために必要な経費河川事業及び砂防事業の調整に必要な経費増額並び総理外国訪問主要国首脳会議出席等に必要な経費などであります。  委員会におきましては、これら六件を一括して審査いたしましたが、質疑内容につきましては会議録によって御承知願いたいと存じます。  質疑を終わり、討論に入りましたところ、日本社会党護憲共同を代表して会田委員よりこれら六件に反対、自由民主党を代表して守住理事よりこれら六件に賛成日本共産党を代表して諫山委員より、昭和六十二年度特別会計予備費使用調書及び各省庁所管使用調書昭和六十二年度特別会計予算総則第十三条に基づく経費増額調書及び各省庁所管経費増額調書(その2)並び昭和六十三年度特別会計予算総則第十三条に基づく経費増額調書及び各省庁所管経費増額調書(その1)、以上三件については賛成、他の三件については反対するとの意見が述べられました。  討論を終局し、採決の結果、予備費関係六件につきましては、いずれも多数をもって承諾を与えるべきものと議決されました。  以上、御報告申し上げます。(拍手)     ─────────────
  12. 土屋義彦

    議長土屋義彦君) これより採決をいたします。  まず、日程第三、第六及び第七の予備費使用調書三件について採決をいたします。  表決は記名投票をもって行います。三件を承諾することに賛成諸君白色票を、反対諸君青色票を、御登壇の上、御投票を願います。  議場閉鎖を命じます。氏名点呼を行います。    〔議場閉鎖〕    〔参事氏名点呼〕    〔投票執行
  13. 土屋義彦

    議長土屋義彦君) 投票漏れはございませんか。——投票漏れはないと認めます。投票箱閉鎖。    〔投票箱閉鎖
  14. 土屋義彦

    議長土屋義彦君) これより開票いたします。投票参事計算させます。議場開鎖を命じます。    〔議場開鎖〕    〔参事投票計算
  15. 土屋義彦

    議長土屋義彦君) 投票の結果を報告いたします。   投票総数        二百四十三票   白色票           百十八票   青色票          百二十五票  よって、三件は承諾しないことに決しました。(拍手)      ——————————   〔参照〕  賛成者白色票氏名      百十八名       青木 幹雄君    井上 吉夫君       井上 章平君    井上  孝君       井上  裕君    伊江 朝雄君       石井 一二君    石井 道子君       石川  弘君    石原健太郎君       石渡 清元君    板垣  正君       岩崎 純三君    岩本 政光君       上杉 光弘君    遠藤  要君       小野 清子君    尾辻 秀久君       大河原太一郎君    大木  浩君       大島 友治君    大城 眞順君       大鷹 淑子君    大塚清次郎君       大浜 方栄君    合馬  敬君       岡田  広君    岡野  裕君       岡部 三郎君    長田 裕二君       加藤 武徳君    狩野 明男君       鹿熊 安正君    梶原  清君       片山虎之助君    鎌田 要人君       川原新次郎君    木宮 和彦君       北  修二君    久世 公堯君       沓掛 哲男君    熊谷太三郎君       倉田 寛之君    木暮 山人君       後藤 正夫君    佐々木 満君       斎藤栄三郎君    斎藤 十朗君       斎藤 文夫君    坂野 重信君       山東 昭子君    清水嘉与子君       下稲葉耕吉君    下条進一郎君       陣内 孝雄君    須藤良太郎君       鈴木 省吾君    鈴木 貞敏君       世耕 政隆君    関口 恵造君       田沢 智治君    田代由紀男君       田中 正巳君    田辺 哲夫君       田村 秀昭君    高木 正明君       高橋 清孝君    竹山  裕君       谷川 寛三君    名尾 良孝君       中曽根弘文君    中西 一郎君       中村 太郎君    仲川 幸男君       永田 良雄君    永野 茂門君       成瀬 守重君    西田 吉宏君       野沢 太三君    野村 五男君       長谷 川信君    初村滝一郎君       林田悠紀夫君    原 文兵衛君       平井 卓志君    福田 宏一君       藤井 孝男君    藤田 雄山君       二木 秀夫君    前島英三郎君       前田 勲男君    松浦  功君       松浦 孝治君    宮崎 秀樹君       宮澤  弘君    向山 一人君       村上 正邦君    本村 和喜君       守住 有信君    森山 眞弓君       柳川 覺治君    山岡 賢次君       山崎 竜男君    山本 富雄君       吉川  博君    吉川 芳男君       勝木 健司君    小西 博行君       三治 重信君    田渕 哲也君       寺崎 昭久君    橋本孝一郎君       山田  勇君    西川  潔君       秋山  肇君    野末 陳平君       横溝 克己君    沢田 一精君     —————————————  反対者青色票氏名      百二十五名       会田 長栄君    青木 薪次君       赤桐  操君    穐山  篤君       一井 淳治君    糸久八重子君       翫  正敏君    稲村 稔夫君       岩本 久人君    上野 雄文君       小川 仁一君    及川 一夫君       大渕 絹子君    大森  昭君       梶原 敬義君    粕谷 照美君       菅野  壽君    喜岡  淳君       北村 哲男君    久保  亘君       久保田真苗君    日下部禧代子君       國弘 正雄君    栗村 和夫君       小林  正君    小山 一平君       佐藤 三吾君    清水 澄子君       篠崎 年子君    庄司  中君       菅野 久光君    鈴木 和美君       瀬谷 英行君    田渕 勲二君       竹村 泰子君    谷畑  孝君       谷本  巍君    種田  誠君       千葉 景子君    対馬 孝且君       角田 義一君    田  英夫君       堂本 暁子君    西岡瑠璃子君       西野 康雄君    野田  哲君       野別 隆俊君    浜本 万三君       肥田美代子君    深田  肇君       福間 知之君    渕上 貞雄君       細谷 昭雄君    堀  利和君       前畑 幸子君    松前 達郎君       松本 英一君    三上 隆雄君       三石 久江君    村沢  牧君       村田 誠醇君    本岡 昭次君       森  暢子君    八百板 正君       矢田部 理君    安恒 良一君       安永 英雄君    山口 哲夫君       山田 健一君    山本 正和君       吉田 達男君    渡辺 四郎君       猪熊 重二君    及川 順郎君       太田 淳夫君    片上 公人君       刈田 貞子君    黒柳  明君       木庭健太郎君    塩出 啓典君       白浜 一良君    高木健太郎君       高桑 栄松君    常松 克安君       鶴岡  洋君    中川 嘉美君       中西 珠子君    中野 鉄造君       広中和歌子君    三木 忠雄君       峯山 昭範君    矢原 秀男君       和田 教美君    諫山  博君       市川 正一君    上田耕一郎君       小笠原貞子君    神谷信之助君       沓脱タケ子君    近藤 忠孝君       高崎 裕子君    立木  洋君       橋本  敦君    林  紀子君       山中 郁子君    吉岡 吉典君       吉川 春子君    粟森  喬君       井上 哲夫君    池田  治君       磯村  修君    乾  晴美君       笹野 貞子君    新坂 一雄君       高井 和伸君    中村 鋭一君       古川太三郎君    星川 保松君       山田耕三郎君    今泉 隆雄君       下村  泰君    平野  清君       小野  明君    紀平 悌子君       櫻井 規順君      ─────・─────
  16. 土屋義彦

    議長土屋義彦君) 次に、日程第四、第五及び第八の予備費使用調書等三件について採決をいたします。  三件を承諾することに賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  17. 土屋義彦

    議長土屋義彦君) 過半数と認めます。  よって、三件は承諾することに決しました。      ─────・─────
  18. 土屋義彦

    議長土屋義彦君) 日程第九 日本放送協会昭和六十一年度財産目録貸借対照表及び損益計算書並びにこれに関する説明書議題といたします。  まず、委員長報告を求めます。逓信委員長青木薪次君。    〔青木薪次登壇拍手
  19. 青木薪次

    青木薪次君 ただいま議題となりました日本放送協会昭和六十一年度財産目録貸借対照表及び損益計算書並びにこれに関する説明書につきまして、逓信委員会における審査経過と結果を御報告いたします。  本件は、日本放送協会昭和六十一年度決算に係るものでありまして、放送法の定めるところにより、会計検査院検査を経て、内閣から提出されたものであります。  その概要を申し上げますと、同協会の六十一年度末における財産状況は、資産総額三千四百五十七億三千万円、負債総額千五百八十億七千二百万円、資本総額千八百七十六億五千八百万円となっております。  また、当年度中の損益は、事業収入三千四百四十九億四千五百万円に対し、事業支出三千三百九十一億四千万円であり、差し引き事業収支差金は五十八億五百万円となっております。  なお、この事業収支差金は翌年度以降の財政安定のための財源に充てるものとしております。  本件には、会計検査院の記述すべき意見はない旨の検査結果が付されております。  委員会におきましては、収支予算等が適正かつ効率的に執行されたかどうかを初め、今後の経営見通し衛星放送普及方策事業運営効率化施策等の諸問題について質疑が行われました。  質疑を終局し、討論に入りましたところ、日本共産党を代表して山中委員から反対する旨の意見が述べられました。  討論を終わり、採決の結果、本件賛成多数をもってこれを是認すべきものと議決いたしました。  以上、御報告申し上げます。(拍手)     ─────────────
  20. 土屋義彦

    議長土屋義彦君) これより採決をいたします。  本件委員長報告のとおり是認することに賛成諸君起立を求めます。    〔賛成者起立
  21. 土屋義彦

    議長土屋義彦君) 過半数と認めます。  よって、本件委員長報告のとおり是認することに決しました。      ─────・─────
  22. 土屋義彦

    議長土屋義彦君) 議院運営委員長から、参議院組織及び運営改革に関する協議会について発言を求められております。この際、発言を許します。議院運営委員長下条進一郎君。    〔下条進一郎登壇拍手
  23. 下条進一郎

    下条進一郎君 参議院組織及び運営改革に関する協議会について御報告申し上げます。  参議院組織及び運営改革につきましては、昭和五十二年以降、歴代議長のもとに改革に関する協議会を設置し、協議を重ねた結果、幾多の改善策を取りまとめ、その成果を上げてまいりました。  しかるところ、さきの通常選挙により院の構成が改まりましたので、改革協議会の取り扱いにつきまして議院運営委員会理事会協議をしてまいりました。  その結果、本日の議院運営委員会において、参議院改革のこれまでの成果を受け継ぎ、さらに発展させるため、議院運営委員長及び各会派から推薦された二十名以内の議員をもって組織する参議院組織及び運営改革に関する協議会を改めて設置することに決定いたしました。  以上、御報告いたしますとともに、本院が良識の府として真に国民の負託にこたえるため、本協議会成果を上げることができますよう、各位の御協力を心からお願い申し上げる次第でございます。(拍手
  24. 土屋義彦

    議長土屋義彦君) 本日はこれにて散会いたします。    午前十時三十二分散会