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小笠原貞子君 何とかかんとか言って認めないけれ
ども、常識的な人が私の話を聞いたらみんなにこにこ笑っておかしいという顔しているわよ。一人ずつ発言求めようかな。
大体、あのとき七・三%、今五%、これでおかしくないと思う頭で政治やられたらおかしい政治になるね、私に言わせれば。そういうことをもう本当に時間があったら私いろいろ聞きたいんだわ。その借りかえのどれぐらいのものが七%でどれぐらいのものが五%で、そういうものを調べたいと思ったときに資料を出さないのよ。
大臣、資料出さないの。それでこう言うとうまいこと何とかかんとか言っているけれ
ども、ここで余り言えないけれ
ども、でもはっきり言えることは、もう何回も繰り返すけれ
ども、七・三%大丈夫、今五%大丈夫。いかにも矛盾しているし、ずさんだし、財テク
新幹線なんていう無責任な国の姿勢ではだめだということを私重ねてここで申し上げたいと思います。
我々は、住民が一生懸命
新幹線を要求して、そしてきちっとした
新幹線をつくりたい、我が党もそう思っている。しかし、こういうのでは私はまずいと思うのね。そういう要求に対して必要であるならば国が責任を持って
財政対策を本当にまじめにやろうじゃないかと私は言いたいわけですよね。これが狂ったら、
丹羽さんあのときあんなこと言ったけれ
どもなんて私執念深く言いたくなるから、だから本当に国が責任を持った
財政対策をやってほしいという気持ちで私は言っているんですよ。
それで、余剰金というものも
JR負担というふうにおっしゃるけれ
ども、この性格も何のことない。これきちっと分析すれば保有機構に所属する差益なんですよ、余剰金なんて言っているけれ
ども。それで何でかといったら、保有機構が抱える
国鉄の長期債務八・五兆円の返済にかかわる金利差なんですよね、そうですよね、保有機構が抱える八・五兆円の返済にかかわっての金利差。だから本来長期債務返済に充てなければならない。ここで差益が出たとすれば保有機構の借金の返済に充てなきゃならない。まして清算
事業団が債務を雪だるま式に今抱えて大変なことでしょう。もしこの債務に充てないのであれば既存の
新幹線の運賃値下げに使うべき
財源なんですと。
財源余剰と言うけれ
ども、本来借金返済に充てる保有機構に属するものだし、そこで要らないと言うならば、これだけの利益というものは
新幹線の運賃値下げに使うべき
財源なんだと。だから
JR負担なんということではないんです、この性格をはっきり見ると。
そこで、自治省にお伺いしたいんですけれ
ども、自治省は
新幹線の
財政負担について、自治省も参画して決めたので地方団体の
財政運営に支障が生じないように責任を持って対処したいと、五月二十三日の衆議院の
運輸委員会の議事録を見るとそうお述べになっていらっしゃいます。そして同時に、こうも言っていらっしゃる。一〇%を限度として表明しているが、希望よりやや多い
負担となっている、こうもおっしゃっている。すると、仮に予定の
工事費が上がった場合、比率は変わりません、
先ほど言っているように。比率は変わらないけれ
ども、
工事金額という絶対額は上がると。それに対して支障のないよう責任を持つと自治省おっしゃるから、その上がったときに自治省どういうふうになるんですか、責任を持つということま。