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沢田委員 きょうは本
会議が非常に長かったということもありますし、また百十四
国会の冒頭でありますし、極めて意義ある
委員会、こういうことにもなるわけでありますが、ただいま
委員長からその
趣旨が述べられました。
大蔵委員会としては、この間皆さんが集まって
審議をする場がなかったわけでありまして、問題は非常に山積し、言いたいことはたくさんあるのでありますが、きょうは限られた議案でありますので、若干の
意見を述べ、またお答えをいただければそれで幸いだと思います。
米の問題はこれからもまた続く問題でもありますし、また国民も大変な
危惧等を持ち、あるいは不安を持っておられるものです。ですから、
虫食い状態はなくしてほしいというのが従来からの主張の
一つでありました。しかし、
任意事項だからそうばいかない、こういうことであったわけですが、そのためにどれだけ用水やその他の
田んぼに影響を与えるかということは、はかり知れないものがあるわけであります。ですから、そういう
団地化といいますか、地域的な分野において
転作をしていくということが望ましい、こういうことは従来からも言われてきたことでありますので、ぜひそういう立場に立って今後その方向を進めていただきたい。私の近くにおいても、住宅の真ん真ん中に
田んぼが
一つ二つある、これは本人の
自主性だ。水も来なくなっちゃった、自分で井戸を掘って出しているんだ、こう言って
苦労話をやっています。どうかそういうことで、この
転作のあり方ということについて特に要望しておきます。
それから、
転作された後のいわゆる取りまとめ、どういうものがまたどの
程度収穫になっていったか、放置されていないかどうか、そういう点の確認というものが極めて弱いということで、これは持ってきましたが、六十一年の
農業白書の中にも
一言も触れられていない。いかに農林省がこういうことに対してしらばくれているかということの証左なんでありまして、ここでは神妙な顔をしているけれども、後になると舌を出しているとまでは言いませんけれども、そういう懸念なしとしない。こういうことはないように、きちんと整理をしてもらう。
議員立法であるといえどもやはり
法律でありますから、
法律である限り、その正確な把握と、そしてその
措置を特に望んでおきたいと思います。
もう
一つは、特に今度は
消費税の問題であります。今度は
国庫補助金にも
消費税はつくわけでありますから、これにも
消費税はつくわけです。ここは
質問だけになりますが、その
消費税、
農協がやる場合でも
個人の場合でも、これは
消費税分はどうなるのか。きょうは急な
質問になりますから、
大臣にといってもこれもまたわずかな問題でありますから、今後また
大蔵を通じて、
国庫補助金にも
消費税がついていけば、その分はやはり
農協は
農協として納税しなければならぬ、そういう課題を持っているということは理解されているのかどうか。
その点だけ、わかっていればわかっている、わかっていなければわかっていない、これからやるのならこれからやる、いずれか答えてもらって、きょうは、あした、あさって休みなものですから、いろいろと諸般の事情で、
議員各位の行動にもおのずから地元との
連絡調整等々もあるやに聞き及んでおります。当初は三十分の予定でありましたけれども、そういうことの意味を含めて、次回に問題の視点を移しながら一応問題を提起し、せっかく来たのですから、ここでみずからの信念を述べられれば幸いでありますので、この点をもって私の方の
質問は終わりたいと思います。
以上です。