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1989-02-10 第114回国会 衆議院 大蔵委員会 第1号 公式Web版

  1. 会議録情報

    国会召集日昭和六十三年十二月三十日)(金 曜日)(午前零時現在)における本委員は、次の とおりである。   委員長 越智 通雄君    理事 大島 理森君 理事 中川 昭一君    理事 中西 啓介君 理事 中村正三郎君    理事 中村 正男君 理事 宮地 正介君    理事 玉置 一弥君       新井 将敬君    井上 喜一君       江口 一雄君    遠藤 武彦君       金子 一義君    熊川 次男君       佐藤  隆君    笹川  堯君       杉山 憲夫君    戸塚 進也君       中島  衛君    葉梨 信行君       鳩山由紀夫君    平沼 赳夫君       藤波 孝生君    村井  仁君       村上誠一郎君    山中 貞則君       山本 幸雄君    沢田  広君       新村 勝雄君    野口 幸一君       早川  勝君    堀  昌雄君       武藤 山治君    橋本 文彦君       日笠 勝之君    森田 景一君       矢追 秀彦君    安倍 基雄君       正森 成二君    矢島 恒夫君     ————————————— 昭和六十三年十二月三十日  越智通雄委員長辞任につき、その補欠として  中村正三郎君が議院において、委員長選任さ  れた。 ————————————————————— 平成元年二月十日(金曜日)     午後五時九分開議 出席委員   委員長 中村正三郎君    理事 衛藤征士郎君 理事 大島 理森君    理事 中川 昭一君 理事 中西 啓介君    理事 平沼 赳夫君 理事 中村 正男君    理事 森田 景一君       新井 将敬君    井上 喜一君       石渡 照久君    江口 一雄君       大石 正光君    金子 一義君       熊川 次男君    中島源太郎君       鳩山由紀夫君    松本 十郎君       村上誠一郎君    奥野 一雄君       沢田  広君    城地 豊司君       早川  勝君    武藤 山治君       橋本 文彦君    矢追 秀彦君       安倍 基雄君    正森 成二君       矢島 恒夫君  出席国務大臣         大 蔵 大 臣 村山 達雄君  出席政府委員         大蔵政務次官  太田 誠一君         大蔵政務次官  吉村 眞事君         大蔵省主税局長 尾崎  護君         農林水産省農蚕         園芸局長    吉國  隆君  委員外出席者         農林水産大臣官         房審議官    清田 安孝君         大蔵委員会調査         室長      矢島錦一郎君     ————————————— 委員異動 昭和六十三年十二月三十日  辞任         補欠選任   新村 勝雄君     村山 喜一君   宮地 正介君     平石磨作太郎平成元年一月九日  辞任         補欠選任   井上 喜一君     奥野 誠亮君   江口 一雄君     河野 洋平君   遠藤 武彦君     武藤 嘉文君   杉山 憲夫君     河本 敏夫君 同日  辞任         補欠選任   奥野 誠亮君     井上 喜一君   河野 洋平君     江口 一雄君   河本 敏夫君     杉山 憲夫君   武藤 嘉文君     遠藤 武彦君 二月八日  辞任         補欠選任   越智 通雄君     中島源太郎君   佐藤  隆君     松本 十郎君   中島  衛君     衛藤征士郎君 同月十日  辞任         補欠選任   笹川  堯君     大石 正光君   杉山 憲夫君     石渡 照久君   野口 幸一君     奥野 一雄君   堀  昌雄君     城地 豊司君   日笠 勝之君     柴田  弘君 同日  辞任         補欠選任   石渡 照久君     杉山 憲夫君   大石 正光君     笹川  堯君   奥野 一雄君     野口 幸一君   城地 豊司君     堀  昌雄君 同日  理事太田誠一昭和六十三年十二月二十八日委  員辞任につき、その補欠として平沼赳夫君が理  事に当選した。 同日  理事中村正三郎昭和六十三年十二月三十日委  員長就任につき、その補欠として衛藤征士郎君  が理事に当選した。 同日  理事宮地正介昭和六十三年十二月三十日委員  辞任につき、その補欠として森田景一君が理事  に当選した。     ————————————— 二月八日  農業共済保険特別会計における農作物共済に  係る再保険金支払財源の不足に充てるための  一般会計からする繰入金に関する法律案内閣  提出第四号) は本委員会に付託された。     ————————————— 本日の会議に付した案件  理事補欠選任  国政調査承認要求に関する件  昭和六十三年度の水田農業確立助成補助金につ  いての所得税及び法人税臨時特例に関する法  律案起草の件      ————◇—————
  2. 中村正三郎

    中村委員長 これより会議を開きます。  この際一言ごあいさつを申し上げます。  このたび、各位の御推挙によりまして大蔵委員長に就任いたしました。甚だ微力ではございますが、委員各位の御指導、御協力をいただきまして、円満かつ公正な委員会運営を図り、その職務を全うしてまいりたいと存じます。  何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)      ————◇—————
  3. 中村正三郎

    中村委員長 理事補欠選任の件についてお諮りいたします。  現在、委員異動による理事欠員二名、並びに私の委員長就任に伴う欠員一名、計三名の理事欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  4. 中村正三郎

    中村委員長 御異議なしと認めます。よって       衛藤征士郎君    平沼 赳夫君    及び 森田 景一君 を理事に指名いたします。      ————◇—————
  5. 中村正三郎

    中村委員長 この際、新たに就任されました太田大蔵政務次官及び吉村大蔵政務次官から発言を求められておりますので、順次これを許します。太田大蔵政務次官
  6. 太田誠一

    太田政府委員 今般、図らずも大蔵政務次官を拝命いたしました。  厳しい財政情勢の折から、その職責の重大さを自覚し、誠心誠意職務遂行に当たる所存でございます。よろしく御指導、御鞭撻のほどをお願い申し上げます。(拍手
  7. 中村正三郎

  8. 吉村眞事

    吉村(眞)政府委員 このたび、図らずも大蔵政務次官を拝命いたしました吉村眞事でございます。  職責の重大さをひしひしと感じております。微力ながら全力を傾けて職務遂行に当たる所存でございますので、委員各位の御指導と御叱正をよろしくお願い申し上げます。(拍手)      ————◇—————
  9. 中村正三郎

    中村委員長 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  国の会計に関する事項  税制に関する事項  関税に関する事項  金融に関する事項  証券取引に関する事項  外国為替に関する事項  国有財産に関する事項  専売事業に関する事項  印刷事業に関する事項  造幣事業に関する事項の各事項につきまして、今会期中国政に関する調査を行うため、議長に対し、国政調査承認要求を行うこととし、その手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  10. 中村正三郎

    中村委員長 御異議なしと認め、そのように決しました。寺
  11. 中村正三郎

    中村委員長 昭和六十三年度の水田農業確立助成補助金についての所得税及び法人税臨時特例に関する法律案起草の件について議事を進めます。  本件につきましては、先般来理事会等において協議いたしました結果、お手元に配付いたしましたとおりの起草案を得ました。  まず、本起草案趣旨及び概要を御説明申し上げます。  本起草案は、昭和六十三年度に政府等から交付される水田農業確立助成補助金について、税制上、次の軽減措置を講ずるものであります。  第一に、個人交付を受ける同補助金については、一時所得収入金額とみなすとともに、転作に伴う特別支出費用等は、一時所得必要経費とみなすことといたしております。  第二に、農業生産法人交付を受ける同補助金については、圧縮記帳特例を設け、当該法人交付を受けた後二年以内に、事業の用に供する固定資産の取得または改良に充てる場合には、圧縮額を損金に算入することといたしております。  なお、本特例措置による国税の減収額は約六億円と見込まれております。     —————————————  以上が本起草案趣旨及び概要であります。  昭和六十三年度の水田農業確立助成補助金につ   いての所得税及び法人税臨時特例に関する   法律案     〔本号末尾に掲載〕     —————————————
  12. 中村正三郎

    中村委員長 この際、沢田広君から発言を求められておりますので、これを許します。沢田広君。
  13. 沢田広

    沢田委員 きょうは本会議が非常に長かったということもありますし、また百十四国会の冒頭でありますし、極めて意義ある委員会、こういうことにもなるわけでありますが、ただいま委員長からその趣旨が述べられました。大蔵委員会としては、この間皆さんが集まって審議をする場がなかったわけでありまして、問題は非常に山積し、言いたいことはたくさんあるのでありますが、きょうは限られた議案でありますので、若干の意見を述べ、またお答えをいただければそれで幸いだと思います。  米の問題はこれからもまた続く問題でもありますし、また国民も大変な危惧等を持ち、あるいは不安を持っておられるものです。ですから、虫食い状態はなくしてほしいというのが従来からの主張の一つでありました。しかし、任意事項だからそうばいかない、こういうことであったわけですが、そのためにどれだけ用水やその他の田んぼに影響を与えるかということは、はかり知れないものがあるわけであります。ですから、そういう団地化といいますか、地域的な分野において転作をしていくということが望ましい、こういうことは従来からも言われてきたことでありますので、ぜひそういう立場に立って今後その方向を進めていただきたい。私の近くにおいても、住宅の真ん真ん中に田んぼ一つ二つある、これは本人の自主性だ。水も来なくなっちゃった、自分で井戸を掘って出しているんだ、こう言って苦労話をやっています。どうかそういうことで、この転作のあり方ということについて特に要望しておきます。  それから、転作された後のいわゆる取りまとめ、どういうものがまたどの程度収穫になっていったか、放置されていないかどうか、そういう点の確認というものが極めて弱いということで、これは持ってきましたが、六十一年の農業白書の中にも一言も触れられていない。いかに農林省がこういうことに対してしらばくれているかということの証左なんでありまして、ここでは神妙な顔をしているけれども、後になると舌を出しているとまでは言いませんけれども、そういう懸念なしとしない。こういうことはないように、きちんと整理をしてもらう。議員立法であるといえどもやはり法律でありますから、法律である限り、その正確な把握と、そしてその措置を特に望んでおきたいと思います。  もう一つは、特に今度は消費税の問題であります。今度は国庫補助金にも消費税はつくわけでありますから、これにも消費税はつくわけです。ここは質問だけになりますが、その消費税農協がやる場合でも個人の場合でも、これは消費税分はどうなるのか。きょうは急な質問になりますから、大臣にといってもこれもまたわずかな問題でありますから、今後また大蔵を通じて、国庫補助金にも消費税がついていけば、その分はやはり農協農協として納税しなければならぬ、そういう課題を持っているということは理解されているのかどうか。  その点だけ、わかっていればわかっている、わかっていなければわかっていない、これからやるのならこれからやる、いずれか答えてもらって、きょうは、あした、あさって休みなものですから、いろいろと諸般の事情で、議員各位の行動にもおのずから地元との連絡調整等々もあるやに聞き及んでおります。当初は三十分の予定でありましたけれども、そういうことの意味を含めて、次回に問題の視点を移しながら一応問題を提起し、せっかく来たのですから、ここでみずからの信念を述べられれば幸いでありますので、この点をもって私の方の質問は終わりたいと思います。  以上です。
  14. 中村正三郎

    中村委員長 この際、衆議院規則第四十八条の二の規定により、内閣において御意見があれば発言を許します。村山大蔵大臣
  15. 村山達雄

    村山国務大臣 この法律案につきましては、稲作転換必要性に顧み、あえて反対いたしません。
  16. 中村正三郎

    中村委員長 お諮りいたします。  本起草案委員会の成案と決定し、これを委員会提出法律案と決するに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立
  17. 中村正三郎

    中村委員長 起立総員。よって、本案は委員会提出法律案とするに決定いたしました。  なお、本法律案提出手続等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  18. 中村正三郎

    中村委員長 御異議なしと認め、そのように決しました。  次回は、来る十五日水曜日委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後五時二十分散会      ————◇—————