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青島幸男君 まさにそのとおりですけれ
ども、事実こういう大事件を巻き起こしてしまっているわけですね。ですからそれが問題になるわけでして、あなたはまさに個人的なことだとおっしゃっていますけれ
ども、その個人と
ビジネスとの分け目のつけ方のいかんが非常に問題になっているわけです。
それで、あなたは同行
営業と申しますか、
リクルート社の重要なポストにおいでになる
江副さんそのほかの方々と金融機関その他にセールスにおいでになった。それは便乗したようなものだ、
自分のところのセールスのために行ったのであって、同行してお手伝いをしたのではないと、こういうおっしゃられ方をしましたけれ
ども、日本最大の
企業であります
NTTの、しかも重要な立場においでの方が同行なさるということは、その方の
信用を最大限に保証することになるのは、これはもう明らかですね。その上に、向こう側から説明を求められて
リクルート社の方が説明に戸惑ったりなさったときに、あなたは補足説明までなさっていらっしゃる。しかも、その
関係は卸と小売の
関係だから当然責任があるんだと、こういうおっしゃられ方をしましたけれ
どもね。
しかし、最大
企業のしかも重要なポストにある、今までずっと独占
事業でやってまいりましたから長年の間の
信用というものは絶大なものですね、たとえ
NTTに変わっても。そこの重要なポストの方が同行をするということは、その
ビジネスの保証をするということになりますから、大きな信頼の後押しをしたということになるわけでして、どうおっしゃられても、お手伝いをしたのではない、
自分の
ビジネスのために行ったんだという認識をあなたはお持ちになっても、一般の概念からすると、同行して保証をしたんだというふうにとられても仕方がないと思いますけれ
ども、その点はいかがなものですか。