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1988-04-20 第112回国会 参議院 本会議 第14号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
六十三年四月二十日(水曜日) 午前十時一分
開議
━━━━━━━━━━━━━
○
議事日程
第十四号
昭和
六十三年四月二十日 午前十時
開議
第一
船舶整備公団法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
) 第二
住宅
・
都市整備公団法等
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
) 第三
半島振興法
の一部を
改正
する
法律案
(
衆議院提出
) 第四
通信
・
放送衛星機構法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
) 第五
恩給法等
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)
━━━━━━━━━━━━━
○本日の
会議
に付した案件 一、
裁判官訴追委員辞任
の件 一、
裁判官訴追委員
の
選挙
以下
議事日程
のとおり ─────・─────
藤田正明
1
○
議長
(
藤田正明
君) これより
会議
を開きます。 この際、お諮りいたします。
土屋義彦
君及び
西村尚治
君から
裁判官訴追委員
を辞任いたしたいとの申し出がございました。 これを許可することに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
藤田正明
2
○
議長
(
藤田正明
君) 御
異議
ないと認めます。 よって、許可することに決しました。 ─────・─────
藤田正明
3
○
議長
(
藤田正明
君) つきましては、この際、
裁判官訴追委員
二名の
選挙
を行います。
吉村眞事
4
○
吉村眞事
君
裁判官訴追委員
の
選挙
は、その手続を省略し、
議長
において指名することの
動議
を提出いたします。
本岡昭次
5
○
本岡昭次
君 私は、ただいまの
吉村
君の
動議
に
賛成
いたします。
藤田正明
6
○
議長
(
藤田正明
君)
吉村
君の
動議
に御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
藤田正明
7
○
議長
(
藤田正明
君) 御
異議
ないと認めます。 よって、
議長
は、
裁判官訴追委員
に
林ゆう
君及び
堀江正夫
君を指名いたします。 ─────・─────
藤田正明
8
○
議長
(
藤田正明
君)
日程
第一
船舶整備公団法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
)を
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
運輸委員長中野鉄造
君。 〔
中野鉄造
君
登壇
、
拍手
〕
中野鉄造
9
○
中野鉄造
君 ただいま
議題
となりました
船舶整備公団法
の一部を
改正
する
法律案
につきまして、
運輸委員会
における
審査
の
経過
及び結果を御
報告
申し上げます。 本
法律案
は、最近における
海運業
をめぐる厳しい
状況等
にかんがみ、
船舶整備公団
の
業務範囲
を拡大し、
余剰船舶等
の改造、係留による
既存船
の多目的な利用を図ることができるよう
所要
の
改正
を行おうとするものであります。
委員会
におきましては、
船舶整備公団
の
財政状況
、内
航海運
をめぐる課題への
対応等各般
の問題について
質疑
が行われましたが、その詳細は
会議録
により御承知願います。
質疑
を終局し、
討論
に入りましたところ、
日本共産党小笠原委員
より
反対
の
意見
が述べられ、
採決
の結果、本
法律案
は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ─────────────
藤田正明
10
○
議長
(
藤田正明
君) これより
採決
をいたします。
本案
に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
藤田正明
11
○
議長
(
藤田正明
君)
過半数
と認めます。 よって、
本案
は可決されました。 ─────・─────
藤田正明
12
○
議長
(
藤田正明
君)
日程
第二
住宅
・
都市整備公団法等
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)
日程
第三
半島振興法
の一部を
改正
する
法律案
(
衆議院提出
) 以上両案を一括して
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
建設委員長村沢牧
君。 〔
村沢牧
君
登壇
、
拍手
〕
村沢牧
13
○
村沢牧
君 ただいま
議題
となりました二
法律案
につきまして、
建設委員会
における
審査
の
経過
及び結果を御
報告
申し上げます。 まず、
住宅
・
都市整備公団法等
の一部を
改正
する
法律案
は、内需の拡大と
公共施設
の
整備
の
促進
を図るため、
住宅
・
都市整備公団等
が宅地の造成とあわせて行う
公共施設
の
整備
、
土地区画整理組合等
が
土地区画整理事業
として行う
公共施設
の
整備
、第三セクターが行う河川、
砂防設備
の
整備等
の各
事業
に、
日本電信電話株式会社
の株式の売り払い収入を活用した国の無
利子貸し付け
を行うことができるよう
所要
の
法律
の
改正
を行うものであります。
委員会
における
質疑
の詳細は
会議録
によって御承知願います。
質疑
を終了し、
討論
に入りましたところ、
日本共産党
を代表して
橋本委員
より
反対
の
意見
が述べられ、
採決
の結果、本
法律案
は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、
半島振興法
の一部を
改正
する
法律案
は、
衆議院提出
に係るものでありまして、
半島振興法
の
実施状況
にかんがみ、
半島循環道路
の
整備
の
促進
に関する特別の
配慮
、
基幹的市町村道等
の工事の
都道府県代行
、
財政負担軽減
のための
特例措置
、
小型航空機用飛行場等
の
整備
の
促進
に関する適切な
配慮等
を規定し、
半島振興
の一層の推進を図ろうとするものであります。
委員会
におきましては、
衆議院建設委員長
より
趣旨説明
を聴取し、
質疑
、
討論
なく、直ちに
採決
の結果、本
法律案
は
全会一致
をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ─────────────
藤田正明
14
○
議長
(
藤田正明
君) これより
採決
をいたします。 まず、
住宅
・
都市整備公団法等
の一部を
改正
する
法律案
の
採決
をいたします。
本案
に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
藤田正明
15
○
議長
(
藤田正明
君)
過半数
と認めます。 よって、
本案
は可決されました。 次に、
半島振興法
の一部を
改正
する
法律案
の
採決
をいたします。
本案
に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
藤田正明
16
○
議長
(
藤田正明
君)
総員起立
と認めます。 よって、
本案
は
全会一致
をもって可決されました。 ─────・─────
藤田正明
17
○
議長
(
藤田正明
君)
日程
第四
通信
・
放送衛星機構法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)を
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
逓信委員長上野雄文
君。 〔
上野雄文
君
登壇
、
拍手
〕
上野雄文
18
○
上野雄文
君 ただいま
議題
となりました
通信
・
放送衛星機構法
の一部を
改正
する
法律案
につきまして、
逓信委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
いたします。 本
法律案
は、最近における
無線通信技術
の進歩に対処して、宇宙における
無線通信
の
普及発達等
を図るため、
通信
・
放送衛星機構
が
産業投資特別会計
の
出資
を受けて行う
業務等
に関し
所要
の規定の
整備
を行うとともに、あわせて同
機構
の役員の任期の
改正等
を行うものであります。
委員会
におきましては、
産投特会
の
出資
による
機構
の
業務内容
、
放送衛星
三号による
ハイビジョン放送
の
普及方策
、
機構
の
民間法人化等
について
質疑
が行われましたが、その詳細は
会議録
によって御承知願いたいと存じます。
質疑
を終わり、
討論
なく、
採決
の結果、本
法律案
は
全会一致
をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、本
法律案
に対し、
ハイビジョン実用化
に対する
助成措置等
三
項目
から成る
附帯決議案
が提出され、
全会一致
をもって本
委員会
の
決議
とすることに決しました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ─────────────
藤田正明
19
○
議長
(
藤田正明
君) これより
採決
をいたします。
本案
に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
藤田正明
20
○
議長
(
藤田正明
君)
総員起立
と認めます。 よって、
本案
は
全会一致
をもって可決されました。 ─────・─────
藤田正明
21
○
議長
(
藤田正明
君)
日程
第五
恩給法等
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)を
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
内閣委員長名尾良孝
君。 〔
名尾良孝
君
登壇
、
拍手
〕
名尾良孝
22
○
名尾良孝
君 ただいま
議題
となりました
法律案
につきまして、
内閣委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
申し上げます。 本
法律案
は、
昭和
六十二年における
公務員給与
の
改定
、
消費者物価
の上昇その他の諸事情を総合勘案し、
恩給年額
及び
各種最低保障額
を本年四月分以降一律に一・二五%増額し、
恩給受給者
に対する処遇の適正な充実を図ろうとするものであります。 なお、
衆議院
において
施行期日等
について
所要
の修正が行われております。
委員会
におきましては、
恩給
の性格、
恩給年額改定
のあり方、
各種公的年金改定
との
関係等
について
質疑
が行われましたが、その詳細は
会議録
によって御承知願いたいと存じます。
質疑
を終わり、
討論
なく、
採決
の結果、本
法律案
は
全会一致
をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、本
法律案
に対し、八
項目
にわたる
附帯決議
を
全会一致
をもって行いました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ─────────────
藤田正明
23
○
議長
(
藤田正明
君) これより
採決
をいたします。
本案
に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
藤田正明
24
○
議長
(
藤田正明
君)
総員起立
と認めます。 よって、
本案
は
全会一致
をもって可決されました。 本日はこれにて散会いたします。 午前十時十三分散会