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1986-04-11 第104回国会 参議院 本会議 第10号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
六十一年四月十一日(金曜日) 午前十時一分
開議
━━━━━━━━━━━━━
○
議事日程
第十号
昭和
六十一年四月十一日 午前十時
開議
第一
東北開発株式会社法
を廃止する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
) 第二
海洋汚染
及び
海上災害
の
防止
に関する法 律の一部を
改正
する
法律
の一部を
改正
する法
律案
(
内閣提出
) 第三
簡易生命保険法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
) 第四
郵便年金法
の一部を
改正
する
法律案
(内 閣提出、
衆議院送付
) 第五
廃棄物処理施設整備緊急措置法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
) 第六
年金福祉事業団法
及び
国民年金法等
の一 部を
改正
する
法律
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
) 第七
中高年齢者等
の
雇用
の
促進
に関する
特別
措置法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
) 第八
航空機工業振興法
の一部を
改正
する
法律
案(
内閣提出
、
衆議院送付
) 第九
主要農作物種子法
及び
種苗法
の一部を改 正する
法律案
(
内閣提出
)
━━━━━━━━━━━━━
○本日の
会議
に付した案件 一、
特別委員会設置
の件 以下
議事日程
のとおり
—————
・
—————
木村睦男
1
○
議長
(
木村睦男
君) これより
会議
を開きます。 この際、
特別委員会
の
設置
についてお諮りいたします。
フィリピン
に対する
経済援助等
に関する
調査
のため、
委員
二十五名から成る対
フィリピン経済援助
に関する
調査特別委員会
を、 国の
補助金等
の
臨時特例等
に関する
法律案
を
審査
するため、
委員
三十名から成る
補助金等
に関する
特別委員会
を、それぞれ
設置
いたしたいと存じます。 まず、対
フィリピン経済援助
に関する
調査特別委員会
を
設置
することについて
採決
をいたします。 本
特別委員会
を
設置
することに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
木村睦男
2
○
議長
(
木村睦男
君) 御
異議
ないと認めます。 よって、対
フィリピン経済援助
に関する
調査特別委員会
を
設置
することに決しました。 次に、
補助金等
に関する
特別委員会
を
設置
することについて
採決
をいたします。 本
特別委員会
を
設置
することに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
木村睦男
3
○
議長
(
木村睦男
君)
過半数
と認めます。 よって、
補助金等
に関する
特別委員会
を
設置
することに決しました。 本
院規則
第三十条により、
議長
は、
議席
に配付いたしました
氏名表
のとおり
特別委員
を指名いたします。 ———
—————
—————
議席
に配付した
氏名表
は左のとおり ○対
フィリピン経済援助
に関する
調査特別委員
(二十五名)
岩動
道行君
石井
一二君 岡野 裕君
海江田鶴造
君 工藤万
砂美
君 志村
哲良
君
杉元
恒雄君 田中 正巳君 西村 尚治君 林 健太郎君 平井 卓志君 星 長治君 村上 正邦君 山内 一郎君 久保 亘君 矢田部 理君
安恒
良一
君
和田
静夫君 黒柳
明君
服部 信吾君
和田
教美
君
上田耕一郎
君 近藤 忠孝君 関 嘉彦君 秦 豊君 ○
補助金等
に関する
特別委員
(三十名)
石井
道子君 石本 茂君 金丸 三郎君
河本嘉久蔵
君 北 修二君 倉田 寛之君 小林 国司君 坂元 親男君 嶋崎 均君
添田増太郎
君 竹山 裕君 真鍋 賢二君
松岡満寿男
君
矢野俊比古君
吉川
博君
吉川
芳男君 吉村
真事
君 穐山 篤君 佐藤 三吾君 高杉 廸忠君 村沢 牧君
安恒
良一
君 大川 清幸君 鈴木 一弘君 中野
明君
内藤 功君
吉川
春子君 井上 計君 栗林 卓司君 下村 泰君
—————
・
—————
木村睦男
4
○
議長
(
木村睦男
君)
日程
第一
東北開発株式会社法
を廃止する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)を
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
建設委員長小山一平
君。 〔
小山一平
君
登壇
、
拍手
〕
小山一平
5
○
小山一平
君 ただいま
議題
となりました
東北開発株式会社法
を廃止する
法律
につきまして、
建設委員会
における
審査
の
経過
及び結果を御
報告
申し上げます。 本
法律案
は、
特殊法人
の
整理合理化
の一環として
東北開発株式会社
を民営化するため、
東北開発株式会社法
を廃止する等
所要
の
措置
を講ずるものであります。
委員会
における
質疑
の詳細は
会議録
により御承知願います。
質疑
を終了し、
討論
もなく、
採決
の結果、本
法律案
は
全会一致
をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、本
法律案
に対し、
青木理事
より、
各派共同提案
に係る、新会社の経営の自立と安定を図り、
東北地方
の発展に積極的に寄与するよう指導すること等五項員の
附帯決議案
が提出され、
全会一致
をもって本
委員会
の
決議
とすることに決定いたしました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ———
—————
—————
木村睦男
6
○
議長
(
木村睦男
君) これより
採決
をいたします。
本案
に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
木村睦男
7
○
議長
(
木村睦男
君)
総員起立
と認めます。 よって、
本案
は
全会一致
をもって可決されました。
—————
・
—————
木村睦男
8
○
議長
(
木村睦男
君)
日程
第二
海洋汚染
及び
海上災害
の
防止
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
)を
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
運輸委員長鶴岡洋
君。 〔
鶴岡洋
君
登壇
、
拍手
〕
鶴岡洋
9
○
鶴岡洋
君 ただいま
議題
となりました
海洋汚染
及び
海上災害
の
防止
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律
の一部を
改正
する
法律案
につきまして、
運輸委員会
における
審査
の
経過
及び結果を御
報告
申し上げます。 本
法律案
は、千九百七十三年の
船舶
による
汚染
の
防止
のための
国際条約
に関する千九百七十八年の
議定書
の
実施
時期の一部
変更
及び同
議定書
の一部
改正
に伴い、同
議定書
を
実施
するため
昭和
五十八年に制定され、段階的に施行することとされている
海洋汚染
及び
海上災害
の
防止
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律
について、その一部を
改正
しようとするもので、その主な
内容
は、第一に、第五条の
改正規定
の
内容
を第二条から第四条までの
改正規定
に先立って施行するため第五条を第二条とする等の
所要
の
改正
を行うこととすること。第二に、船長は、
有害液体物質記録簿
をその最後の記載をした日から三年間
船舶
内に保存しなければならないこととすること。第三に、ばら積み以外の
方法
で貨物として輸送される有害な
物質
の
排出等
があった場合の通報に関する
改正規定
の
施行期日
を
変更
することとすることであります。
委員会
における
質疑
の詳細は
会議録
によって御承知願います。
質疑
を終わり、別に
討論
もなく、
採決
の結果、本
法律案
は
全会一致
をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ———
—————
—————
木村睦男
10
○
議長
(
木村睦男
君) これより
採決
をいたしま す。
本案
に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
木村睦男
11
○
議長
(
木村睦男
君)
総員起立
と認めます。 よって、
本案
は
全会一致
をもって可決されました。
—————
・
—————
木村睦男
12
○
議長
(
木村睦男
君)
日程
第三
簡易生命保険法
の一部き
改正
する
法律案
日程
第四
郵便年金法
の一部を
改正
する
法律案
(いずれも
内閣提出
、
衆議院送付
) 以上両案を一括して
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
逓信委員長大森昭
君。 〔
大森昭
君
登壇
、
拍手
〕
大森昭
13
○
大森昭
君 ただいま
議題
となりました両
法律案
につきまして、
逓信委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
いたします。 まず、
簡易生命保険法
の一部を
改正
する
法律案
は、
簡易生命保険
の
加入者
に対する
保障内容
の
充実
及び
加入者
の利便の向上に資するため、
保険金額
の
加入限度額
の
管理方法
を改めることにより、実質的な
加入限度額
の
引き上げ
を図るとともに、
保険金額
を増額するため、
保険契約
の
変更
をすることができることとする等の
改正
を行おうとするものであります。 次に、
郵便年金法
の一部を
改正
する
法律案
は、
郵便年金
の
保障機能
の
充実
を図るため、
保証期間付年金契約
について、
年金継続受取人
の終身にわたり
年金
の支払いかできることとする等の
改正
を行おうとするものであります。
委員会
におきましては、両
法律案
を便宜一括して
審査
し、両
法律改正
によるメリット、簡保・
年金資金運用
の
あり方
、新
限度額管理方式
の
内容
、
営業活動
の強化と職員の
労働条件等
の諸問題について
質疑
が行われました。
質疑
を終わり、
討論
なく、両
法律案
について順次
採決
の結果、いずれも
全会一致
をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、両
法律案
に対し、
片山甚市理事
より、
新種商品
の
開発
及び
資金運用制度
の
改善等
二項目の
附帯決議案
が提出され、
全会一致
をもってこれを本
委員会
の
決議
とすることに決しました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ———
—————
—————
木村睦男
14
○
議長
(
木村睦男
君) これより両案を一括して
採決
いたします。 両案に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
木村睦男
15
○
議長
(
木村睦男
君)
総員起立
と認めます。 よって、両案は
全会一致
をもって可決されました。
—————
・
—————
木村睦男
16
○
議長
(
木村睦男
君)
日程
第五
廃棄物処理施設整備緊急措置法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
)
日程
第六
年金福祉事業団法
及び
国民年金法等
の一部を
改正
する
法律
の一部を
改正
する
法律案
日程
第七
中高年齢者等
の
雇用
の
促進
に関する
特別措置法
の一部を
改正
する
法律案
(いずれも
内閣提出
、
衆議院送付
) 以上三案を一括して
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
社会労働委員長岩崎純三
君。 〔
岩崎純三
君
登壇
、
拍手
〕
岩崎純三
17
○
岩崎純三
君 ただいま
議題
となりました三
法律案
につきまして、
社会労働委員会
における
審査
の
経過
並びに結果を御
報告
申し上げます。 まず、
廃棄物処理施設整備緊急措置法
の一部を
改正
する
法律案
の
内容
は、
廃棄物処理施設
の緊急かつ計画的な
整備
を
促進
するため、新たに、
昭和
六十五年度までの間に
実施
すべき
廃棄物処理施設整備計画
を策定することとするものであります。 次に、
年金福祉事業団法
及び
国民年金法等
の一部を
改正
する
法律
の一部を
改正
する
法律案
の主な
内容
は、第一に、
年金福祉事業団
において、その業務を将来にわたって安定的に
実施
するための
資金
の確保を目的とする
長期借入金等
による
資金
の
運用
を行うことができることとすること。第二に、
老齢福祉年金
の額を、
月額
二万六千五百円から
月額
二万七千二百円に
引き上げ
ることであります。
委員会
におきましては、以上二案を
一括議題
として審議を進め、
適正処理困難廃棄物
の
処理
、
廃棄物
の
減量化
及び再生・
資源化
、
廃棄物処理事業
における
労働災害
、
年金積立金
の高
利運国策
、
年金福祉事業団
に対する
出資金
・
交付金
の
あり方等
の諸問題について
質疑
が行われましたが、その詳細は
会議録
によって御承知願います。
質疑
を終了し、まず、
廃棄物処理施設整備緊急措置法
の一部を
改正
する
法律案
について諮りましたところ、
討論
はなく、
全会一致
をもって原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、
年金福祉事業団法
及び
国民年金法等
の一部を
改正
する
法律
の一部を
改正
する
法律案
について諮りましたところ、
自由民主党
・
自由国民会議
を代表して、
佐々木理事
より、
施行期日
に関する
修正案
が提出されました。
討論
はなく、
採決
の結果、本
法律案
は
全会一致
をもって修正議決すべきものと決しました。 なお、以上二
法律案
に対し、
附帯決議
が
全会一致
をもって付されております。 次に、
中高年齢者等
の
雇用
の
促進
に関する
特別措置法
の一部を
改正
する
法律案
について申し上げます。 本
法律案
の主な
内容
は、第一に、
法律
の題名を「高
年齢者等
の
雇用
の
安定等
に関する
法律
」に改めること。第二に、
事業主
は、
定年
を定める場合には六十歳を下回らないように努めるものとし、六十歳
未満定年
を定めている
事業主
に対し、
定年引き上げ
の
要請等
の
措置
を講ずることができるものとすること。第三に、
一定割合
を超えて高
年齢者
を
雇用
する
事業主
に対する
助成
、高
年齢者雇用
に関する
相談援助体制
の
整備
その他の
継続雇用促進
のための
施策
を明らかにすること。第四に、
職業紹介等
の
効果的実施
、
事業主
が行う再
就職援助
その他の再
就職促進
のための
施策
を明らかにすること。第五に、
定年退職者等
の
就業ニーズ
に応じた臨時的かつ短期的な
就業機会
の
提供体制
を
整備
すること等であります。
委員会
におきましては、六十歳
定年
の
努力義務規定
の
実効性
、六十歳
代前半層
の
雇用対策
、
定年延長
に伴う
雇用管理
、
シルバー人材センター
の
充実等
の諸問題について
質疑
が行われましたが、その詳細は
会議録
によって御承知願います。
質疑
を終了し、
自由民主党
・
自由国民会議
を代表して、
大浜理事
より、
施行期日
に関する
修正案
が提出されました。
討論
はなく、
採決
の結果、本
法律案
は
全会一致
をもって修正議決すべきものと決しました。 なお、本
法律案
に対し、
附帯決議
が
全会一致
をもって付されております。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ———
—————
—————
木村睦男
18
○
議長
(
木村睦男
君) これより
採決
をいたします。 まず、
廃棄物処理施設整備緊急措置法
の一部を
改正
する
法律案
の
採決
をいたします。
本案
に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
木村睦男
19
○
議長
(
木村睦男
君)
総員起立
と認めます。 よって、
本案
は
全会一致
をもって可決されました。 次に、
年金福祉事業団法
及び
国民年金法等
の一部を
改正
する
法律
の一部を
改正
する
法律案
及び
中高年齢者等
の
雇用
の
促進
に関する
特別措置法
の一部を
改正
する
法律案
を一括して
採決
いたします。 両案の
委員長報告
はいずれも
修正議決報告
でございます。 両案を
委員長報告
のとおり修正議決することに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
木村睦男
20
○
議長
(
木村睦男
君)
総員起立
と認めます。 よって、両案は
全会一致
をもって
委員長報告
のとおり修正議決されました。
—————
・
—————
木村睦男
21
○
議長
(
木村睦男
君)
日程
第八
航空機工業振興法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)を
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
商工委員長下条進一郎
君。 〔
下条進一郎
君
登壇
、
拍手
〕
下条進一郎
22
○
下条進一郎
君 ただいま
議題
となりました
航空機工業振興法
の一部を
改正
する
法律案
につきまして、
商工委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
申し上げます。 本
法律案
は、次代を担う
航空機等
の
開発
には高度の技術と膨大な
資金
を要することから、近年、
航空機
の
国際共同開発
が世界の趨勢となってきていること等にかんがみ、
航空機工業
の
振興方式
を、「
国産化
の
促進
」から「
国際共同開発
の
促進
」に改め、そのために必要な新しい
助成制度
を導入しようとするものであります。その
助成制度
については、従来の
補助金方式
を改め、新たに設けられる
指定開発促進機関
に対し
交付金
を交付することにより、
利子補給等
幅広い
助成
を行うこととするものであります。 なお、既に解散している
日本航空機製造株式会社
に関する
規定
は削除することとしております。
委員会
におきましては、
輸送機
及び
ジェットエンジン
の
国際共同開発
の
現状
と見通し、新設される
指定開発促進機関
の組織、
内容
、
助成
の
方式
を
補助金
から
利子補給
に
変更
した理由、
航空機
の
安全対策
などについて
質疑
が行われましたが、その詳細は
会議録
に譲ります。
質疑
を終わり、
討論
に入りましたところ、
日本共産党市川理事
より、本
法律案
に反対の意見が述べられました。 次いで、
採決
の結果、本
法律案
は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、本
法律案
に対し、
指定開発促進機関
に対する厳正な指導、監督を求める
附帯決議
が行われました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ———
—————
—————
木村睦男
23
○
議長
(
木村睦男
君) これより
採決
をいたします。
本案
に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
木村睦男
24
○
議長
(
木村睦男
君)
過半数
と認めます。 よって、
本案
は可決されました。
—————
・
—————
木村睦男
25
○
議長
(
木村睦男
君)
日程
第九
主要農作物種子法
及び
種苗法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
)を
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
農林水産委員長成相善
十君。 〔
成相善
十君
登壇
、
拍手
〕
成相善十
26
○
成相善
十君 ただいま
議題
となりました
法律案
について、
委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
いたします。 本
法律案
は、最近における
種苗
をめぐる諸情勢の変化にかんがみ、
主要農作物種子法
について、
農業者
に対する優良な
種子
の供給を確保するための国及び都道府県の主導的な役割を堅持しつつ、優良な
種子
を
生産
し得る
民間事業者
も
主要農作物
の
種子
の
生産
の分野に参入し得る道を開くとともに、
主要農作物
の
種苗
を含めた
種苗流通
の
適正化
を一層
促進
するため、
種苗法
における
指定種苗制度
の
拡充等
を行うものであります。
委員会
におきましては、
指定種子生産圃場
の
指定対象
の
拡大
、
原種
及び原
原種
の
生産
に関する
規定
の
整備
、
指定種苗
の範囲の
拡大
、
指定種苗
の
表示内容
の
充実
とその
運用
、
バイオテクノロジー等
による新品種の
開発
に対応した
種苗登録制度
の
あり方
、
種子
をめぐる
国際競争
の
現状
と、それへの
対応等
について
質疑
が行われましたが、その詳細は
会議録
によって御承知願いたいと存じます。
質疑
を終了し、
討論
に入りましたところ、
日本共産党
を代表して
下田委員
より、本
法律案
に反対する旨の
討論
があり、
採決
の結果、本
法律案
は
賛成
多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、本
法律案
に対し、
全会一致
をもって
附帯決議
を行いました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ———
—————
—————
木村睦男
27
○
議長
(
木村睦男
君) これより
採決
をいたします。
本案
に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
木村睦男
28
○
議長
(
木村睦男
君)
過半数
と認めます。 よって、
本案
は可決されました。 本日はこれにて散会いたします。 午前十時二十四分散会