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松岡満寿男君 せんだっての大雪で大変交通
関係が乱れまして大きな影響があったわけでありまして、改めて、非常に私
どもは日常便利さの中にどっぷりとつかって生活をしておるんだけれ
ども、一たんやはり歯車が狂うとあらゆる危険、混乱というものが周辺にあるんだなということを昨年の
日本航空の
事故とあわせて考えさせられたことであったわけでございます。
またしかし、本
国会におきましても、天候
状態に例えますと、雪が降ったり、やりが落ちてきたりするような
状況でありまして、各駅停車になってみたり、いろいろと
皆様方に御
協力いただきながら、しかしその中で、参議院一体何をしているんだという声が聞こえてくる中で、先議案件であります
化審法、これが
皆さん方の御
協力で
質疑が進むということはまことに喜ばしいことであるというふうに思うわけであります。
しかしながら、すべての問題につきましては、すべての結果が出る前に原因というものがあるわけでありまして、今回
渡辺通産
大臣のも針
発言、また平泉長官のマルコス問題、さらに昨日のまことに残念な現職
課長の
逮捕という問題が出てまいりました。
商工委員会関連で言えば、相撲の星取り表でいきますと初日、二日、三日と連続黒星が三つ続いたと。しかし、これからが大物
大臣、長官がおられるわけでありますから、十二日間白星が続けば優勝することもこれはできるわけでありますから、そういう気持ちでひとつ大いに頑張っていただき。たいというふうに思うわけであります。
私自身は地方の市長を三期ほどさしていただきまして、どうも
質問するより
答弁する方に非常に関心がいっておるわけであります。
大臣のこの前の御
発言等につきまして、真意に対する若干の誤解というものもあったでありましょうし、なるほどニューリーダーあるいはニューニューリーダーと言われる
大臣にとられましても、大変周囲の人たちは注目して
大臣の言動というものに対して見ておるわけでありますから、平素まさに大変な使命感に燃えられまして、私利私欲を捨てて本当に国政のために、あるいは現実的な処理につきましても大変行動的にやっておられまするし、すぐれた人格、識見をお持ちであるわけでありますけれ
ども、今後ともひとつ十分に、せっかくの
国民的な庶民性に対する親しみというものを
国民は持っておるわけでありますから御注意をなさいまして、特にまた本
委員会につきましてはそれなりのレベルにおいての
質疑を十分に尽くしてまいりたいと考えておりますので、どうかよろしくお願い申し上げたいと思います。
まあ
一つ気になりますのは、かつてのロッキード問題によりまして、我が国の航空機に対する取り組みというのが十年、二十年おくれたという評論家の見方もございます。また今回マルコス問題、特別
委員会でやりますし、また汚職問題につきましては
司直の手に渡っておるわけでありますから、本
委員会での問題というのはないわけでありますけれ
ども、やはりそういうことによりまして我が国が国際的な
責任を今負いつつある、貿易摩擦その他の中におきまして。そういう中におきまして対外経済援助というものについて十分な
チェックをするのはいいんですけれ
ども、非常にしり込みをしていくということについては、やはり十分に我々は考えていかなければいけない問題がありはしないか。
また今度の
撚糸工連一連の問題につきまして、省内における
綱紀を
粛正されるのは当然のことだと思います。しかしながら、随分いろんな面で省全体がやはりダメージを受け、心を痛めておられると思います。その中において、本当に必要な施策を推進していく上において障害になってくると、このほかにもスフとかいろんな業界があるわけです。
業種の転換もしなきゃいけない、あるいは当面は何といいましても
円高対策を積極的に進めていかなきゃいけない、そういうものに対する
融資とか施策というものがこれによってブレーキがかかっていくということについては、これは非常な私は危惧をいたしておりますので、そういう問題につきましてはどうぞひとつ自信を持って、今後とも
責任ある立場におきまして施策の推進をお願いをいたしたい、このように前段申し上げておきたいと思うわけでございます。後ほど御所見があればあわせて承っておきたいと思います。
何はともあれ、本日は法案
審査でございますので、
化審法につきまして
質疑を行いたいと思います。
今回の法改正の必要性、緊急性でございますね。せっかく先議案件ということで、参議院でまず
審議をいたすということでございますので、この辺の問題につきましてまず
大臣のお考えを承りたいと思います。