○山田勇君 これは
質疑通告をしておりませんが、先ほど来の大川
委員の
質疑応答の中で、非常に
財政が困窮している中にこういう
計画を立てていくという中で、
公園の位置づけといいますか、というふうなことをいろいろ僕なりで今考えておりました。
これは御
答弁いただかなくて結構なんですが、例えばいろんなスポーツ施設とか音楽施設がありましょうが、野外音楽堂といいますか野外音楽施設というのが、絶対数
日本では足りません。今御承知のとおり合歓の郷とかそれからつま恋とかという本当に限られた中でございますが、新しいミュージシャンの中でロックという音楽がありますがそれなどはかなりハードな音を出して力いっぱい出す音なものですから、だんだん室内ではだめでしょうし、コンサートを開いてももう
一つパワーが出ませんし、といって例えば大阪で例をとりますと、二年ほど前までは万博
公園の中で許可しておりましたが、どうしても
地域住民からかすかに漏れる音楽というものに対してもやっぱり騒音の問題が出まして、万博
公園の使用は一切禁止されました。そうしますと、一万数千回いわゆる音楽活動をするロックミュージシャンにとっては、やる場所がないわけですね。ですからこれは、音響効果等と騒音を防ぐという形でシェル型だとか、
公園ですから樹木林を植えるというような形になりますと、これは延べ数万人と言っても過言でないぐらい多くの若者がそういうところへ押し寄せてまいります。
そうなりますと
公園の管理とかというような問題がありますが、それは最初からそういうふうに設置してフェンスを張って、野外音楽があるときは
公園の中に入れないという形、有料、移動式トイレなんぞ五十台とか、そういうのを今業者がおりますのでそういう形で設置しますと、ロックをやる若者はわりかたお行儀が悪いようですが、かなりきちっと後片づけもやりますし、一回の使用料で相当な料金をいただけます。
そういうことになりますと、今の財源のない形の中で、
公園の目的としてそういうふうなスポーツ施設とかそういうものも大変結構でしょうし、今から十数年前、テニスなんというスポーツ、余り
日本でポピュラーでなかったものが、これからは
公園とかそういうスポーツ施設の中にはどうしても入ってくる。かなり
面積をとる、そういう割に効果が上がらない。しかし市、府とか都の施設を使おうと思えば、調べますと一年前ぐらいから申し込んでもだめだというような例もございます。そういうことになりますと、スポーツ施設、そういう音楽施設というものを附帯設備としてかなり
重点に置かれて
公園の設営ということをこれからお考えになると、それなりのまた少しでも益金が返ってくるというようなこと。これはあくまで
公園法等があって、営利を目的という
意味でなく、そういう附帯施設の中から得ていく利益というものもお考えになってはいかがでしょうか。
それと、
あとどうしても僕問題になるのは、アフターケアといいますか、樹木を植えてもスプリンクラー、散水器の機能というのがほとんど果たされてないんですね。先日も、御堂筋に花を植えるんですが、外人に言わすと、これは置くんだと。植える以上はスプリンクラーの設備がないとだめなんだと。
日本は季節的に降雨量もあって花も育ち樹木も育つだろうけれ
ども、やはりそういう施設がなくてただ国賓待遇の方が見えるから花をちょっと植えておくというのでは花がかわいそうだと、これはカナダの書記官がちょっと友人と一緒に回ってみて言われたことなんですが、全くそのとおりで、スプリンクラーも本当に稼働してないんですね。そうすると樹木はどうしてもごみに汚れる、排気ガスに汚されてしまう。
だから、そういうスプリンクラーを置いても、人件費等のことがありますので、自動的に四時間に一回とか五時間に一回回るというふうな、それも散水器を僕いろいろ研究したんですが、今つけているのは平面的に回るんですが、スプリンクラーでも下へしゃあっとおりるスプリンクラーの器具があるんで、そういうものを設置すると
道路にまかれないし、これを余り使わないようにスイッチを入れに来る人がルーズしますと、それがあかないものですからだんだんごみなんかで目が詰まってしまう。そうすると、管の方に破裂が出てきたりして、
道路へ水がいつも出ているような
状況をよく見ますが、僕はこれから樹木を植えるという、また
公園を設置するということについては散水器をぜひ、これも
予算、お金のかかることですが、十分考慮して
公園を設営してもらいたい、これは要望しておきます。
ありがとうございました。