○
中西(績)
委員 私は、その点で、外部からのそれを強化をするという、例えば嘱託であっても臨職であっても、一たん人を採用すると、これをやめさせるというのはなかなか困難なんですよ。例えばここで、私はある事業所で見ますと、これは自衛隊が悪いというわけじゃありませんけれども、自衛隊からこの臨職三十何名のうち五名入れているのですよ。そして、各事業所ほとんど自衛隊から入っていますよ。ところが、入った人が技術だといって入っていて、実際に技術的にどうか。対応できずに困ってトラブルが出てくるという
状況等だってあるわけですね。
だから、こうしたことを考えてまいりますと、今課長言われたように、外部からのいろいろなチームを組むに当たっての強化策として入れていくというこの問題は、もう少し内容的に責任ある
体制ということになれば、行革だ、だから人員をふやしちゃならぬというなら、私は、さっき出てきておったように、例えば県職なら県職の出向だとかあるいは国家公務員からの出向という、こういう措置をたくさんとることによって、そこでの本格的に組織的にできる人たちをどう強化していくかという、本当にこの点を考えなければだめだと思いますね。もちろん臨職でなしに、正規の職員を可能な限り――今の
体制では、これだけの
財源を措置してこれを消化し、しかもあと残る七年以内にこれを完全にしなくちゃならぬという課題があるわけですから、ぜひ将来的なことも考えてこうした措置をしていただきたいと思うわけであります。
この点、答弁もらうと長くなるからもうやめにしますけれども、何としてもこれから後、私は、今チームごとの事業量なりいろいろなことで研究をしていくと言うから、それを見守りながら、この点についてもずっと追及をしていきたいと思っております。ぜひこの点も、ひとつこの時期だから、見直す
一つの契機にしてもらうということが一番大事だろうと思います。ぜひこの点は皆さん方のお考えの中にとどめておいて、どうするかということを具体化していただきたいと思うのです。きょうまだそういう答弁はもらえぬと思いますから。
そこで、前回たくさん問題が出ました。大体これが措置できておるということを聞いておりますけれども、
一つ、委任措置の問題であります。これが一番問題になっておったのですけれども、その後これについての問題はないと言っておるが、事前にお答えいただいておるのですけれども、この点も、まだ依然としてそういう
考え方に立つ人たちがいるということ、その人たちがやはり受付も通さずに部屋の中に入ってくるというような
状況がまだ皆無だとは言い得ない、こう私は考えております。ですから、この点は再度
調査するなり、あるいはそうしたことがなくなるような措置を考えるべきではないか、こう思っています。後でまとめて答弁をもらいます。
それから二つ目に、
価格の査定だとかあるいは完了検査だとかの問題でありますけれども、この問題につきましては、私たちが期待をするような権威のあるものになっただろうか。それがなかったら絶えず後にトラブルを残していく。ですから、言いますと例えば専門官の配置をするとか、確かに県から二名通産局に、そして最終の検査のときあたりに云々ということでしておるようだけれども、しかし、私はそれくらいで足りるだろうかという気がしてなりません。合議制の審査制度というものもあるようでありますけれども、もう少し深く私たちが信頼できる、あるいは権威あるものになり得たかどうか、その点者さん確信が持てるかどうか、この点ひとつお答えください。