○安永英雄君 それじゃ、先でやります質問と非常に関係あるんですけど、ここでお聞きしますけどね。ちょっと、三十四万ぐらいの会員で、湯島の会館のようなああいう形とか、電算機を取りつけると。こういったところでは、
長期の
見通しを私は今から後で聞きたいと思うんですけれども、ちょっとでき過ぎではないか。例えば私、参議院の高齢化社会の小委員会の
委員長やっておるんですけど、この前やりましたけども、どうしてもあの
年金会館を売れという議員がおりまして、私もてこずったんですけれども、やっぱり今後のこの
私学共済のあり方、こういった点で、計画的にそういうことが進められているとは思いますけどね。これはちょっと話は別になりますが、この前、高井戸の社会保険庁のあのセンターに行ったんですけども、すばらしいですね。これはやっぱりあれだけ、健康保険全部あそこで取り扱っておるわけですから。あそこで露骨に私どもには言わなかったけれども、ずうっと出ておる中に
私学共済入ってる。この
私学共済あたりの仕事はうちでやってもよろしいと−言わなかったですかな。しかし、そう
感じたんですけどね。このくらいの、とにかく一巻きの、コンピューターが出てくるあのフィルムですね、七十万ですよ、一単位が。相手方が何千万の処理をするんですけど、コンピューターあそこに持ってって、あれからこう装置をすれば一巻きなんですね、三十五万のあれは。そういった点もちょっと私は、合理化とかなんとかという問題じゃないですけども、三十五万で出先、出先でコンピューターつくって、年々コンピューター組織やっていくというのも、計画の中にはあると思いますけれども、
長期の中でやっぱり考えていく必要があるんじゃないかと思います。
特に
大臣にお聞きしたいと思うんですが、私は随所に、例えば今、広島とか宮城、そういったところでも、もう行政改革、行革の方が目をつけていますよ。目をつけてる。ちょっとでかいじゃないか、余り金のありもしないし、
組合員の小さいところで、ちょっと身分不相応ではないかというふうなことはちらちらもう出ている。それからまた私は
大臣に特に申し上げたいのは、今度でも法案が出ていますけれども、安全会と給食会、今度は競技場、こういった
ものと次々に、行革は人身御供を出せということで、
文部省も私に言わせれば余り抵抗なしに人身御供を送っておるようですけどもね。行革の方の意向としてはこれは相当
私学共済ねらっていますよ。外郭団体で残っておるのは、ここと、育英会と、あるいは公立
共済、こういったところで来るわけですから。この点はひとつ
大臣、案外、私どもも法案として出てくる
ものですから随分追及もするけれども、余り
意味のない
ものをただもうひっつけていくと。安全会と給食会なんというの、およそ違った
ものを一つにしといて、今度は陸上競技場その他スポーツ関係ひっつけてくると、こういう……。だんだんこう質問していきますと、
大臣は必ず、これはもう行革の方でどうしても出せと言われてやむを得ないと、本意じゃないからという答弁がありますけれどもね。ぜひとも、ひとつこの
私学共済の問題は、行革があれだけでかい
ものを、会館つくっただけでも目をつけている。あるいは私が
感じたところでは、コンピューターをめぐって、同じ保険であそこでやらせりゃ一巻きじゃないかというふうな声も聞く。そしてまた行革が厳しく
文部省の外郭団体合併させると、こういう形をとっている。これは非常に憂慮すべき問題なんですよ。こういうことが今後いろいろ起こってくると、
長期の計画なんていうのは立てられない。そういった
意味で、
大臣ひとつこの点、どうでしょうかね、今後そういった行革その他の問題について、今度出されとるのも私ども反対ですけれども、今後、続々こんな
ものが起こってきたら、とてもじゃないが、
私学の本当に生活を握ってる
共済、こういった
ものが、今、着々と計画を立ててブロックごとにやっている、コンピューターも据えつけている、こういった中で大
もとを揺るがされるようなやり方というのは、これはもう非常に警戒を要すると思うんですけれども、ぜひひとつ頑張ってもらいたいと思うんですが、その点の
大臣の御
意見を承りたいと思います。