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目黒今
朝次郎君 ぜひそれを、
国会答弁用だけでなくて、実際にやってもらいたいと思うんです。
それから私はもう二、三だけ要望しておきますが、
一つは、
内部告発者に対するいわゆる圧力といいますか、それがやっぱり現に起こり始めている。私もヤクルト
事件をやったときも、ヤクルト
事件に対して私に
資料提供した方に対するいわゆるいろんな意味での圧力がかかったということもこの
委員会で何回か取り上げました。同じことが
内部告発者に対する圧力がかかってると、こういうのが
大臣、現状です。これは
愛知県警のOBの方でありますから、この具体的な問題は、
警察庁と話したらやっぱり公の場でやめてくれと、十分内部で
指導するからということでありますから、それは私はきょうは申しません。ただ、
内部告発者に不当な圧力をかけるということだけについては、あなたはやっぱり告発者の人権を守るという立場からきちっとその方を守ってほしいと、こう思います。
それから
税務署ね、
国税庁。
国税庁も大した
答弁じゃないから、これ言ってやろうと思うんだけれ
ども、まあ武士の情けでこれは言いません。武士の情けで言いませんが、あなた方も、守秘義務はわかります、しかし、守秘義務を
税務署の威厳に悪用、転用するというようなことだけはやめてもらいたい。不二
通商とか
一光、それから八晃の税務
調査で、あなたは発表できませんと言うけれ
ども、ある弱点をつかんで、その弱点をてこに税務官僚がそこに入っていく、
一光の方は驚いて、はっ、この
税務署のおっさん来たら内部みんなばらされると、これまたある
政治家を使って——きょうは言いません、ある
政治家を使ってこの
税務署の方に入るのをやめてくれやめてくれと話したら、これもぴたっととまったと。これは守秘義務の悪用ですよ。どこの何のたれべえとは言いません、これはわれわれ名前持っていますが、これもおたくの方のレクチュアでわかっているはずでありますから。
国税庁の姿勢としてこういうことはやめてもらいたいなと、こう思います。これは警察と
国税庁に言っておきます。
それからもう
一つ。これは私どうしてもわからないのは、
警察庁か
法務省に教えてもらいたいのは、ある
事件を投書して
税務署に警察が
調査に入ったと、ところが、
税務署の方は、職務上知り得た問題はこれは何人にも出せませんと言って警察の捜査に拒否権を発動したと。警察はそこで壁にぶつかったものだから、それ以上入れなかったと、そこから下がったと、こういう
事件があって、この問題の
真相解明を非常に混沌とさしている。したがって、公務員の守秘義務と、警察とか
法務省が持っている捜査権と、これどっちが優先するんですかね。私は小学校出なものだから学がないんで。公務員の知り得た守秘義務と、疑惑を持ってやる警察の捜査権あるいは地検の告発に伴う捜査椎、これはやっぱり守秘義務が優先するのか、これはやっぱり突破していくのかだね。これは国税と検察、法務というのは、
脱税事件の告発という大義名分を掲げていますがね、そのこともこの壁にぶつかってしまうとパアになっちゃうと。したがって、
脱税と守秘義務と告発と捜査権というのはどんな優位
関係にあるんですかね。私たちは、常識的に国民から考えればやっぱり捜査権が優先すると、こう思っているんですがね。その点、ひとつ明快なことを教えてもらえばこれはこの次の
質問にうんと役立つんで。私は、捜査椎が優先すると思っているんですが、いかがでしょうか。