○鈴木(強)
委員 それはぜひ早急にしていただきたいと思います。
今度の
事故発生以来の
電電公社の対応を見ておりまして、まず第一番に、私のところにも
日本電信電話公社
世田谷電話局長江口誠という名前で、こういう郵便はがきが届いております。この中に、迷惑をかけて大変申しわけない、おわびをする。それから、
復旧を急いでおりまして、これは「十一月末全面
復旧を目途にこということでございますね、当時。そういうのが来ておりまして、確かにこういうふうに来てみると、ああ
電電公社も一生懸命やっているのだな、今
全力を尽くしてやっている、こういうふうな手紙が参りました。ただ「十一月」としか書いてないものですから、日付がわかりませんものですから……。
それからその次に来たのが、十一月二十日に「テレトピア」、
電電公社総裁室の広報部から「
世田谷電話局ケーブル火災のお詫びとご報告」というので来ておりまして、この当時も「十一月末全面
復旧見込み」というのが一つ、それから伝言とりつぎ受付センターをつくりましたから御利用くださいというのが二つ目、それから「今後の対応」について「積極的に取り組むこととします。また、
設備面につきましても、
教訓を生かし、十分な
対策を講ずることとします。」こういうふうに書いたものが参りまして、これはもう
加入者全員に行き渡っていると思うのであります。
そして、伝言とりつぎ受付センターの設置ということについては、郵便法との
関係も若干あったと思いますが、これは
郵政大臣のお許しを得てやられたのでございますか、これは非常に好評であったと思います。それから
郵政省も、何か普通郵便を速達郵便の扱いのようにして協力をしてくれたようでございますが、これも大変評判がよかったわけでございます。ですから、いい点はいい点として評価をしておきたいと思いますが、この対応というのが非常に難しゅうございまして、一方では、何しているのだという不満の中におるわけですから、そこへ頭を下げておわびしていくということは、やはり人間感情として私はいいことだと思いまして、とられました対応については、できるだけのことはしただろうと思います。
それからまた、さっきもちょっと問題になりましたが、報道
関係にどうしても協力をしていただかないといけないのでありまして、NHK、公共放送を初め民放の皆さん、新聞、ラジオ、テレビ、こういったものを通じてやることが一番早いわけでありますね。何ぼ手紙を出したところで、これは相当遅くなっているわけです。これは瞬時にわかるわけでありますから、その
状況等をできるだけ報道機関にも協力していただいてやっていただいたと思いますが、さっきの中間答申の問題も絡みまして、この上ともひとつそういう
体制を整備をしていただいて、そして願わくは、こういう事態が再び起こらないようにということを私は強く願っておりますので、そのことをひとつ強く
大臣にも申し上げ、最後に
大臣と
総裁から、今までの
質疑を通じまして、私も申し上げてまいりましたし、
大臣も
お答えいただきましたが、これからの心構え、再び起こすまじというその毅然たる態度に立って
大臣は御
指導いただきたいし、
電電公社も来年から民営になるという
状況にもあるわけでございますので、一層ひとつサービス精神を発揮して、再びこういう事件の起こらないような
対策を早急につくっていただきたい、こう思いますので、お二人から御所見を承って
質疑を終わります。