○小澤説明員 第一点の
関係機関との打合わせ等でございますけれ
ども、これは明確な記録が残っているわけではございませんで、当時の担当者からの聞き取り等でということでございますが、厚生省の業務
関係の部局、それから農林水産省におきましては、当時は農政局の植物防疫
関係、それから各試験
研究機関で農薬等を扱っているところがございますから、そういう試験
研究機関、そういうところに種々打ち合わせを行っているわけでございます。
それから、第二点目の林野庁長官の十一月の
処理通達が出る以前に
処理をした問題につきましては、そのときに
処理通達がなかったということ、その前に、なぜ急いだかという問題がございますけれ
ども、これも聞き取り等によりますと、四月に中止指令を出しまして保管を命じたわけでございますけれ
ども、保管中に容器が腐食して薬剤が流れ出すんじゃないかというようなこととか、盗難のおそれがないかとか、当時いろいろなことが論議されたようでございます。そのようなことから
処理を急ぐという事態が一部において発生したと見られるわけでございますけれ
ども、その場合に、先ほど
先生がおっしゃいました四月に出ております一般の他の農薬の
処理の通達もあるわけでございますが、そこで当時そういう他の農薬の
処理の手法というものを参考にするということ、それから今回の四国の例について調べてみますと、当然
関係機関とも相談をし、
地域の保健所の技術的な指導も受け、その処置をしたというように推定いたしております。
それからなお、三点目でございますけれ
ども、いずれにいたしましても、私
ども、
地域の不安を引き起こすというようなことにつきましては、これは大変重要と
考えておりますので、そのようなことのないように必要な箇所につきまして種々検査を行うなど、その点につきましては、現在
関係の機関とも御連絡を密にとりながら今後適切な対応をいたしてまいりたい、かように
考えているわけでございます。