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玉置分科員 以上、大体土地改良についてお伺いしましたけれ
ども、できるだけいまの基盤整備の中で特に地域に合った形でお願いをしたいと思います。特に最近、山側での土地開発というのが非常に進んでおりまして、特に下流地域につきましては防災上の問題も出てきているというような
状況でございますので、それぞれの地域、特に京都だけを申し上げるわけではなくて、
日本全体の中で十分に配慮していただいて、事業の進捗がおくれましても優先度をつけてやっていただければ十分な理解が得られるかと思いますので、その辺の配慮をお願い申し上げたいと思います。
続きまして、
水田再編の問題についてお伺いしたいと思います。
特に
転作の問題が従来から取り上げられておりまして、米の
需給の
動向が当初の見込みよりかなり変わってきているということで、この見直しをやっていかなければいけない。第二期の目標が六十七万七千ヘクタールから六十万に修正されるということになりまして、われわれとしてはかなり前向きの評価をしているわけでございますけれ
ども、しかし、減反の割りつけを各府県別に見てみますと、
生産量との大変なアンバランスが出てきているように聞いております。それぞれ
事情が違うし、技術力も違うというのもあるかと思いますけれ
ども、全般に余るところはもう徹底的に余る、足りないところは足りないというような
方向、傾向がだんだんと明確に出てきたような感じがするわけでございますが、総括的に見て
日本全国の中で減反政策の割りつけがまさに公平に行われているかどうか。これは
農林省にお伺いすると多分公平に行われていますという答えしか返ってこないと思いますけれ
ども、実際、米の不足あるいは過多というような
実態が出ておりますので、その原因分析も含めてお伺いしたいと思います。