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1983-03-07 第98回国会 衆議院 予算委員会 第17号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和五十八年三月七日(月曜日)     午後五時三十七分開議  出席委員    委員長 久野 忠治君    理事 江藤 隆美君 理事 高鳥  修君    理事 堀内 光雄君 理事 三原 朝雄君    理事 村田敬次郎君 理事 川俣健二郎君    理事 藤田 高敏君 理事 坂井 弘一君    理事 大内 啓伍君       相沢 英之君    石橋 一弥君       今井  勇君    上村千一郎君       植竹 繁雄君    小渕 恵三君       越智 伊平君    大村 襄治君       奥野 誠亮君    海部 俊樹君       倉成  正君    正示啓次郎君       砂田 重民君    渡海元三郎君       藤尾 正行君    藤田 義光君       藤本 孝雄君    武藤 嘉文君       稲葉 誠一君    大出  俊君       岡田 利春君    木島喜兵衞君       小林  進君    佐藤 観樹君       野坂 浩賢君    草川 昭三君       木下敬之助君    竹本 孫一君       瀬崎 博義君    寺前  巖君       中路 雅弘君  出席国務大臣         内閣総理大臣  中曽根康弘君         法 務 大 臣 秦野  章君         外 務 大 臣 安倍晋太郎君         大 蔵 大 臣 竹下  登君         文 部 大 臣 瀬戸山三男君         厚 生 大 臣 林  義郎君         農林水産大臣  金子 岩三君         通商産業大臣  山中 貞則君         運 輸 大 臣 長谷川 峻君         郵 政 大 臣 桧垣徳太郎君         労 働 大 臣 大野  明君         建 設 大 臣 内海 英男君         自 治 大 臣         国家公安委員会         委員長     山本 幸雄君         国 務 大 臣        (内閣官房長官) 後藤田正晴君         国 務 大 臣         (総理府総務長         官)         (沖縄開発庁長         官)      丹羽 兵助君         国 務 大 臣         (行政管理庁長         官)      齋藤 邦吉君         国 務 大 臣         (北海道開発庁         長官)         (国土庁長官) 加藤 六月君         国 務 大 臣         (防衛庁長官) 谷川 和穗君         国 務 大 臣         (経済企画庁長         官)      塩崎  潤君         国 務 大 臣         (科学技術庁長         官)      安田 隆明君         国 務 大 臣         (環境庁長官) 梶木 又三君  出席政府委員         内閣法制局長官 角田禮次郎君         大蔵省主計局長 山口 光秀君  委員外出席者         予算委員会調査         室長      三樹 秀夫君     ───────────── 委員異動 三月四日  辞任         補欠選任   岩垂寿喜男君     鈴木  強君   大出  俊君     栂野 泰二君   岡田 利春君     井上 普方君   川俣健二郎君     広瀬 秀吉君   木島喜兵衞君     大原  亨君   佐藤 観樹君     渡部 行雄君   沢田  広君     山花 貞夫君   草川 昭三君     竹内 勝彦君   草野  威君     田中 昭二君   坂井 弘一君     渡部 一郎君   武田 一夫君     鳥居 一雄君   大内 啓伍君     中野 寛成君   木下敬之助君     西村 章三君   瀬崎 博義君     岩佐 恵美君   中路 雅弘君     藤原ひろ子君   大原  亨君     中西 績介君   鈴木  強君     日野 市朗君   栂野 泰二君     新村 勝雄君   山花 貞夫君     沢田  広君   稲葉 誠一君     湯山  勇君   中西 績介君     新盛 辰雄君   藤田 高敏君     土井たか子君   鳥居 一雄君     西中  清君   渡部 一郎君     春田 重昭君   土井たか子君     山口 鶴男君   湯山  勇君     中村 重光君   岩佐 恵美君     栗田  翠君   藤原ひろ子君     浦井  洋君   新村 勝雄君     大出  俊君   日野 市朗君     上原 康助君   山口 鶴男君     永井 孝信君   春田 重昭君     吉浦 忠治君   西村 章三君     青山  丘君   浦井  洋君     三谷 秀治君   栗田  翠君     渡辺  貢君   寺前  巖君     中島 武敏君   上原 康助君     鈴木  強君   小林  進君     五十嵐広三君   広瀬 秀吉君     竹内  猛君   渡部 行雄君     山本 政弘君   田中 昭二君     玉城 栄一君   竹本 孫一君     岡田 正勝君   中島 武敏君     山原健二郎君   渡辺  貢君     藤田 スミ君   三谷 秀治君     瀬長亀次郎君   五十嵐広三君     佐藤  誼君   竹内  猛君     広瀬 秀吉君   中村 重光君     池端 清一君   山本 政弘君     清水  勇君   青山  丘君     横手 文雄君   藤田 スミ君     野間 友一君   玉城 栄一君     草野  威君   吉浦 忠治君     渡部 一郎君   中野 寛成君     小沢 貞孝君   瀬長亀次郎君     小沢 和秋君   野間 友一君     渡辺  貢君   山原健二郎君     中島 武敏君   池端 清一君     稲葉 誠一君   佐藤  誼君     小林  進君   草野  威君     玉城 栄一君  竹内 勝彦君     平石磨作太郎君   西中  清君     武田 一夫君   小沢 和秋君     東中 光雄君   中島 武敏君     山原健二郎君   渡辺  貢君     安藤  巖君   鈴木  強君     岩垂寿喜男君   玉城 栄一君     有島 重武君  平石磨作太郎君     斎藤  実君   岡田 正勝君     部谷 孝之君   横手 文雄君     木下敬之助君   東中 光雄君     中路 雅弘君   清水  勇君     水田  稔君   広瀬 秀吉君     上田  哲君   斎藤  実君     鈴切 康雄君   部谷 孝之君     塩田  晋君   小沢 貞孝君     中野 寛成君   中路 雅弘君     小沢 和秋君   楢崎弥之助君     伊藤 公介君   安藤  巖君     岩佐 恵美君   小沢 和秋君     蓑輪 幸代君   井上 普方君     岡田 利春君   上田  哲君     川俣健二郎君   新盛 辰雄君     木島喜兵衞君   永井 孝信君     藤田 高敏君   水田  稔君     佐藤 観樹君   有島 重武君     草野  威君   鈴切 康雄君     草川 昭三君   渡部 一郎君     坂井 弘一君   塩田  晋君     竹本 孫一君   中野 寛成君     大内 啓伍君   岩佐 恵美君     瀬崎 博義君   蓑輪 幸代君     中路 雅弘君   山原健二郎君     寺前  巖君   伊藤 公介君     楢崎弥之助君 同月五日  辞任         補欠選任   岩垂寿喜男君     山本 政弘君   大出  俊君     田口 一男君   岡田 利春君     佐藤  誼君   川俣健二郎君     加藤 万吉君   木島喜兵衞君     新村 勝雄君   小林  進君     土井たか子君   藤田 高敏君     田中 恒利君   坂井 弘一君     鳥居 一雄君   大内 啓伍君     玉置 一弥君   木下敬之助君     塩田  晋君   瀬崎 博義君     榊  利夫君   中路 雅弘君     栗田  翠君   佐藤  誼君     井上 普方君   山本 政弘君     水田  稔君   加藤 万吉君     渡辺 三郎君   水田  稔君     竹内  猛君   草川 昭三君     大橋 敏雄君   栗田  翠君     三浦  久君   榊  利夫君     蓑輪 幸代君   田口 一男君     小川 国彦君   土井たか子君     小林  進君   草野  威君     長田 武士君  武田 一夫君     平石磨作太郎君   鳥居 一雄君     渡部 一郎君   塩田  晋君     岡田 正勝君   玉置 一弥君     中野 寛成君   井上 普方君     伊賀 定盛君   長田 武士君     沖本 泰幸君   蓑輪 幸代君     村上  弘君   伊賀 定盛君     鈴木  強君   新村 勝雄君     上田  哲君   渡辺 三郎君     川俣健二郎君   大橋 敏雄君     吉浦 忠治君   村上  弘君     中島 武敏君   上田  哲君     木島喜兵衞君   小川 国彦君     大出  俊君   鈴木  強君     岡田 利春君   田中 恒利君     藤田 高敏君   竹内  猛君     岩垂寿喜男君   沖本 泰幸君     草野  威君  平石磨作太郎君     武田 一夫君   吉浦 忠治君     草川 昭三君   渡部 一郎君     坂井 弘一君   岡田 正勝君     木下敬之助君   中野 寛成君     大内 啓伍君   中島 武敏君     瀬崎 博義君   三浦  久君     中路 雅弘君 同月七日  辞任         補欠選任   稲葉 誠一君     小川 国彦君   大出  俊君     上原 康助君   木島喜兵衞君     関  晴正君   小林  進君     井上 普方君   佐藤 観樹君     串原 義直君   野坂 浩賢君     佐藤  誼君   藤田 高敏君     川本 敏美君   草野  威君     薮仲 義彦君   坂井 弘一君     西中  清君   武田 一夫君     長田 武士君   大内 啓伍君     岡田 正勝君   木下敬之助君     小渕 正義君   竹本 孫一君     中井  洽君   寺前  巖君     四ッ谷光子君   中路 雅弘君     渡辺  貢君   串原 義直君     清水  勇君   佐藤  誼君     湯山  勇君   西中  清君     沖本 泰幸君   小渕 正義君     玉置 一弥君   中井  洽君     塚本 三郎君   渡辺  貢君     蓑輪 幸代君   井上 普方君     小林  進君   長田 武士君     竹内 勝彦君   四ッ谷光子君     野間 友一君   楢崎弥之助君     伊藤 公介君   薮仲 義彦君     玉城 栄一君   塚本 三郎君     和田 一仁君   瀬崎 博義君     榊  利夫君   野間 友一君     寺前  巖君   蓑輪 幸代君     辻  第一君   伊藤 公介君     小杉  隆君   関  晴正君     村山 喜一君   湯山  勇君     後藤  茂君   榊  利夫君     藤原ひろ子君   寺前  巖君     四ッ谷光子君   小杉  隆君     石原健太郎君   小川 国彦君     稲葉 誠一君   和田 一仁君     中井  洽君   藤原ひろ子君     山原健二郎君   四ッ谷光子君     安藤  巖君   石原健太郎君     菅  直人君   沖本 泰幸君     有島 重武君   竹内 勝彦君     柴田  弘君   玉城 栄一君     鳥居 一雄君   玉置 一弥君     神田  厚君   辻  第一君     浦井  洋君   山原健二郎君     瀬崎 博義君   有島 重武君     斎藤  実君   浦井  洋君     藤田 スミ君   瀬崎 博義君     榊  利夫君   上原 康助君     大出  俊君   川本 敏美君     藤田 高敏君   後藤  茂君     野坂 浩賢君   清水  勇君     佐藤 観樹君   村山 喜一君     木島喜兵衞君   斎藤  実君     坂井 弘一君   柴田  弘君     武田 一夫君   鳥居 一雄君     草野  威君   岡田 正勝君     大内 啓伍君   神田  厚君     木下敬之助君   中井  洽君     竹本 孫一君   安藤  巖君     寺前  巖君   榊  利夫君     瀬崎 博義君   藤田 スミ君     中路 雅弘君   菅  直人君     楢崎弥之助君   石橋 一弥君     渡海元三郎君   植竹 繁雄君     根本龍太郎君   浦野 烋興君     藤尾 正行君   亀井 善之君     田中 龍夫君   鴨田利太郎君     藤田 義光君   熊川 次男君     村山 達雄君   白川 勝彦君     澁谷 直藏君   宮下 創平君     正示啓次郎君 同日  理事川俣健二郎君、藤田高敏君、坂井弘一君及  び大内啓伍君同月四日委員辞任につき、その補  欠として川俣健二郎君、藤田高敏君、坂井弘一  君及び大内啓伍君が理事に当選した。     ───────────── 本日の会議に付した案件  理事補欠選任  昭和五十八年度一般会計予算  昭和五十八年度特別会計予算  昭和五十八年度政府関係機関予算  主査からの報告聴取      ────◇─────
  2. 久野忠治

    久野委員長 これより会議を開きます。  この際、理事補欠選任に関する件についてお諮りいたします。  委員異動に伴い、現在理事が四名欠員となっております。この際、補欠選任を行いたいと存じますが、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  3. 久野忠治

    久野委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  それでは、       川俣健二郎君    藤田 高敏君       坂井 弘一君    大内 啓伍君 を理事に指名いたします。      ────◇─────
  4. 久野忠治

    久野委員長 昭和五十八年度一般会計予算昭和五十八年度特別会計予算昭和五十八年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。  この際、各分科会主査より、それぞれの分科会における審査報告を求めます。  第一分科会主査代理石橋一弥君。
  5. 石橋一弥

    石橋(一)委員 第一分科会における審査経過を御報告申し上げます。  本分料会審査は、去る四日、五日及び本七日の三日間にわたって行いました。  質疑応答の詳細は会議録に譲ることとし、ここでは質疑項目のうち主なものについて御報告を申し上げます。  まず、防衛庁関係では、海峡封鎖の時期、方法効果並びに米国の諸要求に対するわが国対応集団自衛権及びシーレーン防衛に関する諸問題、防衛費のGNP一%枠の堅持、総合安全保障自衛隊員使命感ブルーインパルス事故原因損害補償並びに飛行訓練日米合同演習計画、F16三沢基地配備等の基地問題、富士演習場の返還問題、米軍艦載機夜間訓練候補地選定、戦前戦後の兵力の比較等。  国会、科学技術庁及び会計検査院関係では、公務員の週休二日制及び産前産後休暇並びに処遇面における男女平等問題、原子力関係施設事故対策国際科学技術博覧会準備態勢報償費実態会計検査検査方法等。  総理府沖縄開発庁、警察庁及び行政管理庁関係では、戦後処理問題特にシベリア抑留者の補償問題、有罪判決を受けた者に対する叙勲、自衛隊員クーデター計画国際婦人年国内行動計画障害者対策、同和問題、沖縄における旧軍用地の払い下げ、犯罪の検挙率と警官の配置、交通違反点数制度見直し、過積み及び暴走族取り締まり強化行政改革に対する行政管理庁長官決意等でありました。  以上、御報告を申し上げます。
  6. 久野忠治

  7. 砂田重民

    砂田委員 第二分科会における審査経過について御報告いたします。  本分科会においても同様に三日間審査を行い、本日終了いたしました。  質疑の主なるものは、まず、法務省関係では、少年非行対策更生保護行政、保護司に対する実費弁償金等改善ロッキード事件で受領した金銭の使途並びに榎本被告の法廷外発言問題、潜在不法入国者入国管理あり方外国人登録法指紋押捺義務等に対する見解、国籍法改正に伴う法制審議会国籍法部会中間試案をめぐる諸問題、協定永住者を中心とした在日韓国人法的地位整備同和対策人権問題等であり、  次に、外務省関係では、米・ソ核軍縮交渉と諸外国の動向、ヤルタ会談国際法上の効果対ソ貿易あり方東南アジア外交の進め方、日韓経済協力対外経済援助、北朝鮮の日本人妻に対する援護措置アフリカ外交公館職員充実確保ユネスコ本部に正式な日本代表部設置する問題、海洋法会議と資源の確保漁業外交推進総合安全保障の考え方、日米安保条約効果的運用、対米武器技術供与と武器輸出問題、レバノン駐留軍への資金協力自衛権戦時国際法との関係、ユニセフの救貧国についての現状とわが国対応等であり、  最後に、大蔵省関係では、人勧凍結についてのILO勧告取り扱い教育減税制度の導入、サラ金法案成立後の施行措置国有財産の処分による資金の活用、厚生年金積立金自主運用自動車損害賠償責任保険収支状況保険料の値上げ、東京ディズニーランド建設に伴う融資あり方、農家に対する税務調査所得税減税給与所得控除引き上げ自営業者についての記帳義務化、旧日本軍用地の払い下げ問題、臨調答申にいう推計課税整備申告納税制における税務行政あり方企業規模別退職給与引当金等実態税負担のアンバランス、所得税率段階区分改善、歩積み両建て、パートタイマー及び内職者に対する課税改善地方進出企業に対する国税の優遇措置、関西新空港問題等でありますが、その詳細は会議録に譲ることといたします。  以上、御報告いたします。
  8. 久野忠治

  9. 海部俊樹

    海部委員 第三分科会における審査経過について御報告いたします。  本分科会においても同様に三日間審査を行いました。  質疑の主なものは、文部省関係では、青少年の非行対策心身障害児教育充実学校給食教育的効果教科書検定制度あり方高校増設と将来の施設転用施設の改修、私学経営あり方研究指定校の教師の過重負担地域改善対策進学奨励補助金見直し、放送大学の開校見通し国立大学設置及び学部の増設医学教育あり方医師の偏在、国民体育大会あり方、第二国立国会図書館の設立、国立歴史民族博物館事業計画沖縄文化保存等であり、  自治省関係では、地方交付税算定基準自動車税減免措置同和対策推進するための財政措置国鉄新駅建設費の一部地方負担、パチンコの換金行為取り締まり寒冷地域でのスパイクタイヤ使用による粉じん対策消防団遺族への災害補償等でありますが、その詳細は会議録に譲ります。  以上、御報告いたします。
  10. 久野忠治

  11. 上村千一郎

    上村委員 第四分科会における審査経過を御報告いたします。  本分科会は三日間審査を行い、本日終了いたしました。  質疑応答の詳細につきましては会議録に譲ることとし、ここでは質疑事項のうち主なものを申し上げます。  厚生省関係では、中国残留日本人孤児問題に対する政府対応老人保健制度の運営に関する諸問題、原爆被爆者対策推進同和対策における福祉行政充実障害福祉年金拠出制国民年金との関係物価スライド見送り年金受給者への影響歯科医師の増加に対する対応医師国家試験問題の改善国立小児医療センター建設促進医療法人相続税制あり方歯科医療技術の適正な評価、はり、きゅうの医療保険上の取り扱い精神薄弱者佐にする総合施策在宅障害児者対策強化難治性肝炎及び小児糖尿病治療予防対策腎臓病患者治療予防対策及び雇用対策ガン対策強化地域医療対策推進優生保護法の改正問題、医薬品の安全等審査体制あり方薬務行政改善丸山ワクチン認可促進覚せい剤乱用撲滅食品添加物に対する厚生省の姿勢、沖縄県の戦災援護措置などであり、  労働省関係では、週休二日制の普及等労働時間短縮の推進雇用における男女平等の確保繊維関係零細企業労働者失業予防対策強化雇用調整助成金引き上げパートタイマー労働件確保対策としての雇い入れ通知書改善公共職業安定所職業紹介機能強化人事院勧告に関する国際労働機関理事会勧告に対する政府対応などでありました。  以上、御報告申し上げます。
  12. 久野忠治

  13. 武藤嘉文

    武藤(嘉)委員 第五分科会における審査経過について御報告いたします。  本分科会においても三日間審査を行い、本日終了いたしました。  質疑内容の詳細につきましては会議録に譲ることとし、ここでは主なものを申し上げます。  まず、環境庁関係では、湖沼水質保全法案の未提出の理由と提出の手順、湖沼汚染原因富栄養化対策湖沼COD総量規制と窒素、燐の排出基準の設定、志布志湾の国家石油備蓄基地建設自然環境保全との関連、都市近郊緑地保全及び河川公園等環境保全策水力発電所設置の際の環境影響評価実態、雨水の地下還元方式の是非、阪神高速道路の低周波公害等について質疑があり、  農林水産省関係では、食糧自給力強化策備蓄等食糧安全保障対策、米の需給安定策水田利用再編対策との関係、第三次土地改良長期計画実施方針受益者負担軽減策産業振興価格安定策及び自由化問題、韓国漁船違反操業による被害とその取り締まり及び今後の解決策沿岸漁業遠洋漁業及び栽培漁業振興策、水産物の需給の安定と価格体系適正化国土保全と林業の振興策農村婦人労働健康対策中央競馬会の軽種馬輸入に関する問題等について質疑が行われました。  以上、御報告申し上げます。
  14. 久野忠治

  15. 今井勇

    今井委員 第六分科会における審査経過について御報告いたします。  本分科会においても同様に三日間審査を行い、本日終了いたしました。  質疑内容の詳細につきましては会議録に譲ることとし、ここでは主なものを申し上げます。  まず、経済企画庁関係では、政府経済見通し達成のための個人消費喚起等内需拡大の方途、原油価格引き下げによる物価等国内経済並びに国際経済への影響と今後の経済政策、さらに、今後策定される経済計画の方向、国民生活質的向上のための社会資本整備などでありました。  次に、通商産業省関係では、放射性廃棄物貯蔵施設建設安全性確保貸し衣装業対策商品取引所改善基礎素材産業対策地域経済中小企業振興融資制度原油価格引き下げに伴うエネルギー需給国民経済的観点からの政策テクノポリス構想候補地選定等今後の予定、対米武器輸出の可能性問題、対共産圏貿易問題、大型店舗の出店問題、新聞販売あり方コンピューターソフトウエア保護対策などでありました。  なお、山中通産大臣から、対米武器輸出問題について、締めくくり総括質疑の際、政府統一見解を示すよう、関係閣僚と協議したい旨の発言がありましたことを申し添えておきます。  以上、御報告申し上げます。
  16. 久野忠治

    久野委員長 第七分科会主査越智伊平君。
  17. 越智伊平

    ○越智(伊)委員 第七分科会における審査経過について御報告いたします。  本分科会においても、各分科会同様三日間審査を行い、本日終了いたしました。  質疑の主なものは、まず、運輸省所管について、航空関係では、関西新国際空港建設に係る諸問題、羽田空港の沖合い移転計画と跡地利用、地方空港の整備と新空港の建設、空港周辺の整備、騒音対策、軍事訓練空域の設定、羽田沖の日航機墜落事故の遺族補償と日本航空の管理体制、調布飛行場でのタイヤ損壊事件と同飛行場の移転計画など、鉄道関係では、特定地方交通線の存廃とバスへの転換問題、首都圏における輸送力強化と通勤新線の建設促進、東北新幹線開業と在来線との接続、北陸新幹線の建設計画、在来線の複線化等の促進、貨物取扱駅の統廃合、国鉄の民営分割、青函トンネルの活用、国鉄の身障者運賃割引制度の見直し、国鉄駅舎の改良と都市計画など、自動車関係では、車検制度の見直し、タクシー事業の経営とタクシー運転手の健康管理、地方バス路線への補助など、以上のほか、トンネル工事等地下労働者の健康管理、大都市圏の地下鉄整備、禁煙車の増設、国鉄職員の服務、東京多摩地区のモノレール化についてなど、  次に、郵政省所管について、離島の電話料金、電話利用サービス、聴力障害者向け文字多重放送の普及、簡易保険の契約者貸し付け、郵便貯金の自主運用、自動車電話、留守番電話等のサービス改善週休二日制の推進、特定郵便局長の服務規律の確保、電電公社の経営形態、切手の発行政策、電子郵便の拡大普及などでありましたが、その詳細は会議録に譲ることといたします。  以上、御報告申し上げます。
  18. 久野忠治

    久野委員長 第八分科会主査藤本孝雄君。
  19. 藤本孝雄

    ○藤本委員 第八分科会における審査経過について御報告いたします。  本分科会においても同様に三日間審査を行い、本日終わりました。  建設省及び国土庁に係る質疑の主なるものは、水源地域対策の推進、一般国道の整備促進、住宅・宅地施策の推進、都市計画事業の促進、河川の改修と水害の防止、地元中小企業に対する官公需の受注の確保、本四連絡架橋工事の進捗状況、国鉄地方線の廃止と過疎対策、東北開発株式会社の民営移管、関西学術研究都市計画の推進、筑波学園都市の整備、桜島における防災対策等でありましたが、その詳細は会議録に譲ることといたします。  以上、御報告申し上げます。
  20. 久野忠治

    久野委員長 以上をもちまして分科会主査報告は終了いたしました。  次回は、明八日午前九時三十分より開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後五時五十九分散会