○
国務大臣(
秦野章君)
一言ご
あいさつを申し上げます。
このたび、はからずも
法務大臣に就任いたしまして、
法務行政を担当することになりました。その職責の重大であることを痛感している次第でございます。
法務行政の
使命は、
法秩序の
維持と
国民権利の保全にあることは申すまでもございません。国の内外にわたってきわめて困難な問題が山積しております折から、
国民生活の安定を確保し、
国家社会の平和と繁栄を図ることが、
政府に課せられた基本的な課題でありますが、その
実現のためには、国の
法秩序が揺るぎなく確立され、
国民の
権利がよく保全されていることが何よりも肝要であると存ずるのであります。私はこの
使命を遂行するため、
法務行政の各分野にわたって一層の
充実改善を図り、時代の要請に応じた適切な施策を講じ、真に
国民の期待する
法務行政の
実現に率先して努力してまいりたいと存じております。
もとより、これらのことは、
委員長初め各
委員皆さんの御
理解御協力なくしてはとうてい果たし得ないのでございます。どうかよろしく御
支援と御
鞭撻のほどを心から
お願いを申し上げる次第でございます。
以上、簡単でございますが、所信の一端を申し述べまして、就任のご
あいさつとさせていただきます。