○瀬戸山国務大臣 このたび文部大臣に就任いたしました
瀬戸山三男でございます。
国政のかなめは国づくりであり、国づくりの根本は人であります。したがって、人づくりにかかわる文教は、いつの時代においても国家百年の大計であり、国政の基本となるものと信じております。
今日、国際環境がますます厳しくなる中で、わが国が科学技術の進歩に立ちおくれず、また、世界に孤立することなく、将来にわたり繁栄を維持するには、人づくりを重視し、創造力豊かで心身ともにたくましく、国際的な視野を持ち、平和を愛する国民の育成が図られなければならないと考えます。
財政事情を初めとして、
文教行政を取り巻く情勢がきわめて厳しい今日、微力ではございますが、わが国の教育、学術、文化の振興に全力を傾注する決意でございます。
当
委員会の御審議の趣旨を体して
文教行政を進めてまいりたいと考えておりますので、
委員長並びに
委員の皆様方の御指導、御協力を心からお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。よろしくお願いいたします。(拍手)